12時4分に養父駅に到着。ミニ庭園を含めて極めて良好な状態の木造駅舎にすっかり感動してしまいました。
出発の時間が近づきホームへ。駅裏は山々に抱かれた長閑な一帯ですが、10分ほど歩くと南丹スポーツセンターがあったりします。
出発前にふと側線を見ると、新潟鐵工所製の保線用車両が止まっていましたその後、12時32分発の434M(223系F5編成)に乗車して福知山方面へ。
12時48分に上夜久野駅に到着。交換可能駅で、島式ホーム1面2線の構内です。
左手の待合スペースへ。4辺のうち3辺に木製のベンチが設えられています。
跨線橋を上り下りすると、入口には自動券売機が。
それでは駅舎撮影。といっても昭和56年3月築の跨線橋のみなのです。以前は立派な駅舎が建っていたに違いありません。駅前の雨除けにFRP製の椅子が8人分設けられています。
時刻表を。1日16往復(土休日運休1往復含む)ですが、内14往復がワンマンです。滞在時間は48分。
駅前には鉄道50周年を記念してつくられたミニ庭園が。先ほどの養父駅とは異なり管理する人がおらず、水が干上がって荒れ放題です。ちょっと残念です。
少しの間、周辺を歩いてきます。国道9号から離れており静かな山里ですが、付近に京都府緑化センターがあったりします。発着のないバス待合所に行き、桜鑑カップで一杯やりました。
駅に戻ると、ちょうど「きのさき5号」を見逃したところ。ホームからふと駅前を見ると、隠れた所に汲み取り式トイレが。
上りホーム先端でしばらく待っていると、「きのさき16号」が通過していきました。私の鉄道人生で最後の国鉄色381系との邂逅でした。
つづく
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山陰線駅巡りの前に北海道新幹線関連のニュースをお伝えします。JR北海道は昨日、北海道新幹線の料金体系を発表しました。新青森~新函館北斗間の乗車券+特急券は7260円(普通車・通常期)で、特定特急券は新青森~奥津軽いまべつ、木古内~新函館北斗が其々1310円、奥津軽いまべつ~木古内間が1490円となりました。北陸新幹線の特定特急券が良心的な価格だったので、北海道新幹線のキロ当たり特急料金が東北新幹線の1.52倍というのはどう考えても「ぼっている」としか思えません。JR北海道は「青函トンネルの保守・管理及び冬季のメンテナンスコストを考慮した」としていますが、相次ぐデーター改竄や出火事故で揺れている中、可及的速やかに建設コストを回収しようという力学が強く働いたからではないかと考えられます。
では本題に。「こうのとり3号」が1番乗り場に到着し、山陰線432Mは八鹿駅を発車。「こうのとり3号」が国鉄色の381系だっただけに、ちょっと惜しいチャンスを逃したなといった感じでした。
11時38分に和田山駅4番乗り場に到着。播但線との分岐駅で、島式ホーム2面の構内です。
駅裏の方を見ると、朽ち果てた煉瓦車庫が。何とか保存する方策はないのだろうか。
階段を上がって改札を抜けました。改札の左手には「みどりの窓口」があり、営業時間は5:10~23:00です。
窓口から出口方向に進み、右手の部屋に入ると待合所。KIOSKが併設されています。尚、左手の部屋はトイレです。
待合室の中から駅前の様子を。駅前道路は「和田山駅前センター街」です。付近には朝来市役所が。
地上に下りて駅舎撮影。昭和51年4月築の、3階建のコンクリ駅舎です。1階は喫茶「和幸」となっており、夕食用の但馬の里牛肉弁当を購入しました。
駅前ロータリーには「!」のようなモニュメント。「浮くかたち—宙」(植松奎二)です。
再び改札をくぐってホームに上がると、キハ41の並び右は国鉄色、左は「鉱石の道」ラッピング車でした。
山陰線ホームに上がって見取り図を描いていると、1人の女のコに出会いました。豊岡に遊びに行くとか。彼女と共に、11時59分発の431M(223系F9編成)に乗車して豊岡方面へ。
12時4分に養父駅に到着。交換可能駅で、島式ホーム1面2線+保線用側線1本の構内です。
では駅舎の中へ。委託駅ながらも窓口が生きており、荷物扱所の跡も残っています。
