A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

余命百年/おとぎ話/うみのて@渋谷WWW 2015.10.27(tue)

2015年10月31日 01時01分48秒 | 素晴らしき変態音楽


『二十二世紀からの手紙』発売記念
余命百年自主企画 “第八回おとむらい”


2015年 10月27日(火) 渋谷WWW
OPEN 18:00 START 19:00 ADV./DOOR \2,000 / \2,500(ドリンク代別 / オールスタンディング)

出演:余命百年 / おとぎ話 / うみのて / オープニングアクト:内村イタル

「二十二世紀からの手紙」発売記念 余命百年自主企画 “第八回おとむらい”
『おとむらい』は"音"が"群れ"るというコンセプトの元、これまでに過去6回、割礼、Paradise、双葉双一、and Young…、DJ MEMAI+M.n.u.(柴田一朗 ex.ゆらゆら帝国)、山本ムーグ(Buffalo Daughter)など多種多様なミュージシャンを招いて開催されてきたイベントである。
今回は全国流通盤の発売を記念して、京都、東京の2会場で開催。京都METROにて開催される“第七回おとむらい”には、THE FULL TEENZ、内村イタルらが出演、渋谷WWWにて開催される“第八回おとむらい”には、おとぎ話、うみのてらが出演!



最近「余命百年」という若手バンドの話題をネットやレコード店で目にすることが多くなった。2年半前に東高円寺UFO CLUBで一度観たきりだが、メンバーが増えルックスもその頃と変わった彼らの自主企画は対バンを含めなかなか興味深い。19時にWWWに着くとオープニングアクトの内村ワタルが終わったところだった。思いの外埋まっているWWWは圧倒的に若い客層で男女比半々。UFO CLUBの客層にも近い音楽好きな雰囲気がいい感じ。
宍戸幸司/犬風/壊れかけのテープレコーダーズ/余命百年/晩餐@ 東高円寺UFO CLUB 2013.1.17 (thu)

●うみのて


笹口騒音ハーモニカの名で激情社会派フォーク歌手として活動する笹口騒音や大森靖子のTHEピンクトカレフのギタリストだった高野P介が在籍するロックバンド。YouTubeで試聴していつか観たいと思っていたら、今年12月24日に活動を完結すると言う。今回観ることが出来たのは幸運だった。


(ライヴ写真の撮影・掲載については出演者の許可を得ています。以下同)

人を喰ったような言動や煽動的なMVから想像できる通り、おふざけか真面目か分からない笹口の佇まいと、高野のハードロッカー真っ青のアクションに呆れているうちに、次第にうみのての魔法に巻き込まれ、微笑みながらシンガロングしている自分に気づく。ライヴパフォーマンスのパワーは凄まじい。その凄まじさが「完結」の一因なのかもしれない。

 

うみのて - 恋に至る病(MV)

うみのて公式サイト


●おとぎ話


東京のインディーロックシーンで10年以上活動する顔役的なバンド。70年代フォークロックのスタイルを模して歌う歌は紛れもなく21世紀のカガヤキを放っている。殆どMCを挟まず繰り出す歌の数々は、メロディへの圧倒的な信頼と自信に溢れている。そのスタンスは90年代ブリットポップに似ているが、おとぎ話のほうが遥かに地に足が着いている。

おとぎ話 "少年" (Official Music Video)



●余命百年


先行2組が素晴らしいライヴで魅せたが、今日の主役はこのバンド。ほぼ満員に近い客席の期待感の高まりを感じる。アシッドフォークの仄かな熱気のSEで登場。ツイン・ギターのアルペジオがモワレのように重なるスローナンバー。甘いヴォーカルがWWWを満たして行く。広い会場の音の広がりが彼らの世界観を倍加させる。レコ発ながら新曲3曲を含む約1時間の演奏は、集中と分散を繰り返し、熱心に見つめる観客の心を惹き付けた。



彼らの演奏に溢れるのは、大好きだとMCで語ったおとぎ話にも通じるメロディへの信念である。しかし圧倒的に若い彼らの怖いもの知らずの美メロへの傾倒ぶりには、聴き手の心を甘く蕩けさせる麻薬のような魅惑がある。それは単に「若さ」だけに起因するものではない。石井さやかをもうひとりのギタリストとして迎え入れ、リーダーのやまのはが長い髪を切った時、この4人の心にメロディの魔法がかけられたに違いない。その魔法は、彼らが敬愛する先人たちが未だに探し求めて止まない「奇跡」そのものかもしれない。奇跡が微笑みかけた余命百年のこれからが楽しみでならない。

 

 

余命百年 テンプテーション・ダンス MV


1.地球儀の中の空
2.テンプテーション・ダンス
3.バタフライ
4.見えない繋ぎ目(新曲)
5.地球のまつげ
6.ベルトコンベアー
7.バベルの屋上(新曲)
8.二十二世紀からの手紙
en.ぼくは背後霊(新曲)

余命百年 「二十二世紀からの手紙」 トレーラー動画

余命百年公式サイト

願い事
三回言える
流れ星

ERICA POMERANCE - You Used To Think - 69


余命百年自主企画"第九回おとむらい"開催決定!
2015年11月27日(金) 東高円寺U.F.O.CLUB
余命百年自主企画"第九回おとむらい"
余命百年 / 吉田ヨウヘイgroup
OPEN 19:00 START 20:00 前売¥2000(Drink別)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

