前回に阪急電鉄の日本初について述べましたが、前回以外にも世界初もあります。
自動改札機の導入は、世界初だそうです。
1967年(昭和42年)千里ニュータウンの北の玄関口として開業した北千里駅に設置されました。
世界初 自動改札機は”北千里駅” 歩く歩道は日本初 阪急梅田駅コンコース内
梅田駅の「動く歩道」は、自動改札機が導入された同じ年に、日本初としてお目見えしました。
これにも理由があり、阪急梅田駅は、JR大阪駅の北側に追いやられ、南側にある阪急百貨店とのアクセスが悪く、利用する乗客の負担を低減させる配慮からと言われています。
阪急電車には、毎日乗っている人でも、案外知られていない意外な面があります。
電車内の吊り広告は、乗客にとって情報を得ると同時に暇つぶしにもなっているところがあります。
色々な吊り広告のなかに、阪急電車には、週刊誌の広告がないことをご存じでしょうか・・・
吊り広告の費用 平日7日間 1450枚で B3で約120万円 期日によって価格はマチマチ。
吊り広告以外の車内広告の提示場所は、色々ありますが、費用もマチマチ、効果もマチマチ?
1週間ごとに代わる週刊誌の吊り広告は、収入源として魅力のあるものですが、阪急電車は、ふさわしくないとして一切、週刊誌の吊り広告はしていません。
というのも、沿線には、小学校を初めとする多くの教育施設があり、他にも阪急が誘致した住宅街、娯楽施設、商業施設があり、公序良俗に反する内容が含まれ、電車内という公共の場にふさわしくないということで阪急電車では週刊誌の吊り広告はしていません。