13時56分発の173D(キハ47 1+キハ47 139+キハ40 2007)で鎧駅を出発。
13時59分に餘部駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。手前に鉄骨のようなものがありますが、ベンチです
それでは駅舎撮影。平成22年9月に設置されたコンクリの待合所です。トイレは鳥取方に。
時刻表を。快速も停車し、上下其々11本ずつです。滞在時間は35分。
折角なので、「地上」に下りてみます。途中には旧橋梁がありますが、その余部鉄橋は明治42年2月に着工し、明治45年1月に完成しました。当時はトレッスル式鋼橋として東洋一の規模を誇ったものです。
「地上」への最後のスロープの入口には開業記念樹が。餘部駅は昭和34年4月に開業しました。
「地上」に下りると旧ガードが。平成22年8月12日をもって役目を終えたとは未だに信じられません。
新余部鉄橋であるコンクリート橋をくぐると「道の駅 あまるべ」が。餘部駅はうっしーさんのサイトで133位にランクインされていますが(2017年2月11日現在)、一大ドライバーズスポットに成長したものです。
その隣にはちょっとした鉄道資料館が。無料なのが嬉しいところ。
雨が本降りになる中、旧線を利用した「空の駅」へ。「空の駅」は平成25年5月3日に開駅しました。尚、運用時間は8:00~19:00です。
アクリル板の向こうには、餘部漁港が。餘部駅といえば、現在の鉄道会社の風規制基準の教訓となった悲しい歴史があります。1986年12月28日、回送中だったお座敷列車「みやび」が強風にあおられてカニ加工場に墜落し、同加工場の従業員5人と「みやび」の車掌さんが犠牲となったのです。これにより、風速20m/s以上が徐行運転、25m/s以上が運転中止と定められたのです(一般規制の場合)。
最後まで行ってみました。さすがに安全上の理由で先端までは行けないようになっています。閑話休題、この新鉄橋の運用開始により、同区間の運転中止基準が風速30m/sに緩和されました。
早いもので出発の時間となりました。14時34分発の1176Dで豊岡方面へ。「キハ40 2007+キハ47 139+キハ47 1」の3連でしたが、先ほどのツアー客が乗り込んで大混雑。何とか「キハ47 139」のボックスの一角に収まりました。
つづく