嶺川貴子/グンジョーガクレヨン/Batman Winks/Prince Graves@渋谷Ruby Room 15.10.26(mon)

2015年10月29日 00時59分19秒 | 素晴らしき変態音楽


Ruby Room Presents
BLUE ROOM

2015/10/26(Mon)
open 19:30 start 20:00

door with 1drink ¥2000
reserve tickets: blueroomrubyroom@gmail.com

////LIVE\\\\

嶺川貴子 | Takako Minekawa
グンジョーガクレヨン | Gunjogacrayon
Batman Winks
Prince Graves

************(o.o)**************

最近益々活動ペースが加速化してきたグンジョーガクレヨン&組原正は、最低週一回、時には週4日ライヴを行うハイテンションぶり。数年前までのスローペースは何処へやら、活況を呈しつつある東京地下音楽シーンの台風の目の一つと言えるだろう。そんなグンジョーが、筆者的に再評価熱急上昇中の嶺川貴子と対バンするとは密かに大事件。会場は丸山町ラブホ街の入口にあるビル2Fの外人客が多い隠れ家的クラブ。
(以下ジャンルと斜体コメントはRUBY ROOM公式サイトより転載)

●Prince Graves (シューゲーザー)

(写真の撮影/掲載については出演者の許可を得ています。以下同)

昏睡から目覚めたような美しいドリームポップ。
Dream pop lovely enough to bring you out of a coma.


スレンダー女子のシューゲギター弾語り。PCに打ち込んだトラックと一緒に透明なギタートーンで浮遊スルメロディーを歌う。正に夢見る女子のドリームポップ。ガールズベッドルームの甘い香りに耽溺する寸前で、ざらつくノイジーギターで覚醒される、聴覚マッサージの20分。バンド形態でも活動しているそうなので、次回はバンドで観てみたい。
Prince graves soundcloud


●Batman Winks(チルウエイブ)


軽くピンボケしサイケ化した美しい旋律が奏でるビックリハウスのガレージポップ。
Melodic, lightly fuzzy and psyched fun house garage pop


狭いステージに5人組バンドがセッティング。ルックスからは音が想像できない。鳴らされた音は予想外にポップセンス溢れるオルタナロック。もみあげを剃った髪型のせいでヒカシューやYMOを思い出した。隙間の多い演奏は、意図したものかテクニカルな理由か判然としないが、筆者的にはレッド・クレイヨラやディアフーフの脱力ポップを感じさせ面白かった。ヴォーカルTAKAKUWAは23歳でアリエル・ピンクなどモダンロックが好きとのこと。いずれにせよ「チルウエイブ」ではないですな。

Batman Winks - So I Can Do (Official Audio)



●グンジョーガクレヨン(アヴァント・プログ)


Pink FloydのThe Wallがラジオで初めて放送された時代から、このバンドは密かに地下室で悪魔を呪文で呼び出し続けていた。
When Pink Floyd’s The Wall was making its first runs on the radio, this band was busy in the cellar conjuring demons, and hasn’t really stopped since then.


このコメントは秀逸かも。地下音楽の象徴グンジョーも、このラインアップで登場すると、キッチュでポップに彩られる。中尾勘二が凄い勢いでドラムを叩きまくり、ハイテンションをキープしっぱなしの20分は、記憶の中に10秒から6時間まで伸縮する不定形な痼(しこ)りを残した。久々の組原のノーメイクが、否定疑問文のように逆転した異形性を高める効果をもたらした。

Gunjogacrayon+Kanji Nakao(sax)+tamayurakurage(electronics) +Kyousuke Terada(vj)



●嶺川貴子(渋谷系)


渋谷の色鮮やかさの象徴、世界中からの日本音楽への絶賛にも多大な影響を及ぼしたインディー・ポップの声。坂本龍一やダスティン・ワンやCorneliusやカヒミ・カリィなどと共演した。
An influential indie pop voice on Shibuya’s colorful culture and Japan’s musical reputation worldwide. Has collaborated with Ryuichi Sakamoto, Dustin Wong, Cornelius, and Kahimi Karie.


此処数年はDustin Wongとのデュオで精力的に活動する嶺川貴子の珍しいソロセット。90年代当時、渋谷系に全く関心を持たなかった筆者だが、カヒミカリィと嶺川貴子だけは流行に関係なく聴いていた。当時は観ることのなかった生演奏を、四半世紀過ぎた今日目にできるとは何たる幸福。プリセットシンセとループステーションを駆使して産み出すミニマルでトランシーな歌とサウンドには神々しさと禍々しさが共存する。TGへのオマージュ(?)も飛び出すステージに、酔客が「ドープ過ぎる」と喚いたが、筆者的には(もし存在するなら)「安全ドラッグ」と呼びたいヤヴァい魅惑に陶酔しきった50分だった。

Takako Minekawa -PROJECT A #2 voice issue-


嶺川さん
PHEWと共演
して欲しい
テンテンコでも
いいかもね

Throbbing Gristle - Weeping.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【週末アイドルフェス#1】『バンもんFes.』バンもん/モ!/妄キャリ/PassCode/drop/POPetc.

