近畿地方では、来年の3月には、生駒~学研奈良登美が丘間が開業する近鉄けいはんな線と直通する近鉄東大阪線、大阪市営地下鉄中央線の愛称が「ゆめはんな」に決まりました。
この「ゆめはんな」線は、後日に改めて書いてみますが、今日は、阪神電車の西大阪線の延伸工事の状況について述べてみようと思います。
西九条~近鉄難波間の3.8Kmで開業は、2009年の予定です。
この線が開通すると、姫路から三宮、阪神尼崎、近鉄難波を経由して奈良まで直通で結ばれます。(直通電車としてのダイヤは、三宮、奈良間が直通特急が走ると思いますが・・・)
既に、阪神尼崎駅の一部跨橋工事や安治川鉄橋など始まっています。
尼崎駅構内の上の図が現在、下の図が改良工事後
安治川の橋梁 阪神尼崎駅の工事
この工事が開始されるまで紆余曲折がありました。
1948年に免特許を申請するも大阪市が反対し、1959年には免特許されましたが、今度は沿線の商店街などが建設に反対し工事は中断されました。
しかし、1987年に鉄道事業法施行に伴って第1種鉄道事業の認可がおり、工事が再開され現在に至っています。
計画では、6,8,10両の編成で平日1日あたり190往復し、西九条・難波間を7分、三宮・奈良間を70分で結びます。
ただし、6両より長い編成列車は、奈良から尼崎とまりとなり、6両編成のみ三宮まで直通します。
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