台風19号で長野新幹線車両センターが水没したのには衝撃を受けてますが、その他の在来線でも大きな輸送障害が生じています。武蔵小杉駅は、新南口が水没していた関係でエスカレーター、エレベーターが故障している関係で極めて混雑が激しくなっており、ラッシュアワーには入場制限がかけられています。水郡線は、第六久慈川橋梁が流失したため、常陸大宮以北が現在も不通です。両毛線は、永野川橋梁が橋台の背面が崩壊したため、足利ー栃木間で運転を見合せています。中央本線は、高尾ー大月間で土砂流入があり現在も不通で、「あずさ」「かいじ」はもとより「富士回遊」「はちおうじ」「おうめ」もダメです。中央道も通行止めなので、山梨県方面と首都圏の交通網が寸断されている形です。尚、上田電鉄は、上田ー城下での千曲川橋梁が流失し、上田ー下之郷にて運転を見合せています。全線復旧には1年以上かかるでしょう。1日でも早い復旧が待たれます。
さて、本題に。「南紀5号」に抜かれた後、紀勢本線331Cは15時49分に尾鷲駅を発車。
16時16分に二木島駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。
では駅舎の中へ。窓口のようなものがありますが、完全に無人化されて何もなくなっています。荷物扱所跡には海岸線が描かれています。
それでは駅舎撮影。昭和34年の開業時からのブロック積みの駅舎です。右手にはトイレがありますが、汲み取り式です。
滞在時間はたったの10分。坂を下ると天理教教会が。
集落に出たところで引き返します。これから駅数を稼ごうとしている時に限って曇ってくるし…。
ではバス停の時刻表を。熊野市バスが1日3往復です。朝の1本は水曜日のみ運行です。
16時26分発の334C(キハ25系M108編成)で多気方面へ。
16時31分に賀田駅に到着。交換可能駅で、島式ホーム1面2線の構内です。
では駅舎の中へ。こちらも無人化されて何もなくなっています。窓口跡には熊野古道の絵が。
それでは駅舎撮影。昭和34年の開業時からのブロック積み駅舎です。トイレは新宮方にありますが、汲み取り式です。
駅前には石が山積みになってましたこれまでの乗り継ぎ旅で、駅前に石が積まれている駅は初めてです。
滞在時間を41分確保したので周辺散策。標高は7.7m。
次は、冬の臨時列車についてお伝えする予定です。
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