2015年10月28日 01時42分15秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


けっしてハロウィン熱に浮かれた訳ではないし、クリスマスまで2か月しかないから焦った訳でもないが、10月24・25日の週末はフェス2連荘の狂乱に身を投じることとなった。中でも土曜日の『バンもんFes.』は8月頭のTIF2015以来のドルイベ。しかもでんぱ組.incが出演しないとくれば、いわば本カノエイミの目の届かない禁断のアヴァンチュール的な甘い誘惑である。余り冒険するタイプではない筆者でも、どんな出会いがあるのかワクテカ感に浮かれた足取りで、1年前のクリスマスイヴイヴの『カオスフェス2014』でエイミたちとクリぼっちの寂しさを紛らわせたのと偶然にも同じ現場の「新木場STUDIO COAST」へ向かった。
【ノットボッチ…冬】「クリぼっち」の過ごし方:『カオス』と『ヲタ』と『フリージャズ』withでんぱ組.inc

*フェスにはロック・アーティストやDJ、ダンサーも多数出演しましたが、原稿テーマの性格上、すべて割愛させていただくことをご了承ください。けっして筆者がIDOLにしか興味がない訳ではありません(排他性の否定)。



バンドじゃないもん! presents『バンもん!Fes.』
SUPPORTED BY Village Vanguard

2015年10月24日(土)東京都 新木場STUDIO COAST
OPEN / START 14:00

<出演者>
バンドじゃないもん! / 妄想キャリブレーション / ゆるめるモ! / drop / POP / PassCode / THE HOOPERS / FLiP / 進行方向別通行区分 / cinema staff / SHAKALABBITS and more

足取り軽く辿り着いたSTUDIO COASTで最初に目にしたのは、バンドじゃないもん特典会に並ぶヲタの長蛇の列であった。折しも晴れ渡った青空に輝く太陽(エイミの顔が頭をよぎる)がギラギラ照らす10月にしては熱い日に「NOT BAND」(バンもん)「妄想族」(妄キャリ)「YMM」(ゆるめるモ!)などの文字がプリントされた色とりどりの衣装を身に着けたヲタどもは、思いのほか平均年齢が若く、且つ女子率が高い。たぶんロックインジャパンやイナヅマフェスやマグロックなどロックフェスの客層と左程変わらないのではなかろうか。連中の倍以上の人生経験を誇る(つまりヲヤジの)筆者だが、何食わぬ顔で列に紛れ込み、エイミ以外の女子との久々のツーショ接触に胸ときめかせて列が進むのを待った。10分、20分、30分、1時間経ちその間の移動距離は30メートルほど、乃ち時速30メートルの牛歩戦術か。その時「特典会参加券の配布は終了しました」と無情の声が。「ざけんな!オレの貴重な時間を返さんかい!」と激怒の叫びが上がることもなく、よくあることさとばかり大人しく三々五々立ち去るヲタどもの姿に、筆者よりも余命が三十年長い者の余裕が浮かんでいた。駅へ戻り軽い昼食に舌鼓を打ってから、ヲタ芸を打つためにSTUDIO COASTへ引き返したが、整理番号B268番が召喚され会場への立ち入りを許されるまでにさらに45分間の人生を無駄に過ごす結果となった。入場時に久々に「お目当ての出演者は?」と訊かれたので、「進行方向別通行区分」と(本心で)答えたら、係員が戸惑っていた。



物販コーナーではバンもんのチェキくじの販売が。でんぱ組では最近殆ど実施されないだけに、ぜひとも購入してバンもんでの推しメン「しおりん」こと恋汐りんごのチェキをゲットしたかったが、ここでもまた長蛇の列。こりゃたまらんとホールに入ると、最初の出演者POPのライヴが始まっていた。

●POP


元BiSのカミヤサキ、元いずこねこのミズタマリの2名ユニットとして2014年7月8日に結成。2015年5月31日にミズタマリの脱退を受け、イヌカイマアヤ、シグサワアオ、ヤママチミキ、ユメノユアの4人の新メンバーを加えグループ名を「POP-Period Of Plastic2Mercy-」に改名し、再始動。

えんじ色ジャージ姿の4人組?あれ?カミヤサキがいないぞ??事情が呑み込めず、もしや脱退?とスマホでググるが、ライヴ現場での慣れない検索は目的を達せず。自己紹介で一人のメンバーが「カミヤサキ役の○○です!」と挨拶したので、何らかの原因で欠席だろうと判断し、安堵に胸をなでおろした。音楽は集中出来ず覚えてない。

【OFFICIAL】POP『Plastic 2 mercy』(TIF2015)


●drop


日本ツインテール協会から誕生したアイドルユニット、≪drop≫。
全国で数百人もの美少女を撮りおろし、日本一美少女に精通する協会と称される【日本ツインテール協会】が満を持してアイドルのプロデュースに進出。『脳を焼くアイドル』をキャッチフレーズに、一度聴いたらリフレインしてしまうアイドルソングを発信します。


Drop'sファンにとっては紛らわしいユニット名だが、なんとなく気になる存在の3人組。基本ツインテは年齢不詳だが、dropは観るからに若い。しかしパフォーマンスは堂々としているし、dropヲタもたくさんいた。フロア後方ではブルーTのグループが激しいヲタ芸を打っている。

【OFFICIAL】drop『なんにもいらない』(TIF2015)


4人組バンドFLiPがストレートな王道女子ロックを放った後、セットチェンジの間に外へ出て特典会の様子を伺う。特典会場の入り口のフェンスが閉まり、その前に多数のヲタが屯(たむろ)っている。何をどうすれば誰と握手やチェキが出来るのかわからないまま、ホールへ戻るとPassCodeのライヴが始まったところ。