駅舎に出る前に時刻表を。上下16本ずつ(土休日運休1本含む)で、内14本がワンマンです。滞在時間は28分。
それでは駅舎撮影。明治41年3月築の木造駅舎が健在です。
トイレはどこかというと、線路寄りの隠れたコンクリの一角に。昭和56年3月築です。
ミニ庭園を拡大。鉄道100周年で植えられた樹木もありますが、極めて良好な状態を保っています。今まで訪問した木造駅舎の中で最も印象に残りました。
つづく
参考サイト さいきの駅舎訪問
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前回はJ-TREC新津事業所の公開の模様をお伝えしました。北陸新幹線開業キネン乗り継ぎに戻りましょう。
その2はこちら
上川口駅から429Mに乗車。427M以上に混雑しており、2両目の女の子の隣に座るのがやっと。
11時ちょうどに八鹿駅に到着。普通列車が特急列車に抜かれることはないですが、2面3線の構内を有します。
改札を抜けて駅舎の中へ。左手に「みどりの窓口」があり、営業時間は7:20~18:45(休み5回)です。
右手の待合ルームへ。センバツが延々と流れていました。KIOSKがありますが、訪問月(3月)は9日しか営業しておらず、この日も休業日でした。
それでは駅舎撮影。明治41年7月の開業時からの木造駅舎が健在です。改札をくぐって右手にはコンクリのトイレが。
駅舎の右手にある和風の木造の建物。改札外のトイレです。
駅前には全但バスの営業所。氷の山、ハチ高原…と書かれており、温泉街やスキー場などへの玄関口です。それにしても、建物からして時代を感じます。
周辺散策の前に時刻表を。特急列車全14往復(定期列車のみ)が停車し、上下其々30本(土休日運休1本含む)です。
27分の滞在時間ながら周辺散策。まるで時間が止まったかのような雰囲気です。
3分ほど歩き、急階段を上ると稲荷大明神に到着。ここで、JR全線完乗のタイトル奪還を誓ってきました。
境内からは八鹿の街並みが手に取るように。八鹿駅がすっかりミニチュアです。
駅に戻ると、11時27分発の432M(223系F9編成)がもう到着してました!「こうのとり3号」の到着待ちで9分も停車してたので、心配ご無用でした。
つづく
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本日、「レールフェスタ in にいつ」の一環としてJ-TREC新津事業所で一般公開が行われました。今年は、昨年と比べて盛り沢山の内容となりました。それではご覧下さい。
北門から第二艤装工場に入ると、今年の公開の目玉の1つである「E233系車両ができるまで」。
今回の成長過程に使用されたのは、南武線のE233系N34編成になるうちの数両。これは吊革が取り付けられただけの状態。
座席の下板と化粧版が取り付けられました。まだ座れる状態ではありませんね。
第一艤装工場では、N35編成の内の数両の車体の成長過程が。電気類が取り付けられる前で、バルブ撮影に。
駅長ミニ制服記念撮影に使われたのは、E129系A30編成になるうちの1両。
台車組立工場に移ると、おびただしい数の車輪がお出迎え。
続いて、主電動機もお出迎え。
もう少し進むと、台枠が完成してました。
もう少し進むと、台枠が溶接されただけの状態でお出迎え。NR6という6脚のロボットで溶接されます。
出口に向かうと、再びおびただしい数の主電動機がお出迎え。
出口近くでは、重要なブレーキ部品が。これはライニング。
Iブロックに行くと、第一建設工業の工事用車両の展示。乗車も出来て実際に動いてました。
で、もう1つの目玉である体験乗車が。E129系A25編成+A26編成が使用されました。
時間になったので、台車入れ場へ。㈱JR東日本テクノロジーにより執り行われました。ビス取り付けもとにかく指差確認です。
台車が取り付けられて午前の部は終了。
構体修正工場では、E233系とE129系の構体だけの展示。
第二加工工場では、今年もサスケ2号が稼動してました。
