JR東日本の来春のダイヤ改正の目玉は、東北新幹線への新型車両5系の追加投入でしょう。
「はやて」15往復中、7往復をE5系で運転します。
「なすの」も2往復も、E5系で運転されます。
E5系 E5系とE3系の連結
E5系はやてとE3系こまちの併結運転は10編成され、他にE5系+E3系で「はやて」「やまびこ」
「なすの」がE3系の最速にあわせ時速275Kmで運転されます
この新型車両E5系は、2011年3月5日に時速300Kmで営業開始したのですが、東北大震災で不通となり、4月29日に再開したが、時速300Kmは不可能でした。
7月9日、復旧工事完了に伴い1部時速300Kmで運転再開しました。
このE5系のもう一つの話題性があるのが、”グランクラス”を牽引していることです。
このグランクラスとは、グリーン車よりも上位となるファストクラス(スーパーグリーン車)で話題がありました。
JR東日本の新幹線の精鋭 左端がE5系 E5系とE3系の連結部
山形新幹線「つばさ」の速達化を唱っています。
東京から山形・新庄へ、1~4分短縮します。
上越新幹線の朝の通勤時間帯を中心に、2階建て12両編成を2階建て16両編成にし、1編成あたり、座席数で405席増えることになるそうです。
在来線では・・・・
常磐線に新型車両の特急を投入し、9分の短縮を計ります。
スーパーひたち、フレッシュひたちにE657系を投入、改正時点では4割が新型車両で運転されます。
常磐線 新型特急 E657系
さらに、”東京メガループ”の利便性を計るとあります。
”東京メガループ”とは、何なんでしょうか?
2008年4月にJR東日本が「グループ経営ビジョン2020-挑むー」を発表しました。
これは、私鉄との接続利便性を計り、路線の魅力を4路線一体となって向上を図るというものです。
4路線とは、武蔵野線、南武線、京葉線、横浜戦のことだそうです。
1987年、JRが誕生した時も、2008年を経営目標(ニューフロンテ2008)とした指針をたてており、今回も2008年から2020年を目標とした指針です。
JR東日本のダイヤ改正の詳細は、下記を参照ください。
http://www.jreast.co.jp/press/2011/20111211.pdf#search='JR東日本 ダイヤ改正'