●PassCode


2014年3月結成、大阪発のグループ。バンドサウンドをベースとし、一曲を通して時にはポップやロック、時にはシャウトなどを多様したラウドな一面など、様々な変化をつけた先の読めない展開の楽曲を武器としている。パフォーマンスでは、ライブを通して一つのエンターテイメントとし、いかに盛り上げ楽しませるかを重視している。

というか、展開の激しい曲がほとんどメドレーでガンガン飛び出すので、曲の頭もメロディも聴き取れない。それに輪をかけてヲタの激しいモッシュやリフトが炸裂、前方ブロックは散々な状況。ヲタの頭や体や足越しに観るメンバーはかなりの美形に思われた。事前に曲を覚えておけば、モッシュしなくてももっと楽しめるだろう。

【OFFICIAL】PassCode『Toxic』(TIF2015)


●ゆるめるモ!


「つらい時には逃げてもいいんだよ」という内容の「逃げろ!!」をはじめ、傷を背負った者に寄り添う歌詞と、やりたい放題なサウンドの楽曲で窮屈な世の中をゆるめるために闘う個性派6人組。POLYSICSのハヤシが楽曲提供するなど、ジャンルレスな動きも話題に。

それに比べてゆるめるモ!たちの平和なことよ!。音源だけなら結構トンガったニューウェイヴのイメージがあるが、ライヴ現場は名前通りのゆるゆる和みのオーラがすごい。真逆の意味で過激かもしれない。特に誰かを推しているわけではなかったが、ステージを観ながらチェキを撮るならどの娘かな、と考えるのが楽しかった。主演映画も観なけりゃならん、と決意を固めた。

【OFFICIAL】ゆるめるモ!『逃げろ!!』(TIF2015)


楽しみにしていた進行方向別通行区分が毎度の嘗めた異形のパフォーマンスを見せたあと、今度こそチェキ会参加!と心に決めて特典会場へ。右の列はPassCode、左の列はゆるめるモ!、整理されていて初心者にも判り易い。モ!の列は2列あり、ひとつは参加券を持っている人のチェキ列、もう一つは参加券を手に入れるための物販列。物販列に並ぶが、此処でも再び牛歩戦術。今後野党議員はヲタ現場で修行するべきだろう。辛抱強く立ち続け、やっと「今日の推し」もねとのチェキ券をゲットするモ!、今度はチェキ列の苦行が待ち受けていた。妄キャリの出演予定時刻になり離脱するヲタが続出する中、初心貫徹待ち続けた筆者だが、努力の甲斐なく時間切れ。折角エイミの目を気にすることなく浮気できるチャンスをミスミス逃した上に、THE HOOPERSと妄想キャリブレーションは一瞥することすら適わなかった。二重の意味で絶望感に凹んだかと言えばそんなことは露ほども感じることなく、残りのライヴを楽しんだ。

●THE HOOPERS


7人組、ボーイッシュ・ガールズ・グループ!HOOP=輪。7つの輪が奏でる男性顔負けのアクロバティックなダンスと、女子ならではの際どいセクシーなパフォーマンスが魅力の、刺激的でCOOLな新世代グループ。2015年 3月4日、1st single 「イトシコイシ君恋シ」でメジャーデビュー!!

観てないので恐縮だが、ニコ生で観戦した知人によると、最前は女子ばかりでまるで宝塚の様相を呈していたという。女子率の高さの一因はこのユニットにあったに違いない。機会があれば風男塾との違いを検証してみたい。

【OFFICIAL】THE HOOPERS『GO!GO!ダンスが止まらナイ』(TIF2015)


●妄想キャリブレーション


秋葉原ディアステージから誕生した、胡桃沢まひる、桜野羽咲、双葉苗、星野にぁ、雨宮伊織、水城夢子の6名からなるアイドルユニット。秋葉原発の体育会系アイドル!?妄想コント!?まで飛び出すライブでは、アツいファンとの化学反応・彼女達の泥臭く、がむしゃらなパフォーマンスが見どころ!!みんなで夢に向かって妄想する、恋しちゃいそうなアイドル!彼女達の妄想はまだ始まったばかり!

でんぱ組の妹分、人気急上昇中。これもニコ生観覧者の情報によると、ステージ前はモッシュにリフトに横移動に、PassCode以上のカオスぶりだったとのこと。でんぱヲタの彼をして「妄キャリヲタは怖い」と言わしめるとは、どんな有様か、1月1日のワンマン公演で確認する価値はある。

【OFFICIAL】妄想キャリブレーション『魔法のジュース』(TIF2015)


●DJ汐りんご


オレ的バンもん推しメンDJしおりんを、丁度10ヶ月プラス1日前の「カオスフェス2014」で観て一目惚れした想い出の場所(2Fバルコニー)に立ってみたが、身体の火照りに耐え切れず、フロアへ降りて思う存分萌えケチャ発散。ぶりっ子なのか天然か神のみぞ知る未確認生物体なれど、カワイイ娘はカワイイ。続いて2年半前の初回カオスフェス(エイミのフリースタイルラップを目撃し、現在の推し関係に発展するきっかけとなったオレ的伝説イベ)以来のcinema staff、そしててっきりヒップホップと思い込んでいたSHAKALABBITS(女子ヴォーカルのオルタナスカパンク。かなり好きなタイプ。ヒップホップは「SHAKKAZOMBIE/シャカゾンビ」)を堪能し、いよいよ本日の主役の登場を最前ブロックの左端で待つ。

●バンドじゃないもん!


