高原の庭物語

ペンションガーデンストーリーのオーナーのブログ。
趣味のガーデニングを中心に、自然の中での暮らしを綴っています。

草原をつくろう

2018年07月01日 | イベント
 峰の原高原では、有志が集まって、山野草の保護活動に取り組んでいます。現在の日本は草原の面積が国土の1%を切り、たくさんの山野草が急速にその生息場所を失いつつあります。また、峰の原高原の草原では、近年、ススキと外来種が増えているので、毎年、この時季に「草原をつくろう」というイベントを開いて人を集め、ススキや外来種の駆除作業を行っています。


↑今年で4回目。イベント仕立てにして峰の原以外から人に来てもらい、協力者を増やす取り組みです。


↑今日は、写真家、植物研究家として活動している“いがりまさし”さんをお招きし、最初に草原の植物について、お話をしていただきました。


↑この方がいがりさん。いがりさんが毎年訪れるウラジオストク周辺の草原の植生と、日本の山野草分布を比較しながら、日本人と山野草の関りなどのお話。


↑講義の後、外に出て、外来種の駆除とススキ刈り。


↑ランチも付いています。今年のメニューは、おいしいカレー、浅漬け、あんずのゼリー。


↑いがりさんは音楽家でもあり、写真と音楽で、自然からのメッセージを伝える活動もしています。


↑ランチの後は、いがりさんの写真教室。


↑カメラの基本的な機能を学んだ後、外に出て撮影会。


↑峰の原高原の草原では、夏から秋にかけて、たくさんの貴重な山野草が花を咲かせます。


↑近年、急速に減少しているキキョウも、こんなに咲きます。


↑リンドウとアキノキリンソウ。


↑晩秋の草原。この風景を守るために、草原の保全活動を続けています。
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