連日の遅くまでの熱戦で、今朝は少し眠たいです。
まさかまさかの10連勝は、誰が予想したでしょう。
折りしも、昨日9月9日は、重陽の節句でした。
古くから奇数は陽、偶数は陰とされ、9は奇数の中でも最大のもので、9は陽が極まった数字と考え、その極まった9が重なっているので「重陽」といい、めでたい日としました。
まさに、タイガースにとっては、「重陽」の日だったのです。
偶然の一致でしょうが、野球は、9人が双方9回戦うという「めでたい」スポーツなのでしょうか? 昨日は10回戦いましたが・・・・・
今日の絵は”季節はずれのアジサイ” (長谷寺にて)F8号
勝負ごとは、負けが好きな人はそうは多く居ないと思いますので、「負けず嫌い」という言葉がピッタリですが、一方「負けるが勝ち」という言葉もあります。
日本人には、「判官びいき」といって弱い者にかたを入れるという文化があります。
「柔、よく剛を制す」は、柔道の教えですが、これは相手の力を利用して弱い者が強いものを倒すということです。
勝負ごとで、負けると反則すれすれのことをしてでも勝とうとするような大人げない人もいます。
「大きなところで勝ってないから、小さな負けが許せない」ということなのでしょうか?
精一杯していないから気持ちがすがすがしくなく、大きなところで負けての「負けず嫌い」は、感心しません。
「自分が一生懸命にやれたと思えれば、それでいい」という登山家の植村直己さんの名言を思い出します。
要は、小さい負けを笑い飛ばせる度量があるかどうかです。
「小さい負け」の時も、今までの成果が出せればうなずき、出せなければ原因を追究し、それを「大きな勝ち」と考えられるかにあるようです。