2011年初頭結成。幾度かのメンバーチェンジを経て、2014年より現メンバーにて活動開始。2015年には初の全国ツアーを行い着実にその名前を全国に拡げている。

3年前ドラムデュオ時代に新宿ロフトに観に行ったバンもんは、とりわけ好きとかいうわけではなかったが、やはり昨年のクリスマスイヴの『DEARSTAGE presents クリスマスライブ 2014 ~ あなたのサンタになれるかな♡ ~ supported by ヴィレッジヴァンガード』でいきなりカラフルな6人組になって再会し、心の底にジワリと刺激されるものを感じた。8月のTIF2015での激しいヲタの暴れっぷりに驚き、2ndアルバム『RE:START』の電波ソングやアニソンのようで違う激アツぶりに惚れた。そして再会から10ヶ月経ち、満を持して現場に立つオレってカッコいい。でんぱ組ほどコールやフリに決まりがないので、ほぼ初心者でも気にせず楽しめる。しおりんのパートででんぱ組キンブレの赤を点灯してケチャを繰り出しながら、思ってもみなかった重大な事実に気がつき背筋が凍る想いがした。バンもんの「ぐみてゃん」こと七星ぐみの担当色は「サディスティックブルー」こと水色。し・か・し!でんぱ組のキンブレには水色はないのだ!!!!ピンキーの青だと「ディープマリンブルー」担当の「ちゃんもも」こと天照大桃子の色になってしまう。つまりでんぱ組ヲタが七星ぐみを推すには、バンもんキンブレを購入するしか道はない、ということ。でんぱ組&バンもん「ぐみてゃん」推しの方を、ヲタ界の苦行僧と呼んであげては如何だろう。

【OFFICIAL】バンドじゃないもん!『タカトコタン Forever』(TIF2015)


ヲタ活を
週末やると
他に何も出来ない

バンドじゃないもん! / 「君の笑顔で世界がやばい」


週末アイドルフェス二日目『VAMPS HALLOWEEN PARTY 2015』@幕張メッセ(でんぱ組.inc出演)については近日包み隠さず晒すつもり。何か差し支えのある方は早めにご連絡ください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【告知】不失者ワンマン@KOENJI HIGHまであと2週間!メンバー・プロフィール公開。

2015年10月27日 02時23分56秒 | 灰野敬二さんのこと


不失者
Fushitsusha

灰野敬二 : vo, g, etc.
森重靖宗 : b
Ryosuke Kiyasu : ds

灰野敬二が率いるロックバンド、不失者のワンマンライブが11月9日に東京・KOENJI HIGHで開催される。

今年5月に実施された灰野の生誕記念公演でもライブを行った不失者。灰野は「今回のワンマン公演に向けて通常に無い回数のスタジオ練習を行い、最大限の準備をする」と意気込みを語っている。チケットはKOENJI HIGH店頭、イープラスにて絶賛発売中!

KOENJI HIGH
OPEN/START 19:00/19:30
ADV/DOOR ¥3,500/¥4,000
TICKET high店頭販売 / eplus
-入場順-
1.KOENJI HIGH店頭
2.e+
3.当日券



灰野敬二(はいの・けいじ)
1952年、千葉県生まれ。1970年、エドガー・アラン・ポーの詩から名を取ったグループ「ロスト・アラーフ」にヴォーカリストとして加入。また、ソロで自宅録音による音源制作を開始、ギター、パーカッションを独習する。1978年にロックバンド「不失者」を結成、ハードロックに全く新しい強力で重層的な次元を切り開く。1983年から87年にかけて療養のため活動休止。1988年に復帰して以来、ソロのほか不失者、滲有無、哀秘謡、静寂、Vajra、サンヘドリン、Nazoranai、Hardy Soulなどのユニット、Experimental Mixture名義でのDJ、セッションや他ジャンルとのコラボレーションなど多様な形態で国際的に活動を展開。ギター、パーカッション、ハーディ・ガーディ、各種管弦楽器、各地の民間楽器、DJ機器などの性能を研ぎ澄まされた身体性と独自の演奏技術で極限まで引き出し生み出される比類のない音は、超越なきシャーマニズム、荒れ狂う知性と認識に満ちている。170点を超える音源を発表し、確認されただけでも1500回以上のライブ・パフォーマンスを行なっている。

Keiji Haino
Born in 1952 in Chiba. Inspired by Antonin Artaud he aimed for the theatre, but an encounter with The Doors stimulated him into music, where he has examined and absorbed an extremely wide range of music from the early blues especially Blind Lemon Jefferson or European medieval music to popular songs across the world. In 1970 he joined a group “Lost Aaraaf” named after Edgar Allan Poe’s poem as a vocalist. Meanwhile, he started to work on home recordings and self-taught the guitar and percussions. In 1978 he formed a rock band “Fushitsusha” that has opened up a completely new, powerful and profound dimension in hard rock. Since 1988, after a recuperation period from 1983 to 1987, he has been internationally active in various forms including solo, units such as Fushitsusha, Nijiumu, Aihiyo, Seijaku, Vajra, Sanhedrin, Nazoranai or Hardy Soul, DJ as “experimental mixture,” as well as sessions and collaborations with artists from different backgrounds. Drawing performance to the extreme of the guitar, percussions, the hurdy gurdy, diverse wind and string instruments, local instruments from across the world and DJ gears through keen physicality and unique techniques, he delivers incomparable sound that is full of shamanism without transcendency as well as raging intelligence and awareness. He has released more than 170 recordings and performed live at least 1,500 times with countless musicians including Loren Connors, Barre Phillips, Derek Bailey, Lee Konitz, Misha Mengelberg, Rashied Ali, Kang Tae Hwan, Kan Mikami, Kazuki Tomokawa, Motoharu Yoshizawa, Tatsuya Yoshida, Tori Kudo, Reiko Kudo, Chisato Yamada and Gozo Yoshimasu.
灰野敬二公式サイト: 




