徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

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"鬼は内・・・”もあります。

2010年02月03日 11時34分38秒 | 今日は、何の日

今日、2月3日は、「季節を分ける」ことから「節分(立春の前日)」といいます。
本来は、春夏秋冬すべてに節分があるが、現在は春の節分だけを「節分」と呼んでいます。

節分と云えば、「豆まき」。
その「豆まき」は、宮中行事の儀式のうち「豆打ち」が民間で広まり、その時期も歴月の年の終わりである大晦日から二十四節気による年の終わりである冬の節分の行事へと変わって「豆まき」となったようです。
その「豆まき」は、本来「鬼払い(厄除け)」なので、「福は内、鬼は外」という口上が、室町時代から出来たものと云われています。

しかし、「福は内、鬼は外」と云わない地方やお寺などがあります。
例えば、東京の鬼子母神では「福は内、悪魔は外」
また、川崎市の千歳寺では「福は内、鬼も内」です。
ここでは、鬼を室内に呼び込み、説教して社会復帰させるそうです。

  

埼玉県の鬼鎮神社では「鬼は内、福も内、悪魔外」と呼びます。
愛知県の大須観音は「福は内」だけを云うそうです。
ここは、鬼の面が寺宝なのだそうです。

奈良の天河神社でも「鬼は内、福は内」と呼ばれ、この他にも各地で「鬼は内・・・」と呼ばれているところがあるようです。

なお、「豆まき」の豆には、煎り豆が使われているのは、生豆を使って拾い忘れたものから芽が出ると不吉と言われているからだそうですが、いつから煎り豆を使うようになったのかは、不明です。

また、豆には、魔目(まめ)という意味と魔(鬼)を滅することから魔滅(まめ)という意味の二重の語呂合わせだそうです。