新型コロナの感染拡大が続く一方、北陸では、この冬2回目の記録的な大雪に見舞われるなど、年が明けても、混沌とした世の中の情勢は収まる気配がありません。さて、2020年のガーデニングを、季節を追いながら振り返るシリーズ、16回目は、7月10日のフロント・ガーデンの様子です。この頃までには、春から続けてきた植え込みや移植作業は終わり、代わって、麻ひもや園芸棒を使って、植物が倒れないよう支えたり、混み合った植物を剪定するなど、花壇の整理整頓が、主な作業になります。
↑標高1470mの庭に、ようやく、本格的な花の季節が始まります。
↑クナウティアは、スカビオサのようにたくさん増えてくれません。
↑紫の花は自生種のウツボグサ。その向こうは、去年の春、この場所に移植した3株のホスタ。
↑手前の白系の花々は、アネモネ、ゲラニウム、ペンステモン。
↑ホスタとミヤコワスレの共演。このホスタは、すでに3回、株分けをしています。
↑白のカンパニュラ。
↑紫のカンパニュラ。これは、アメジストという種類。
↑ジギタリスも咲き始めました。
↑暑さに弱いアストランティア。峰の原高原では、宿根して大株になります。
↑これもゲラニウム。この時季、ガーデンストーリーでは、10種類近くのゲラニウムが咲きます。
↑アストランティアとアルケミラモリス。両方とも、高温多湿が苦手。
↑クガイソウの園芸種。
↑北海道に自生しているフタマタイチゲも、寒さに強い花のひとつ。
↑バラが当たり年だった2020年。野生のノイバラも、例年よりたくさん咲きました。
↑そういえば、昨年の7月は、一カ月の総降水量の記録を25年ぶりに更新するなど、観測史上、最も雨が多い月でした。