森重靖宗 (もりしげ・やすむね)
チェロ奏者、即興演奏家。国内外の数多くの音楽家や舞踏家等と共演。
アコースティック楽器の可能性を広げて奏でられるその様々な音響は、繊細かつ豊かで独特である。
時に自作曲のチェロによる弾き語りや、ピアノを使った演奏なども行う。
灰野敬二率いるバンド「不失者」ではエレキベースを演奏。
音楽活動以外にも写真作品集を発表。

morishige yasumune (mori-shige)
As one of Japan's most unique voices of the cello, improvising musician Morishige Yasumune continues to collaborate with a wide array of dancers and musicians both in Japan and around the world.
His improvisational approach looks to extend the cello's sonic possibilities, expanding the vocabulary of the instrument into rich unexplored territories.
In addition to his improvisational work, he also composes his own vocal works, accompanying his voice with either cello or piano.
More recently, he is playing electric bass in Haino Keiji's band Fushitsusha.
In additional to his musical activities, Morishige is also a distinctive photographer who published his first collection, entitled "photographs", in 2010.
森重靖宗公式サイト: www.mori-shige.com




Ryosuke Kiyasu
2003年にスネアドラムを使ったソロ公演を、北米カナダにて開始。以降アメリカ、カナダ、韓国などといった国々でソロツアーを行う。自身のリーダーバンドであるグラインドコアのSETE STAR SEPT、フリージャズのKIYASU ORCHESTRA、灰野敬二氏のバンド、不失者のドラマーとしても知られている。また、カナダのハードコアバンドTHE ENDLESS BLOCKADEの元ドラマーで、バンド立ち上げメンバー。

Ryosuke Kiyasu has started solo snare drum performance in 2003 in Canada. he has played solo performance shows in USA, Canada and Korea. also he is known as drummer of his leader's band SETE STAR SEPT, KIYASU ORCHESTRA and Keiji Haino's band FUSHITSUSHA. ex.drummer of THE ENDLESS BLOCKADE from Canada.
Ryosuke Kiyasu公式サイト: http://jp.kiyasu.com/

失われざる
音楽の道
知るために

オランダ公演決定!
11月19日(木)-22日(日)
LE GUESS WHO? 2015
Utrecht, The Netherland

SUNN O))) presents LE GUESS WHO? 2015
11月21日(土) Keiji Haino Percussion Solo



Deerhunter Kamasi Washington Destroyer The Notwist The Pop Group Faust Evil Superstars Ariel Pink Swervedriver T.P. Orchestre Poly-Rythmo de Cotonou Atlas Sound Josh T. Pearson Viet Cong A Place To Bury Strangers METZPrefuse 73Wavves Shabazz Palaces Islam Chipsy/EekMikal Cronin with Strings & Horns Adrian Sherwood At The Controls feat. Disappears Mustafa Özkent ve Belçika Orkestrasi Kaki King The Necks Blanck Mass Anna Meredith Yung GudLiima Lotic Songhoy Blues Titus Andronicus The Besnard LakesHo99o9 Protomartyr Widowspeak Bob Forrest Okay Temiz & La Fanfare Du Belgistan Huerco S.Lee Gamble (DJ set) Majical Cloudz Michael Price Trio Föllakzoid
Meat WaveNotsUltimate PaintingKelley StoltzJacuzzi BoysShannon and the ClamsThe DronesThe Numero GroupHeemsNAHStuff.SaintsenecaGaye Su AkyolMirel WagnerLaura CannellJennifer CastleThe Weather StationNâ Hawa DoumbiaMasayoshi FujitaThe Space LadyEartheaterSunflower BeanDan FrielBaba Commandant & The Mandingo BandHoward EynonKodiak DeathbedsJerusalem In My HeartWilbert Bulsink & Jessica SligterJack NameDave Heumann (Arbouretum)Jessica MossCar Seat HeadrestRats On RaftsDollkrautHoekTorusThe HomesickToriiHousewives
Sunn O))) Presents
SUNN O)))Annette PeacockMagmaBennie MaupinJulia HolterKeiji HainoChelsea Wolfe
The Crazy World of Arthur BrownHildur GuðnadóttirOMGoatsnakeCharlemagne PalestinePhurpa
Demdike StareBölzerVirusMartyrdödThe SecretToday Is The DayMarissa NadlerCircuit Des YeuxFM EinheitBIG|BRAVECHAOS ECHŒSAluk TodoloJohn Doran
بني هاللني حفلة ارجتالية مع
سحر طهايلي معلوفرامي زيدان
Jacco Gardner presents: Cabinet of Curiosities Os Mutantes Dungen Jacco Gardner Nick GarrieMichael Rault Death and VanillaEerie Wanda Levitation Presents Total Control Lightning Bolt Suuns & Jerusalem In My Heart Bo Ningen DeradoorianThe Myrrors Ringo Deathstarr
Constellation Records Presents
OughtSaltland Eric ChenauxLast Ex Avec le Soleil Sortant de sa Bouche Fluister Nights Lubomyr Melnyk Deaf Center Loscil Christina VantzouOtto A. Totland Trigg & Gusset
Introducing
Hop AlongHooton Tennis ClubTerzij de Horde
J FernandezthisquietarmyInsect ArkBlack OakYounghusbandGroomsIt It AnitaChantal AcdaLasterNefastGnaw Their TonguesBullyMoon Moon Moon


