極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

芋エネルギー工学

2015年05月19日 | 新弥生時代

 

 

  変革せよ。変革を迫られる前に。 / ジャック・ウェルチ

 

 

● 芋でエネルギー革命? 

13日の夜、「ほんまでっか!?TV」で鈴木高広近大教授が出演していたので、今夜再度この
話題に。教
授の話では「芋で日本を救う!?――サツマイモでもジャガイモでも、ごく普通の芋が
燃料になります。芋燃料は、エネルギー問題をはじめ、地球温暖化問題、過疎化の問題、雇用問
題、食糧問題など、日本のあらゆるさまざまな問題を解決してくれる、純国産の燃料作物なんで
す」とか。その根拠は、「安価でたくさんの量を作ることができるためです。現在、さまざまな
方法で自然エネルギーの開発が行われていますが、どんなにすばらしい技術でもコストが高けれ
ば普及しません。芋は発酵液を蒸留すればガソリン代替のエタノールになりますし、乾燥させれ
ば石炭代替のチップにもなります。とにかく燃料化が安く簡単にできます」という(「エコロジー
オンライン」2011.11.15)。

さらに「・・・・・・人間だけじゃなく、植物にとっても有害だということを知るのです。人間は紫外
線を浴びると体内でメラニンを合成することはよく知られていますが、植物も同様に防御機能で
リグニンという物質などが働き、光を弱めて吸収しています。そのため、わずか3~5%の太陽
光しか光合成には利用されません。しかも農地作物の栽培効率はさらに低い。晴れた夏の日に地
表に届く太陽光の照射エネルギーは1時間で約3.5メガジュール/平方メートルあり、これは芋
0.7キログラム分のエネルギー量に相当しますが、全国の芋の年間収穫量は2~3キログラム/
平方メートル。1年かけて4時間分の太陽光のエネルギーしか固定できない計算です。現在の農
業が非常に効率悪く行われているかがわかりました。自分がいかに光のことを知らずに、微生物
の研究をしていたかも思い知らされましたね」(「同上」)。

このように、日本の農業では、作物に太陽の光を充分浴びさせるため、平地で栽培されてきまた
が、隙間だらけの畝(うね)で浴びた日光の5%しか植物が必要としないのであれば、棚をマン
ションのように多層に重ねて、光を分散させてやればいい。当然、下の棚には光が届きにくいが、
比較的弱い光でも育つ作物で、なおかつ日本全国で栽培可能なものを探していくと、最も優れて
いたのが芋だった。

その作り方は、白いレジ袋を3段に吊ることができる足場を作り、人の背の高さくらいにする。
レジ袋に土を入れてサツマイモの蔓をさすだけでいい。イモの収穫量は、従来の30~50倍になる。
サツマイモは食品とせず、それほど大きくならないでいい。2ヶ月栽培して少しでもイモができ
れば充分。生徒がイモをスライスして、あらかじめ乾燥しておいたイモを炉に入れて燃やす。7
百℃くらいになると、蒸気の力でタービンがまわり発電させるというものがプロトタイプだ。そ
の電気を電動バイクに蓄電池に充電する。ある程度(1時間)充電が済むと、電動バイクはしっ
かりと走り始める。このイモ燃料の優れた点は、経費の安さ。石油や石炭と同じレベル。輸入し
ている木質チップは17円/キログラムだが、イモチップは15円/キログラムにできる。木質チ
ップもイモチップも電力効率は変わらない。輸入木質チップより国内で生産できるサツマイモが
有利。


しかも、
現在化石燃料の輸入には年間20兆円かかる。それに対し、農業所得は約8.3兆円(20÷
8.3≒2.4倍)。兼業農家も含めた潜在的農家人口は、830万人。一人あたりにすると、100万円し
かない。それを、鈴木教授は遊休地などを100万ヘクタール使い、45億トン(45億トン×15円/キ
ログラム=67.5兆円/年)のイモを生産することを目標にする。これに応じるように、各地の自
治体も関心を示し、
大阪府との産学連携や三重県との共同実験が行われている。三重県鈴鹿市で
は百軒の農家がサツマイモの生産に取り組んでいる。



ここで作る芋はあくまで燃料用。大きく育てる必要はない。生物は小さいものほど2倍の重さに
なる時間が短いという特徴があり、3センチ大の小芋であれば約6週間で育ち、春から秋にかけ
て年6回は収穫できる。例えば、2リットル用のペットボトル(8cm×10cm)容器に苗を植えて、
1平方メートル内に125個敷き詰める。これを縦に5段積み重ね、1区画から約120グラム
gの芋が収穫できる。つまり理論上は、120グラム×125株×5段×6回=450キログラム/平方
メートルの芋を1年間で作れるす。農家1人で20アール(2千平方メートル)の土地を想定する
と、年間9百トン。仮に5円/キログラムで売るとすれば、年収は450万円になると試算して
いる。
 

