岩瀬浜駅に行く前にニュースをお伝えします。JR北海道は今日、キハ261系5000番代の「ラベンダー編成」を、来る5月8日にデビューさせると発表しました。その処女列車は「HOKKAIDO LOVE! FURANO号」であり、全号車指定席です。しかも、往路は富良野線経由、復路は根室本線経由です。尚、5月15日以降の運転の際には自由席が設定される予定です。
さて、本題に。東岩瀬駅から1303(T103編成)に乗車し、13時39分に岩瀬浜駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。
北側には車止め。すなわち、富山港線の終点です。そのまま進むと、日本海に出ちゃいます。
驟雨の中で駅舎撮影。JR西日本富山港線時代の駅舎は既になくなって、屋根のある停留所になってました。自動販売機がありますが。
ホームのベンチの壁面では、北前船と岩瀬曳山祭がPRされてました。
トイレはロータリーの片隅に。JR西日本時代には無かったでしょう。
案内板を見てみると、しんきろうサイクリングコースが紹介されてました。ま、この天気ではとてもサイクリングどころではないですが。
折角なので周辺散策。駅前には県道1号が通じています。岩瀬海水浴場へは400mほど。
南に2分ほど歩を進めるとファミリーマートが。立山カップを購入しました。
その向かいには岩瀬カナル会館が。更に歩を進めると岩瀬運河がありますが、渡りませんでした。
で、その入り口には「ノーベル街道」が。富山市から高山市にかけての国道41号のことです。田中耕一、利根川進、梶田隆幸、小柴昌俊、白川英樹と壮々たる面々が登場します。あの「カミオカンデ」も沿道にあります。
駅に戻ると、ちょうど水橋漁港からのフィーダーバスがやってきました
待合スペースの岩瀬ゆうこもフィーダーバスを案内していました。新潟市と富山市では交通政策の本気度が何かが違う。。
変異ウィルスや巨大余震の影で風化されつつありますが、明日で東日本大震災から丸10年の節目を迎えます。先週土曜には、三陸沿岸道が気仙沼港IC〜唐桑半島IC間が開通し、宮古市から仙台、いや首都圏まで高規格道路で結ばれました。しかし、あの大津波の行方不明者の捜索が未だに続いており、福島第一原発事故に伴う「帰還困難区域」も未だに多く存在します。この10年で明らかになったのは、日本の電源構成が、原発再稼働がたったの4基に留まっており、火力に大きく依存せざるを得ない現実です。カーボンニュートラルなぞ夢のまた夢です。もし、日本がパリ協定の公約を本当に果たしたいのならば、今以上に再生可能エネルギーの活用を進めつつ、原発の稼働数をほぼ震災前の水準に戻すのが現実的でしょう。
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