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

坂田明&ちかもらち+灰野敬二@六本木SuperDeluxe 2015.10.22(thu)

2015年10月25日 11時12分35秒 | 灰野敬二さんのこと


スーパー・デラックス十三周年
坂田明&ちかもらちセッションズ【灰野敬二】

灰野敬二(Guitar)
坂田明(Alto saxophone, Clarinet, Voice)
ダーリン・グレイ(Bass)
クリス・コルサーノ(Drums)


(写真の撮影・掲載については主催者の許可を得ています。以下同)

2011年に来日公演を観た坂田明&ちかもらちの4年ぶりの日本ツアーが開催中。前回の来日時にはジム・オルーク、メルツバウ(秋田昌美)、山下洋輔、八木美知依と共演したが、今回の来日ツアーは佐藤允彦、灰野敬二、田中泯、ジム・オルーク率いるオーケストラと共演する。それだけこのトリオの間口が広い証拠であり、ひとつの処に留まらないのが『Flying Bascket(すっ飛び篭)』の由縁である。
【すっ飛びツアー】坂田明とちかもらち/ジム・オルーク/MERZBOW/佐藤允彦/灰野敬二/田中泯



灰野とクリス・コルサーノは数度共演経験があるというから、初顔合わせはダーリン・グレイだけ。しかし、四者揃い踏みの共演ならば、全く新しい体験になることは間違いない。それこそセッションの醍醐味であり、想いもよらぬサムシングが産まれる苗床である。
Keiji Haino & Chris Corsano April 14, 2013 "The Sco" Oberlin OH



1st Setは灰野は椅子に座りクリアな音色で細かいフレーズを紡ぐ。坂田の美しいサックスの音色と共鳴して、会場の空気をガラスにひびを入れるように亀裂が広がっていく。グレイのベースとコルサーノのドラムの重低音爆撃が、ひび割れに細かな振動を与え、支えを失った天井が崩れ落ちる幻覚に苛まれる。



崩壊の危機を未然に防ぐのは坂田の流麗なクラリネットと、灰野のファルセットヴォイスであった。慈しみの心が溢れ出し、四面の壁に乱反射する木霊は、この場を共有する者にしか理解し得ないセッションの産み出した果実の収穫祭であり、実りの秋の夜長にこそ相応しい異形の海馬の嗎(いななき)であった。



そんな想いは当然後付けであって、ライヴが終わり六本木駅で地下鉄を待つとき筆者の頭に浮かんだのは、前回の来日時、ダーリン・グレイが筆者の着ていたハーレーダヴィッドソンのパーカーに反応したので、今回はハーレーTシャツを着て行ったのだが、気づいてもらえなかった、という一抹の淋しさであった。

とんでもなく
すっ飛んで
跳んでみよう



科学的に分析すると空気の振動に過ぎない音波ではあるが、人前で奏でられたとき、数人で同時演奏されたとき、独り寝の部屋で頭を抱えているとき、狂ったように只管鳴り止まぬとき、死の真際に終末のフレーズが吹き込まれたとき、旅路に果てに辿り着いた桃源郷で賛美歌を歌うとき、それぞれの場面で甘受される人間の聴覚と知覚の挟間に見え隠れする虹彩を心に刻み込みたい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

坂口諒之介/灰野敬二/てあしくちびる@東高円寺UFO CLUB 2015.10.21(wed)

2015年10月24日 10時16分11秒 | 灰野敬二さんのこと


坂口諒之介「舟はまた壊れる」発売記念ライブ
出演:灰野敬二、てあしくちびる、坂口諒之介(山崎怠雅,伊藤昭彦,ルイス稲毛,井上順乃介)

OPEN 19:00 START 19:30 前売\2,500(D別)/当日\2,800(D別) ※当日会場は禁煙です。

10/7(水)にデビューアルバム「舟はまた壊れる」をディスクユニオンのレーベルよりリリースする坂口諒之介のレコ発ライブです。ゲストに、栃木県足利出身の2ピースバンド、てあしくちびると、日本のロック・シーンの重鎮、灰野敬二さんをお迎えします!また、坂口諒之介はソロ・バンド両方の形態で出演します。是非皆様お越しください!

出演者紹介(敬称略)
【灰野敬二】
灰野敬二さんは、70年代から活動する、日本のロック・シーンの重鎮といえる方です。活動の形態は本当に様々ですが、どんな形態であろうと常に圧倒的な演奏で、「灰野敬二」という人間の個性を強烈に感じさせてくれる、最高に格好良いミュージシャンです。
僕が初めて灰野敬二さんのライブを観たのは2010年、ジム・オルークさん、オーレン・アンバーチさんとのトリオでの演奏でした。三人のあまりの格好良い演奏に涙が出たのをはっきりと覚えています。それ以来ずっと大好きなミュージシャンです。今回出演を承諾して頂けてとても嬉しく、感謝しています!

