昨日の交流戦の最終試合を所用のため見ることが出来ませんでした。
今のトラは、試合内容より、とりあえず勝つことが、一番の良薬なのですが、最近のトラの実情を見れば、一つぐらい勝っても喜べず、次に繋げないのです。
3回、関本の美技 グラブトス セーブを挙げた笑顔の藤川
(上記、2枚の写真は、サンケイスポーツから)
これから、書くことは、見ていないので何とも言えないのですが、試合後のスコアーを見て、分からないことが多々ありました。
先発の能見の状態がどうだったのか分からないのですが、5回に降板しています。
この交代は、5回に中谷に2ランを浴びたからなのか、5回までの調子がいま一つだったのか、分かりません。
それとも、能見の調子にかかわらず、今までの方針を変更して早めの交代をしたのでしょうか? 学習能力が付いたのでしょうか?
2回の先制点は、桜井の3塁打に鳥谷のタイムリーで1点。
ここまでは、良いとして、なぜ狩野にバンドをさせたのでしょうか?
次打者が投手の能見であることを考えれば、2アウトで能見を打たせるのには、疑問を感じます。
3回の2点の追加点は、ブラゼルと桜井のタイムリーは、かなり幸運もあったようです。
しかし、5回の追加点も、納得のいかない1点です。
関本、新井、金本が連続ヒットを打っても点が入りません。
足の遅いランナーとは云え、ヒットで塁を一つづつしか進まないのは、トラの攻撃力の貧弱性が露呈したものです。
あとは、ブラゼルの併殺崩れの1点のみに終わったのは、残念。
7回には、ヒット2本を放ちながら、3人で終わっています。
盗塁死と併殺打だったのですが、ことごとく、併殺打で得点の好機を逃がしているようです。
単独盗塁だけが、走る野球ではなく、もっとヒットエンドランなどの動きが欲しいのです。
ヒットは出るのですが、点が入らないのは、ずばり、下手なのです。
交流戦を9位に終わったのですが、打率、防御率もその順位に見合う内容ですが、得点が、極端に少ないのが、下手である何よりの証しなのです。
ちなみに、24試合で得点数79(1試合平均3.3点)は、楽天の71に次いで下から2番目。
100点以上が6チームあり、最多は日本ハムの128。