   

● 休耕地で全エネルギー代替可能

鈴木教授は今ある農地を使わなくても、日本にある休耕田約40万ヘクタールを活用すれば、国内
の火力発電と原子力発電の総発電量をまかなえる18億トンの芋の生産が可能だと主張する。さ
らに、生産調整田や有閑農地、ビルの屋上、造成地など、日本中にある利用可能な遊休地は年間
のべ百万ヘクタールを超える。この空き地を確保できれば、発電以外の燃料用途も代替できる4
5億トンにまで伸ばすことができる。つまり、従来の農地ではこれまでどおり米や野菜を作りつ
つ、空き地を使って新たに燃料作物の栽培を行うので、食料作物の供給が減るということがなく
、それどころか、多段栽培の技術は芋だけでなく、さまざまな食料作物の栽培にも応用でき、食
料は減るどころか増やすことができるとまで言い切り(「同上」)、

 
そのことを踏まえ、日本で生産されているジャガイモが300万トン弱、45億トンとなるとこの1500
倍、これだけの芋を作るには機械化は避けられない。農業というよりも工場の発想が前提となる。
燃料用芋の年間出荷見込み額の3~5年分、1350万~2250万円を設備投資に回すことで、設備機
械の市場も生まれので、アルコールや発電事業、合成原料、加工、流通に加え、雇用拡大や住宅
や建設など、芋燃料ビジネスによって、約50兆円もの経済効果を見込めると結ぶ。

この計算が概ね妥当だとすると、太陽光発電(変換効率25%超、7円/キロワットアワー)に
加え、芋エネルギー(バイオマス)とその他再エネ、節電・省エネ効果を加えと現行消費量の3
倍近く賄える量になるものと想定される。

 



以上のような結論を踏まえつつ、「芋エネルギー」を実現するための課題を考えると、(1)気
象変動を前提として、露地栽培でなく、ガラスハウス(植物工場)が前提となる。次に(2)太
陽光型か人工光型のどちらを選択するかを考えると、どちらでもかまわないということになる。
つまり、太陽光型の場合、多機能型波長変換フィルム(薄膜)を導入すれば生産性は、原案より
向上する。さらに人工光型では太陽光発電+蓄電池システム完備することで発光ダイオードなど
の光源で栽培可能。従って、(3)自然光及び人工光両用の導光板を用いて(4)上下可動ネッ
トに垂直栽培し、片面側から導光板(=光拡散板)で均一な大面積の照明を可能とする。(5)
根(地下茎)を専用接合セル部に培養水のノズル噴霧(+凝縮水再循環気液)栽培方式とし(6)
根(地下茎)とそれ以外の部位は自動回収し、その後(7)自動作付けの上(4)へ循環培養す
る。回収部位別に、①エタノール発酵、②メタン発酵、③固形化した上で、(8)燃料電池、蒸
気タービン、直燃ボイラーなどの原料して使用する。ざっくりこのようなイメージエネルギー変
換するシステムを考えた。
 


特開2014-161243 栽培装置、栽培システム、植物の栽培方法

 

特開2015-053927 作物育成システム

特開2015-092434 バックライトユニット及び液晶表示装置

   参考図書 

  

【日本の政治史論 11:政体と中枢】      

「古賀の乱ってなんだ  "I am not ABE"」(『進撃のヘーリオス Ⅱ』2015.04.04)で、触発され
るように、積んでおいた本を取り出し読みはじめた。そして、この国の政体を考えみよう。その
結果、どのようになろうとも未来志向できる手がかりを明らかにしたという動機から掲載してい
きたい。まずは第5章から読み進める。
 
 

   福島のメルトダウンは必然だった…政府閉鎖すら起こる2013年の悪夢とは!?家族の
 生命を守るため、全日本人必読の書。「日本の裏支配者が誰か教えよう」。経産省の現役幹
 部が実名で証言。
発電会社と送電会社を分離する発送電分離。このテーマについて本気で推
  進しようとした官僚が何人かいた。あるいは核燃料サイクルに反対しようとした若手官僚も
  いた。しかし、ことごとく厚い壁に跳ね返され、多くは経産省を去った。私も十数年前、発
 送電分離をパリのOECDで唱えたことがあるが、危うく日本に召喚されてクビになるとこ
 ろだった。その理由とは何だったのか――。(「序章」より)。改革が遅れ、経済成長を促す
 施策や産業政策が滞れば、税収の不足から、政府を動かす資金すらなくなる。そう、「政府
 閉鎖」すら起こりかねないのだ。いや、そうした危機感を煽って大増税が実施され、日本経
 済は奈落の底へと落ちていくだろう。タイムリミットは、ねじれ国会を解消するための参議
 院議員選挙がある2013年、私はそう踏んでいる。(「まえがき」より)