総合案内所の近くでは、次世代乗務員室のモックアップが。E235系のものですが、ブラインドがパネル式からスクリーン式になったりしてました。
そして、毎年お馴染みの警察署のイベントが。
白バイの隣にはパトカー。
消防署のイベントも、例年通りにはしご車で。
最後にミニ電車を。勿論、新潟の車両であるE129系電車でした。
J-TREC新津事業所の今年の公開は以上です。ほぼ数年前と同レベルになってきたとみていいのではないでしょうか。昨年はE129系がロールアウトされただけで企業秘密ということだけだったかもしれません。4連バージョンはまだ製造が始まってすらいませんでした。来年はどうなることやら。
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北陸新幹線乗り継ぎの前に残念なニュースが入りました。本日、「スーパーとかち1号」で床下で発煙騒ぎがあり、占冠~トマムで運転を見合わせました。幸い、客室に煙が入らずけが人はいませんでした。燃料タンクから軽油が漏れて引火したということです。キハ261系に違いないですが、JR北海道の再建に水を差された格好です。
では、本題に。下夜久野駅から9時27分発の427M(223系F7編成)に乗車。「リレー号」ということで、京阪神に出張に向かうとおぼしき眼鏡女性と相席に。
9時35分に上川口1番乗り場に到着。退避可能駅で、2面3線の構内です。
それでは駅舎撮影。ここでは表現しにくいですが、微妙に屋根のある簡易駅舎です。トイレは豊岡方にありますが汲み取り式です。
では駅舎の中へ。6人分座れるベンチが設えられ、造花が添えられています。無人駅で何もないですが、平成24年11月より名誉駅長(鉄道OB)が配置されています。
時刻表を。上り、下りとも16本(土休日運休1往復)ですが、内14本がワンマン列車です。上川口での滞在時間は44分。
駅前には見事なミニ庭園。「招福」とか「人生」とか書かれてました。
それでは周辺散策。駅前道路を数分歩くと、牧川を渡ります。朝の光と背景の山があいまって、素晴らしい風景が出来上がりました。
国道9号にぶち当たると、そこは住宅展示場でした。沿道は確かに住宅が並んでいますが、コンビニの類は一切なく駅に戻ります。歩道すらないし。
駅に戻って少し落ち着いていると、国鉄色の381系である「こうのとり1号」との一瞬の邂逅を果たします。今月31日にビッグXネットワークに683系改造の289系がデビューするので、今思えば思い出の一枚となりました。国鉄色の381系を納めたい方は今のうちです。また、381系「くろしお」も10月30日が最終日となります。
静かな待合室で休憩していると、10時16分頃に223系F1編成である430Mが1番乗り場に到着。それと交換する形で、10時19分発の429M(223系F5編成)が2番乗り場に到着しました。
次は、J-TREC新津事業所の公開の模様をお伝えする予定です。
続きはこちら
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2015年3月14日に金沢まで延伸した北陸新幹線。開業当初は「見るだけ」のお客さんが多かった印象がありましたが、金沢市の近江町市場や富山県の五箇山などで沿線の観光客が急増しており、本日、日本鉄道大賞に選ばれました。そして、今月より「北陸ディスティネーションキャンペーン」期間に入り、10月3日には七尾線にて「花嫁のれん」が運転開始し、10日には城端線、氷見線にて「ベル・モンターニュ・エ・メール」が運転を開始します。
でも、これからお伝えするのは「北陸新幹線開業キネン乗り継ぎ」です。金沢~富山間のみで高岡駅を除く3セクの駅で下車しない限り「18きっぷ」で通過可能という特例が設けられたものの、富山~直江津間は通過利用であっても「18きっぱー」救済の特例措置は一切なしということで、高速バスで京都に出て山陰線駅巡りをして福井に止まった後、後半で北陸新幹線の初乗りを果たすという行程になりました。
前置きはこれくらいにして、そろそろ出発しましょう。
