A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

sixのライヴを観てきたよ

2006年05月30日 23時32分50秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界
おとといの日曜日、新宿Red Clothへsixのライヴを観に行きました。この日はDiesel Annのレコ発で、夜のストレンジャーズ、The Mighty Moguls、Jacky & Enockyといったガレージ系のバンドの響宴でした。会場もいっぱい。我らがsixは真ん中3番目に登場。ベース&ヴォーカルのcelioとギター&コーラスのlolaは黄色いミニスカート、ノースリーウ゛のワンピース姿。超キュートでした。ドラムのMatもストライプのジャケットとオシャレに決めてくれました。
演奏はCD通りワイルド&エキサイティング。「上海トランジスタラジオ」「東京ブガルー」と日本語の曲で始まり「six(6つ数えろ)」「Question」「Cry Baby」などガレージィなナンバーが続きます。CDに入っていない「カクタス」というフランスの曲もやりました。
見所はcelioのシャウトヴォーカルとワイルドなアクション。タイガーリリィの昭和歌謡とは違った荒々しいステージでした。30分もない短いライヴでしたが大満足。終演後にはlolaちゃんに握手してもらいました。
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こちらもワイルドガールズ、イェイェズ

2006年05月23日 23時11分24秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界
大阪出身のガールズトリオ、イェイェズ The Yeh!Yeh!sもsixに劣らずワイルドでカッコいいガレージロックを聴かせてくれます。今年1月にリリースされたミニアルバム『小悪魔ロック』はタイトル通りいたずら好きでめちゃめちゃ元気なサウンドを7曲収録。7曲で16分という短さもガレージパンクならでは。ジャケットもサイケで魅力的。テーマ曲的なタイトル曲はもちろん、パンクバラードの「魔法をかけておくれよ」、焼け付くファズが刺激的でベースのスゥが歌う「Let's GO! GO GO BEACH」、Nashville TeensやBlues Magoosで有名な「TABACCO ROAD」のカバー(これも昇天もののファズギターをフィーチャー)など全曲が聴き所。日本語の曲が多いのもGS好きにはたまらないところ。年内には東京ツアーもやるそうで、楽しみです。
イェイェズHP
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ワイルドなガールズガレージ,six!

2006年05月13日 17時54分16秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界
吉祥寺coconut discで、注目のガールスガレージバンドsixのデビューCDを発見。以前このブログで紹介したガールズ昭和歌謡GSバンド、タイガーリリィのベーシストcelioちゃんがヴォーカルを努めるバンド(現在celioはsixに専念するためタイガーリリィを脱退)で、ギターのlola、トラムのmat(男性)の3人組。2004年に7インチ「6つ数えろ」でデビュー。celioの骨太のベースと時にlulu's marbleを思わせる激しいシャウトが特徴のカッコいいガレージロックを聴かせます。昨日下北沢Shelterでレコ発ライヴがあったのに気がつかなかったのが残念でしょうがありません。あなたもワイルドな60's R&Rの虜になって下さい。
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グィーンを観てきたよ

2006年05月08日 23時21分54秒 | 素晴らしき変態音楽
6日(土)渋谷O-Eastで15年の活動歴を誇るクィーンのトリビュ-トバンド、「グィーン GUEEN」のライヴを観てきました。会場は2階席まで満員。客の年齢層もクイーンを現役で追っかけていた年配の方から、子連れのファン、最近知ったに違いない高校生くらいの若いファンまで幅広かったです。
会場が暗転しメンバーが登場するとワ~っという歓声。フレディマーキュリー役のフレディ波多江が登場すると大笑い。往年のフレディの衣装をまねたコスプレが面白い。特に市松模様のタイツが最高。また笑わせるのが波多江の軽妙な語り。自分がフレディよりも谷村新司に似ていると言って「ボヘミアンラプソディ」のイントロに合わせて「昴」を歌ったり。
この日のライヴは「チアーハートアタックNo.1」とタイトルで、その名の通りクィーンのサードアルバム「シアーハートアタック」の全曲演奏というマニアックな演奏にトライ。あまり熱心なクィーンファンじゃない私にはちょっと辛かったかも。でも「ボヘミアンラプソディ」や「ウィウィルロックユー」「ウィーアーザチャンピオン」「バイシクルレース」(観客が自転車のベルを鳴らす演出有り)など、ベストな選曲もあり楽しめるライヴでした。
灰野さんやマヘルもいいけどたまには笑えるライヴもいいものです。
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灰野さん54歳のバースデーライヴ