                            古賀 茂明 著『日本中枢の崩壊』 

   目 次 

  序 章 福島原発事故の裏で
  第1章 暗転した官僚人生
  第2章 公務員制度改革の大逆流
  第3章 霞が関の過ちを知った出張
  第4章 役人たちが暴走する仕組み
  第5章 民主党政権が躓いた場所
  第6章 政治主導を実現する三つの組織
  第7章 役人―その困った生態
  第8章 官僚の政策が壊す日本
  終 章 起死回生の策  

 第7章 役人―その困った生態 

                           大蔵省の橋本内閣倒閣運動

   われわれは、これらの規制一つにつき、.枚ビラを作成する。それを経団連に持っていく
 と、経団連が永田町を回り、先生方にビラを配りながら説明する。一方で、こちらは日本経
 済
新聞とタイアフプして記事を書いてもらって、キャンペーンを盛り上げるという作戦であ
 る。

  ところが、ある新聞が、通産省が裏で動いているとすっぱ抜いた。他省庁の規制が多いの
 で、霞が関ではわれわれの行動に非難囂々となった。
  当時、こんなことがあった。通産省の外局の資源エネルギー庁の石油郎の課長がやってき
 て、『ガソリンスタンドのセルフ給油の規制がさあ」と雑談していく。いまでは考えられな
 い
ことだが、当時はセルフ給油は危険だという理由で禁止されていたのだ。これを解禁すべ
 きだ
とわれわれは動いていた。

  セルフ給油が認められれば、販売コストが下がり、消費者へのガソリン販売価格も下がる。

  しかし、それで価賂競争が激しくなるのを恐れたガソリンスタンドの業界は、この規制緩
 和に
強く反対している。セルフ給油に関する規制自体は消防庁によるものだったので、通産
 省は直接担当ではない
か、セルフ給油解禁で影響を受けるのはガソリンスタンド。それを所
 管している深長は、つま
り、裏にいるらしい私に、規制緩和に向けて動くのはやめて欲しい
 といいに来たのだ。

  しかし、私は表立って動いているわけでも、実際の担当でもなんでもない。証拠もないの
 に
決めつけては話ができないので、要領を得ない雑談か長々と続くだけだった。 

 「お立賜があるので、たいへんですね。お気持ちはよく分かります。でも、部長か何をおっ
 しやりたいのか、私には理解しかねます」
  といってお引き取り願った。
  この話を聞いて、頭に来たのが、その部長の上司だった。「なんだ、あいつは」と怒って
 いるという話が聞こえてきた。しかし、その後もまったく意に介さずどんどん規制緩和のキ
 ャンペーンを続けていた。

  そうこうするうちに、なんと、そのヒ司か私の上司として産業政策局にやってきた。私の
 ことを良く思っていなかったのか、私のやることにことごとくケチをつける。.私がかまわ
 ずやると、その上司からは直接何もいわれないのだか、なぜか事務次官から呼び出しがある。
  誰かが告げ口したのかな、と思った.次官との間で二度ほど次のようなやり取りがあった。
 「規制緩和を.一生懸命やっているそうだね。やっていることはいいと思うんだけどさあ、
 やり方っていうものがあるんじやないのかなあ」

 「はあ」
 「他省庁を刺しているという人もいるんだけど、そんなことやってろのか」
 「ぜんぜん、やってません」
 「それならいいけど、もう少しお行儀良くやることだなあ」

  そのときの次官は、改革に理解のある方だった。しかし、霞か関の仁義に反するようなこ
 とを指摘されると、放っておくわけにはいかなかったのだろう。いつも遠慮がちにゃ自笑し
 なから、やんわりと私を諭そうとした。やんちゃ坊主をたしなめるという感じだ。払は、
 次官は本当は応援してくれている、と嬉しかった。
 規制改革は霞が関では鬼門だ。前向きなことは何をやっても非難される。しかし逆にいえ
 ば、役所から文句がつくならむしろ効果があるという証明でもあるから、迷わずやったほう
 がいいということだ。だから、腹をくくってやりたいようにやると決めて、その後も新たな
 試みにチャンレジした。

  私か最初に試みたのは、国Kに規制について意見を求め、意見があれば、担当課に答えを
 書かせ、それをまとめて公表するというやり方だ。私がいつもやっている、表での議論だ。
 返ってきた答えはほとんど「できません」だったか、国民の指摘はもっともなことばかりだ
 ったので、「できない」と書くだけでも恥すかしい。私はこの問答集を分厚い本にまとめて
 国民に公表したので、坦の中で無駄な規制が浮き彫りになった。

