フォッサムと岩隈の投げ合いで始まった交流戦の第2ラウンドは、投手の実績だけを見れば、トラが不利であることは明白でした。
交流戦初勝利となりましたが、内容は危険が一杯で、どちらに勝利が転んでも分からないような内容でした。
勝利の瞬間 フォッサムと平野がヒーローインタビュー
試合の醍醐味は、8回からでした。
2対1で、1点差で勝っているトラは、7回に渡辺、8回には西村を投入し、9回に藤川で占めるというストーリーであったと誰もが描きました。
筋書きのないドラマは、その通りにはいきません。
8回、西村は簡単に2死をとるのですが、何でもないセカンドゴロを大和が今季初のエラーを記録し、1塁に走者を残し、藤川が前倒しに登板します。
中村を敬遠して、代打草野をライトフライに打ち取り、あと9回1イニングとなります。
8回 値千金のブラゼル13号ソロ トラッキーとハイタッチ
8回にブラゼルの13号ソロがでて、3対1となり、球児に余裕が出ます。
その9回表、山崎のライト前と憲史の四球で2死1,2塁とされ、1番の聖沢の2ベースで1点差、なおランナーは2,3塁となり、一打逆転の絶体絶命のピンチ。
しかし、最後の打者は内村がショートゴロで、試合は終わるのですが、ここで”もしも”ということが言えるのなら、恐ろしい結末になっていたものと思われます。
すなわち、もしも、ブラゼルのホームランがなかったら・・・・・
そして、もしも、最後のショートゴロは、3塁よりの難しいあたりであり、エラーすれば、またそれをブラゼルが、取れなかったら・・・・・
明日は、田中でしょうが、田中も攻略して、交流戦タイにしてほしいものです。