2015年3月20日。姉に送ってもらい、新津駅19時59分発の信越線2241Dに乗車。タラコの「キハ47 514」を先頭に、「キハ47 1518+キハ47 1520+キハ40 582」とつないでました。新潟駅手前の場内信号で抑止され、5分遅れの20時28分に新潟駅2番線に到着。
新潟駅前からは21時発のウィーラートラベルS3621便で京都駅八条口へ。栄PAの休憩から草津PAの休憩まで爆睡。草津PAの休憩を終えてからカロリーメイトで朝食タイム。
「18きっぷ」に日付印を入れ、6時37分発の山陰線225M(223系F10編成+221系K10編成)に乗車。予め先頭寄りに並んでたので、難なく進行方向左側をゲット。これは東映太秦映画村。
土師川を渡り、8時38分に福知山駅に到着。
折角の乗り換え時間を利用して駅舎撮影。5年前と同じく城の白壁、福知山踊りの編み笠をイメージした駅舎がお出迎え。
ついでにC11 40も。あの頃は状態が良かったのに、5年の月日が流れると色褪せが目立ってきます。保存は屋根付きに限ります。
再びホームに上がると、ちょうど「きのさき1号」が出発したところ。8時54分発の427M(223系F9編成)で福知山駅を出発。
9時10分に下夜久野駅に到着。交換可能駅で、島式ホーム1面2線+保線用側線1本の構内です。
駅舎に出ようと跨線橋を渡ります。その途中に自動券売機。
跨線橋を上り下りして時刻表を。上り、下りともそれぞれ16本ずつ(土休日運休1往復含む)です。何か意味ありげに自動車のタイヤが。
それでは駅舎撮影。大きな駅舎ですが、「浪漫亭」という中古車屋さんが殆どのスペースを占めています。これまで2921駅(2015年10月7日現在)巡っていますが、車屋さんが併設している駅舎は初めてです。
短い時間で周辺散策。国道9号を2分ほど歩くと東経135度線のモニュメント。東経135度線といえば明石の天文台が有名ですが、ここで子午線に出会えたのは大きな発見でした。
つづく
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本編の前にニュースをお伝えします。本日、JR東日本は「現美新幹線」のエクステリアデザインを発表しました。デザイナーは既述の通り蜷川実花氏で、6両とも長岡花火をモチーフとしたデザインとなるそうです。
では、本題に。N36編成が要検から帰って3次新潟色になり、長野色のままのN編成はN33のみとなりました。その後を追うように、N16編成が2次新潟色のままで9月24日未明に大宮工場から要検から戻り、28日の2551Mの前位についていたのが確認されています。さらに、9月29日早朝にはS3編成が要検から帰り、本日の423Mの後位に入っていたのが確認されています。それに代わって、N15編成が9月8日の未明に大宮工場に入場しています。
それでは、2015年9月分の新潟の115系電車をお伝えします。特記以外は新潟駅での撮影です。
張子は、2015年9月4日の信越線2551M。N26編成+N8編成でした。新津駅で撮影。
続いて、新津駅にて信越線3375Mを。N25編成でした。
2015年9月5日。新津駅3連発です。信越線427Mは、N26編成+N8編成でした。
続いて、信越線429Mは湘南色のL9編成でした。
そして、信越線1721Mは湘南色のN23編成でした。
2015年9月6日。越後湯沢駅にて上越線1749Mを。N11編成でした。
2015年9月10日。羽越線933Mは、S6編成+N6編成でした。
東新潟駅にて羽越線935Mを。L5編成でした。なぜか12分くらい遅れてました。
ここで、「モハ114-116」の車内を御覧下さい。国鉄さながらの狭いボックスシートで、扇風機が残っています
新潟駅に戻って越後線1544Mを。湘南色のL6編成でした。
9番線に行って信越線441Mを。N20編成+S4編成でした。
信越線442Mは、N21編成+N39編成でした。
信越線3372MはN38編成でした。
越後線146Mは、N9編成+L8編成でした。
2015年9月12日。信越線1323Mは、N18編成+S12編成でした。
