山陰本線169Dは、11時40分に香住駅1番乗り場に到着。普通列車の約半数が折り返す駅で、2面3線の構内を有します。
では、駅舎の中へ。改札の左手には自動券売機と「みどりの窓口」が。
で、右手には18人分座れる待合室が。
その駅舎側では、香住高校水産科による水族館が。駅の中の水族館は珍しい事例です。
一方、エントランス側では「東日本大震災 復興の光」が。ホタルイカを貼り付けて光を散りばめた作品です。
それでは駅舎撮影。昭和34年3月築の、国鉄後期型駅舎です。トイレは鳥取方にありますが、改札外からは利用出来ません。
駅前は人っ子一人歩いておりません。しかも、正面の店舗は「貸物件」。でも、喫茶店が2軒。滞在時間が51分。そのうちの「楽園」に入り、野菜炒め定食でお昼にしました。店員さんが暇そうにしてました。
昼食を終えて駅前に出ると、2台の観光バスが乗り付けられてました
「香住駅」の前には蟹の爪が「またきてね 香美町」。
地下道をくぐって2番乗り場に行くと、先ほどの観光バスから吐き出された方々で大混雑。当然ながら、12時31分発の171D(キハ47 1037+キハ47 8)も大混雑で、老夫婦のボックスに座るのがやっと。
豊岡のキハ47系は冷房車ですが、扇風機が付いています
12時50分に久谷駅に到着。団体客が浜坂まで乗り通したようで、降りるのに難儀しました。一見すると対面式ホームですが、交換設備が廃されて棒線化されています。下り副本線も撤去されています。
ホーム上にはヨド物置とおぼしき待合所が。3人分座れるベンチがあるだけ。正駅舎があるのではないかという声も聞かれますが…。
あったんです!以前の話ですが。昭和57年10月築の駅舎でしたが、平成24年11月23日に用途廃止となり、立ち入ることすら出来なくなりました!トイレも。
時刻表を。上下其々9本ずつで、1往復を除いて全てワンマンです。滞在時間は35分。
つづく
参考サイト さいきの駅舎訪問