1回、鳥谷の2打点で先制するも、4回、藤浪が西岡のエラーから崩れ、4安打、2四球で5失点し、2対6と逆転されます。
5回にも岩田から1点を失い、一時は2対7と5点差をつけられましたが、粘って8回に西岡の2塁打で同点にし、延長12回、5時間半となるも決着つかず、引き分けとなりました。
これほどハラハラさせられた試合は、最近ありませんでした。
言うのも、最近のトラは淡白で、あっさりとした試合で、途中で試合の結末が見えるような内容が多くありました。
今日の試合は、投手も野手も、粘りに粘って5点差を引き分け、見ごたえがありました。
このような試合をいつもしてくれれば、愚痴の数々を言わないのですが・・・・
今日の試合で負けれれば、読売の試合前に優勝が決まるということですが、それはそれで良いのではないかとも思っていたのですが、この引き分けによって、読売が勝たなくては優勝が決まらなくなりました。
そうなれば、ここはマエケンに頑張ってもらって、今日の優勝パーテーの計画を潰すのも悪くはないとも思ったりもしました。
今日の坂は、3四球と6回2点タイムリー
このような、大変な試合となった原因は、4回、西岡のエラーから先頭打者を出したことと、藤浪のコントロールが定まらず、特にピッチャー木谷に押し出し四球が致命傷になったようです。
藤浪は、1回にも2四球でランナーを出しますが、バレンテインを153Kで三振に仕留め、一応は安心したのですが・・・・
追いつくが、追い越せないのは、今年のトラのあと一押しが出来ないが故に、悔しい負けになり、勝てない要因です。
今日は、よく追いついたものです。
今日も、8回に同点に追いつき、9回の先頭打者出塁し四球で1,2塁としますが、あとが続きません。
いわゆる、波に乗ってのたたき込む勢いがないのです。
9月になって、このような試合が多過ぎるように思われます。
そこには、盗塁という相手をかき回すのが、少なくなり、本塁打という一挙に突き放す長打がないのが、苦戦の原因と思われるのですが・・・・・
今年 引退を表明した元トラの藤本 。
他に、今日の試合には、引退を表明した桧山、宮本も登場しました。