大形駅に行き、羽越線933Mを。S9編成+N9編成でした。
石動踏切のポイントで羽越線934Mを。N36編成+N30編成でした。
新潟駅に戻り、信越線440Mを。L7編成でした。E653系U103編成と並べました。
そして、羽越線935MはL10編成でした。
4番線に行き、羽越線936Mを。L5編成でした。
亀田駅に行き、信越線1742Mを。L13編成でした。
2015年9月13日。信越線1323Mは、N28編成+S10編成でした。
新津駅に戻り、信越線433Mを。N22編成+S7編成でした。
2015年9月18日。ここで新津駅4連発。まず、信越線427Mは、N31編成+N2編成でした。
「おはよう信越」はL7編成でした。本来のE653系が車両不具合となったため編成変更となり、全車自由席になったものです。
そして、信越線429MはL5編成でした。
さらに、信越線1721MはN25編成でした。
時間をおいて、越後線1544Mを。湘南色のL6編成でした。
ここで、「モハ115-133」の車内を御覧下さい。国鉄さながらの狭いボックスシートが並んでおり、天井は黄ばんでいます。
では、信越線3372Mは、いま話題に上ったN36編成でした。
4番線に行き、越後線150Mを。N30編成+L13編成でした。
荻川駅に行き、信越線2545Mを。S11編成+N25編成でした。
2015年9月20日。新津駅にて羽越線2123Mを。N27編成+N7編成でした。
新潟駅にて越後線129Mを。L7編成+N1編成でした。
2015年9月26日。信越線432Mは、S5編成+N28編成でした。
豊栄駅にて羽越線1932Mを。N6編成+N12編成でした。
で、羽越線931MはL7編成でした。肝心な時にシャッターが切れてなく、このような絵になってしまいました。
新潟駅に戻り、越後線141Mを。いま話題に上ったN35編成がN32編成を従えてました。
ここからは小針駅3連発。まず、越後線136MはN7編成でした。
次に、越後線143Mは、N23編成+N9編成でした。
そして、越後線1541Mは湘南色のL9編成でした。残念ながらもろ逆光でした。
最後に、新津駅にて2015年9月30日の信越線2551Mを。N26編成+N2編成でした。
大変長くなりましたが、2015年9月分の新潟の115系電車は以上です。「第14回」でL5編成の去就について触れましたが、シルバーウィーク明けには運用から外れていたものの、本日の越後線1552Mの後位に入っていました。大変失礼しました。それにしても、中間のモハ車が0番台なので予断を許さないことは確かです。L6編成も要注意です。
ところで、E129系ですが、A23編成が新潟車両センターで確認されているものの、運用に入っている様子がありません。次の運用改正を待っているものと思われます。運用に入るのは12月ではないでしょうか。
次は、「北陸新幹線開業キネン乗り継ぎ」をお伝えします。
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江差線駅巡りの話の種としてJR北海道のキハ40系をお伝えします。
北海道をJRで旅していると必ずと言ってもいいほど見かける気動車があります。それはキハ40系。札幌近郊及び留萌本線、宗谷本線の音威子府以北や根室本線の釧路以東以外の線区で運用されています。日高線及び室蘭線の東室蘭以東で出力増強車である700番台が走る他は、一部の例外を除いて白地に黄緑色の帯となっています。新潟地区のものとは異なり、例外なくワンマン仕様であり、非冷房でデッキというものが存在します。また、厳しい気候の地域を走ることから窓は二重となっています。このようにJR北海道の顔ともなっていますが、デビューから35年余りが経過し、経年故障も多々発生し、昨年には釧路発帯広行きの2526Dが発煙のため白糠にて運転打ち切りとなる事態も発生しています。JR北海道は、再生計画の一環として、来春のダイヤ改正にて「腐食が進み、使用に耐えられない」10両を淘汰し、その充当列車を15%程度減らすとしています。
それでは、北海道のキハ40系の運用シーンを見てみましょう。