  実は、これは経団連の阿部氏と話していて思いついたことだ。宮内小委員会が実施を検討
 したが、各省庁が許すはずはなかった、では通産省でやればいいと思って実施した。それに
 しても官房総務課か、やることをよく許してくれたものだ。恐らく、理屈では私のほうが正
 しいので、「やるな」とはいえなかったのだろう。

  私が問答集を宮内小委員会に持っていったので、宮内さんが「通産ができるのだから、や
 れないことはない」と強行突破し、以後、年に一度、国民にバプリックコメントを求め、答
 えを公表することになった。理詰めと気合い――霞が関と戦うときのこつの必須要件だ。


                            
英語もできないOECD課長

  私の次の仕事は、パリにあるOECD(Organization for Economic Co‐operation and Develop-
     ment
=経済協力開発機構)事務局の職員だった。役職は科学技術工業局規制制度改革担当課
 長である。
  OECDに出向するといっても国連と同じで、代表部と唇務局に出向する場合がある。代
 表部はOECDと日本政府の間の連絡窓口のようなもので、事務局はその会議を運営したり、
 様々な調査を行い、報告するなどの仕事をしている,.0ECD事務局職員は国連でいえば、
 国連職員に相当する。
 
  OECDの職員として派遣されるはめになった経緯は、瓢箪から駒という表現が当てはま
 る。
  人事の季節が近づいて、局長に呼ばれ、「君、次はどうしたらいい」と聞かれた.希望の
 ポストはあるか、という意味である。私の答えは「ゆっくり休んで暮らせるような海外勤務
 とかあったらいいですけどね」。冗談でいったつもりだった。というのも、その頃には、す
 でに海外に出る職員は全員決まっていたからだ。 

 「海外か」、局長はぽつりといったが、私はさして気に留めなかった。ところが、局長から
 総務課に私の人事の話が行ったらしい。総務課長は、断ればいいのに、無理だと思っていて
 も逆らわず、「はい、分かりました」と秘書課長に上げたのだろう。
  秘書課長は頭を抱えたはずだ。産業政策局長は次の事務次官になるというのが衆目の一致
 するところだった。事務次官になる人の指示は無視できない。さりとて、空きはない。困っ
 た秘海課長は、通商政策局に、何か適当なポストはないか相談した。

  ちょうどその頃、日本がOECDに資金を拠出してプロジェクトを作るという話が動いて
 いた。おカネを出すのに合わせて一人ぐらい職員を届ってもらおうという話も進んでいたの
 だ。秘書課の指示で、私がそこに于を上げることになった。
  局長からその話が来たとき、私は乗り気ではなかった。なぜなら、正直、私には荷が重い。
 たとえばJETROの出先の次長や大使館の書記官であれば、周りは全部日本人で、部下も
 いて、秘書がついていて、かなりのサポート体制があり、仕事もそれほど忙しくない。

  一方、OECDの職員は、まるで逆である。周囲はすべて外国人。仕事もフルにやらなけ
 れば、務まらない。もちろん、英語だけで仕事をする訓練をしている人なら、むしろ楽しい
 職場かもしれないが、私は留学もしていない。しかも、OECD事務局の公用語は英語とフ
 ランス語。職員は修士は普通でドクターも多い。南アフリカ共和国に赴任していたとはいえ、
 総領事館は日本人ばかりだし、かなり気楽なものだったのだ。 
 
  加えて私は、フランスー語など、まったくしやべれない、どう考えても私には荷が厭かっ
 たそれに、相手も困るのではないか。いろいろ考えて、払は秘書・課長のところに直談判に
 行った。
  話しているうちに秘書課長が、「君、留学していないのか」と驚いている。深刻な顔にな
 り、弱り果てていた、その直後、上司の総務課長から呼ばれて怒鳴られた。「直接、秘書課
 長に話しに行くなんて、どういう了見だ」と。自分の頭を通り越して、秘書課長と話したこ
 とがおもしろくないのだろう。局長に「古賀君も、喜んでいる」と報告し、点数を稼ぎたい
 という思いもあったはずだ。「黙って従え。以後、君の人事の件は一切口にするな」と頑な
 になり、結局、私はフランスに出されることになった。

  予想通り、たいへんだった。会議の途中、英語からフランス語に切り替わると、どんな話
 になっているのか、さっぱり分からない。いままでのように思い切り仕事をするという状況
 ではなかった。

                                   この項つづく


 

● 今夜の大法螺 

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1 dead, 21 hurt as plane carrying Marines crashes in Hawaii

ハワイでオスプレイ(俗称 "未亡人製造機")が墜落。悪いことはいわない、至急、安全性の再審
査をしなさい。何だったら、浮体式空港とあわせて、わたし(たち)がデザインしましょうか?^^;。



● 今夜の一言  されど、二酸化炭素濃度は上がる。

 

 

コメント
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