2006年05月04日 22時33分59秒 | 灰野敬二さんのこと
昨日、憲法記念日は灰野敬二さんの誕生日。毎年高円寺のShow Boatで生誕記念コンサートが開催されます。灰野ファンにとっては欠かせない重要なイベントです。
今年も100人近いファンでShow Boatは満員御礼。
昨日のイベントは2部に分かれていて、第1部が発信器、エアシンセ、ドラムマシーンというエレクトロニクスに、ヴォーカル、ホジョク、フルートを乗せたメディテーティウ゛パフォーマンス。ステージ後ろに設置された色の変る蛍光灯の照明が動きの少ないステージをもり立てます。
第2部はギター演奏。前半はカポタストをふたつつけたギターで、座ってサンプラーを多用した「ジェリージェフ」スタイル。催眠的な演奏は素晴らしいの一言。そして後半は立ち上がって得意の轟音ギター。脳の芯に染み渡るノイズギターに身体全体が振動します。
今年のバースデーライヴは灰野さんの3つの面を存分に楽しむ事が出来ました。
終演後はこれも毎年恒例、灰野さんのバースデーパーティーです。なぜか外人客が多いのですがケーキをふたつ囲んでパーティーが行われました。
オーストラリアのノイズユニット、KUNTのLULU嬢が顔を出していました。ステージではグラインダーで火花をまき散らす過激なライヴを行う彼女の素顔は素敵な美人。パーティーに花を添えました。
灰野さんは5月5日(金)6日(土)にもライヴを行います。そのあとアメリカ、カナダツアー。全く忙しい人です。
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また可愛いバンド発見!ミルキィズ!

2006年05月03日 15時00分59秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界
良質なポップバンドをリリースしているサザナミレーベルから昨年のチョコメイツに続いてキュートなガールズバンド、ミルキィズ THE MILKEES(EEはMONKEESより)のデビューアルバム『ミルキィズがやってきた。にゃぁにゃぁにゃぁ』がリリースになりました。メンバーのベリ(VO.G)とペコ(G.Cho)が姉妹、リリィ(B.Cho)とペトラ(Ds.cho)が姉妹というダブルシスターズバンドです。
2004年姫路で結成され、現在は神戸を拠点に活動。アルバムタイトルからもわかるように、彼女たちもチョコメイツと同じ60年代フリークで、60'sのイメージの強い秀逸なオリジナル曲に加えて、「LOCOMOTION」「HEAT WAVE」「DA DOO RON RON」などのいかしたカウ゛ァーも収録。ジャケットセンスも抜群です。
まだライヴは観た事はありませんが、全員身長150cm以下、金髪ヘアーにそろいの衣装と、可愛いライヴを期待させてくれます。これからレコ発ツアーが始まるとの事ですので、アルバムを聴いて予習して行きましょう。
THE MILKEES WEB SITE
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不失者+裸のラリーズ

2006年05月02日 23時48分37秒 | 灰野敬二さんのこと
昨日、新宿裏窓主催で新宿JAMでまたまた面白いイベントが開催されました。光束夜を前座に、灰野敬二さん、DRONCO(b/das,裸のラリーズ)、SAMI(ds/裸のラリーズ)というトリオの演奏です。開場の30分前に行ったら一番前でした。ライヴハウス前の歩道には高橋幾郎さんや金子寿徳さんやミックさん(全員光束夜)が出てきてタバコを吸っています。というのも灰野さんが極端なタバコ嫌いで楽屋が禁煙なので。
これだけでも伝説的と言える光束夜の30分のへヴィーロックのあとに脅威のトリオが登場しました。私は事前に灰野さんとしては比較的真っ当なロックになるだろうと予測していました。裸のラリーズ自体、とてつもない音量や水谷孝さんのサイケなギターを別にすれば、循環コードのロックンロールだし、そのリズムセクションだからやっぱり反復ロックビートになるだろうと思ったからです。確かに最初の2曲くらいはラリーズのリズムに灰野さんがノイズギターを弾きまくるという、予測していた感じでした。しかし後半へ行くに連れて灰野色が強くなり、リズムのふたりも自由度を増した演奏を聴かせます。高揚する瞬間が何度も訪れ、魂を高く吹き上げて行きます。そう、これはもう「新生」不失者!ものすごい演奏が3時間にわたって繰り広げられました。
この前の灰野、高橋、浦辺のトリオが即興の極北を見せてくれたとしたら、今回のトリオはロックバンドとしてのギリギリの限界に挑んだ反対側の極北(南極?)と言えるでしょう。
それにしても今でも凄いものを観た放心状態の中にいます。
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