まずは、2014年8月23日の函館線5882Dを。「キハ40 1815+キハ40 1813」の編成で桔梗駅に到着しました。
次に、2015年9月21日の札沼線5425D。「キハ40 822」にて石狩当別駅で発車を待っていました。
その「キハ40 822」の銘板。富士重工にて昭和56年に製造されました。
その「キハ40 822」の車内。1+2列のボックスシートになっています。
扇風機を拡大。しっかり「JNR」と付いているではないですか
石狩月形駅で交換した札沼線5424D。「キハ40 402」でした。ドアの色が黄緑です。
その「キハ40 402」の銘板。昭和56年に富士重工で製造され、平成6年に苗穂工場で改造されています。
「キハ40 402」の車内。2+2列のボックスシートになっています。
2015年9月22日。北海道医療大学駅に到着する札沼線5426Dを。「キハ40 402」でした。
そして、札的駅まで乗車した札沼線5427Dを。「キハ40 822」でした。札沼線の石狩当別以北の気動車は毎日車両交換が行われるのではなく、交番検査など必要な場合のみ回送で札幌まで顔を出すのみです。
2015年9月23日。函館線の始発列車である長万部行き2841Dを。祭日なので大沼始発の4850Dの車両をつないでおらず、函館駅発時点で「キハ40 836」の単行でした。
そして、江差線の始発列車である上磯行き1150Dを。「キハ40 808」でした。
その「キハ40 808」の銘板を。昭和55年に富士重工で製造されました。
函館駅から七重浜駅まで乗車しました。「キハ40 808」は2+2列のボックスシートでした。同じ800番代でも、苗穂所属と函館所属とではこうも異なるのですかね。
七重浜駅にて江差線121Dを。「キハ40 802+キハ40 835」の2連でした。
最後に、七重浜駅から木古内駅まで乗車した江差線120Dを。「キハ40 841」でした。
JR北海道のキハ40系の運用シーンは以上です。JR北海道は、2019年度よりJR東日本と共通仕様の新型電気式気動車を導入するとしています。JR北海道での非電化区間は、数年後にはその姿が一変するに違いありません。出来ればキハ54系についてもお伝えしたいところですが、何せ活躍している所が留萌本線以北と道東ですから。
次は、新潟の115系電車の「いま」をお伝えします。
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前回はこちら
「リゾートしらかみ2号」は13時31分に秋田駅に到着。「こまち13号」の撮影をした後、14時17分発の羽越線2544M(左の701系N103編成)に乗車。
14時59分に羽後本荘駅に到着。昭和56年10月築のモダンなデザインの駅舎です。トイレは秋田方に。駅スタンプの表題は「光ふる水辺のまち本荘」。
駅前ロータリーの中心には本荘追分のモニュメント。駅前は古い土産物屋。
では駅舎の中へ。3台の自動改札の左手には自動券売機が2台。その手前には「みどりの窓口」があり、営業時間は5:50~22:00。窓口の部屋には「びゅうプラザ」が入っていましたが、先月末を以て営業を終えました。
自動改札の右手には30人分座れる大きな待合室。KIOSKがあり、営業時間は6:30~19:00。
KIOSKで天寿を購入して写真展へ。由利本荘市の見所が紹介されていました。
由利高原鉄道の気動車を記録しようと早めに改札をくぐります。15時31分頃に矢島からの16Dがやってきました。奇抜なデザインのYR-3001でした。秋田方面にのみ接続が良く、現在も変わっておりません。
申し遅れましたが、羽後本荘駅は島式ホーム2面4線の構内ですが、4番線は由利高原鉄道専用で行き止まりとなっています。そうこうするうちに、EF510-21の牽引するカモレが30分ほど遅れて通過しました。
そして、1番線には「いなほ5号」(E653系U101編成)が到着。
少し待った後、16時2分発の546M(701系N24編成)に乗車。先ほどのカモレの遅れの影響で2分遅れで酒田駅に到着。
酒田からは832D(キハE120-1+キハE120-6)に乗りついで新津に帰還。検札を終えると、秋田駅で購入した特製牛めしで夕食。水原では祭りが。
「道南いさり火鉄道になる前に」は以上です。よもやの線路支障に見舞われながらも江差線全駅下車を達成して且つ、「はこだてライナー」運転の準備が進む大中山駅などの様子も見ることが出来ました。弘前から秋田まで「リゾートしらかみ2号」に乗り通す計画だったものが五能線でまさかの土砂崩落があり、青池編成とくまげら編成の2つを体験することが出来たのも大きな収穫でした。
ところで、江差線は来年3月26日を以て道南いさり火鉄道に移管しますが、七重浜、上磯の両駅は無人化されて自動券売機に置き換わり、木古内駅でさえも旅客扱いの駅員を置かないとのことです。そして、東久根別、渡島当別、泉沢、釜谷、札苅は今まで通りで、久根別、清川口、茂辺地の3駅は新たに自動券売機を設置されます。車両については、JR北海道からキハ40系を9両譲渡して内2両をジョイフルトレインに改造するということで、現在より利便性が上がるとは思えません。運賃体系については現行の1.3倍となり、JRとの乗り継ぎ割引は函館往還のみで、桔梗以遠については2つの運賃体系が適用されます。
江差線全駅下車達成から1年余り経ち、JR北海道は動きが激しくなってきました。次は、JR北海道のキハ40系についてお伝えします。
最後までお読みいただきありがとうございます。
参考サイト さいきの駅舎訪問
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江差線駅巡りの前にニュースをお伝えします。本日、JR西日本は、来春のダイヤ改正で東海道本線と山陽本線にそれぞれ1駅ずつ新駅を開業させると発表しました。六甲道~灘間の新駅は「摩耶駅」、御着~姫路間の新駅は「東姫路駅」となります。JR北海道で8駅が廃止されるのに対し、東海道・山陽筋ではまだまだ新駅の開業が相次ぎます。
さて、本題に。「リゾートしらかみ2号」は10時34分に千畳敷駅を発車。広戸駅を出発すると、五能線随一の絶景ポイント・行合崎海岸を通過。
10時53分に深浦駅に到着。この先の区間で土砂崩落の影響で不通となっていたので、ここで全員下車させられました。五能線の運転上の要衝で、島式ホーム1面2線+側線数本の構内です。
駅員に促されるままに駅舎の中へ。改札の左手に「みどりの窓口」があり、営業時間は7:30~18:25です。
駅前に出ると、三味線奏者と三味線を弾いたゆるキャラがお出迎え。そのゆるキャラは五能線不通の影響で泣いているように見えます。
改めて駅舎撮影。昭和39年4月築のコンクリ駅舎で、2010年度にリニューアルされました。トイレは東能代方に。
東能代駅までは代行バス。「直行便」と「停車便」がありましたが、私はこの「直行便」に乗りました。
車窓から見る五能線の線路。昨年のお盆前に土砂崩落して以来、列車が通っておらず錆びついていました。再び列車が通るようになったのは昨年の8月30日のことですから。これも貴重な体験といえばそうですが。
大間越~岩館の土砂崩落現場もしっかり押さえてきました。
狭い車内ですが、「大人の休日‒津軽物語‒」で昼食。一ノ重には若竹御飯とうに御飯がコラボされており、二ノ重には帆立、卵焼き、焼き鮭、焼き蒲鉾、若鶏の治部煮などが入り中々豪華な駅弁でした。
東八森駅を過ぎたところで、バスは国道101号を外れて広域農道へ。
米代川を渡ったと思ったら、いつの間にか東能代駅にゴールイン。深浦駅を出て76分後でした。
1番線に行くと、キハ48系のくまげら編成が待機してました
「リゾートしらかみ2号」の秋田県部分を担った「くまげら編成」の車内。木目調の床にワインレッドの転換クロスシートが並んでいます。可哀そうなくらいガラガラでした。
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参考サイト さいきの駅舎訪問
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