【てあしくちびる】
男性アコギボーカルと女性バイオリンボーカルのデュオです。凄まじいグルーヴ感の演奏、ラップや歌に乗せて連射される言葉。一度聴いたら忘れられません。本当にかっこいいグループです!
僕がてあしくちびるのライブを初めて観たのは昨年の夏頃ですが、その刺激的な音楽に衝撃を受け、ライブが終わったあと興奮してギターの河内伴理さんに話しかけたのはいい思い出です。今回お二人に出演して頂けてとても嬉しいです、ありがとうございます!

僕、坂口諒之介は、弾き語りソロとバンド編成の両方で出演します。気合入れて臨みます。
バンドメンバー(敬称略)
坂口諒之介(Vo,Ag)
伊藤昭彦(Ag,Cho)
山崎怠雅(Gt,Cho)
ルイス稲毛(Ba)
井上順乃介(Dr)
よろしくお願い致します!

●てあしくちびる

(写真の撮影・掲載については出演者の許可を得ています。以下同)

北関東からの使者・栃木出身のこの二人組の衝撃度はハンパない。2年前の夏に初めて観た時、筆者も坂口と同じように、興奮して話しかけ、自主制作のCDRを送ってもらうようオーダーした。それ以来3回程観ているが、弾語り系のイベントでも、秩父4Dでノイズや即興に囲まれても、灰野敬二との対バンでも、自らは全く自然体のままで、何故かわからないけど馴染んでしまう不可思議な佇まいは、トラッド、フォーク、プログレ、パンク、ラップ、クラブミュージックが何が何だか同居している二人の世界では決して不可思議ではないのだろう。

てあしくちびる「死」(詩:萩原朔太郎)@秋葉原CLUB GOODMAN



●灰野敬二


灰野のUFO CLUB出演は昨年5月31日の久下惠生とのデュオ(対バン友川カズキ×坂本弘道)以来。椅子に座ってピック無しでギターの弾語り。サンプラーで音を重ねて行くプレイは10年前まで早稲田大学近くにあったライヴカフェ「ジェリージェフ」で定期的に開催されていた灰野のソロライヴを思わせる。たかだか10年前なのに、遠い昔のセピア色の記憶に似た郷愁とそこで知り合った数人の灰野ファンを思い出す。織り重なるギターの上に気紛れな言葉が散りばめられる演奏は、時間感覚を蕩けさせる甘美な世界だった。

Keiji Haino @ Cafe Oto, London 9.4.11



●坂口諒之介


坂口とは灰野のライヴ現場で何度か顔を合わせたことがあるが、歌を聴くのは初めて。朴訥としたキャラクターに相応しい繊細な歌声は、しかし思いの外頑強な意志の力に支えられている。ハイトーンのファルセットから、CDのプロデュースを担当した山崎怠雅をはじめとする曲者揃いのサイケデリックロックをバックにしたシャウトまで、小柄な坂口から溢れ出る想いの奔流の波間に浮かぶ舟に乗って、聴き手の心はゆらゆら揺れる。歌が終わったら舟は壊れてしまうかもしれないが、歌い続ける限り舟は何度でも甦ることだろう。



セットリスト
弾き語り↓
1.雪
2.遺伝子の夜
3.記憶と暮れる
4.別離
バンド↓
5.舟はまた壊れる
6.真っ白いところ
7.森
8.夜
弾き語り(アンコール)↓
9.痛みの後に

坂口諒之介 「舟はまた壊れる」


ギターとヴァイオリン
ギターと言葉
歌とギター

Comus - Diana
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【特別企画#2】にゃかまハズレを探せ!クイズ大会~ねこがねこねこねこれくしょんにゃう

2015年10月23日 02時32分37秒 | ネコ動画
【にゃかまハズレを探せ!クイズ大会】
下に掲載したにゃんこ写真の中にひとつだけにゃかまハズレがあります。にゃかまハズレの写真に映っているのは何(誰)なのかを、ブログコメント欄/Twitter返信/Facebookコメント欄のいずれかで応募して下さい。正解者の中から抽選で1名に豪華賞品をプレゼントします。にゃお当選者の発表は発送をもって代えさせていただきます。



にゃくさんの
ご応募を
お待ちしてますにゃう


【テーマ曲】嘘つきバービー ねこ子
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【特別企画】仲間はずれを探せ!クイズ大会~不失者/GEZAN/余命百年/割礼/オシリペンペンズ他

2015年10月22日 01時49分51秒 | 妄想狂の独り言
【仲間ハズレを探せ!クイズ大会】
下に掲載したフライヤーの中にひとつだけ仲間ハズレがあります。仲間ハズレの番号とその理由を、ブログコメント欄/Twitter返信/Facebookコメント欄のいずれかで応募して下さい。正解者の中から抽選で1名に豪華賞品をプレゼントします。なお当選者の発表は発送をもって代えさせていただきます。

【1】


【2】


【3】


【4】


【5】


【6】


【7】


【8】


【9】


【10】


【11】


【12】


【13】


【14】


たくさんの
ご応募を
お待ちしています


【テーマ曲】余命百年 テンプテーション・ダンス
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『フランク・ロウ』ほぼほぼ完全ディスコグラフィ/Almost Complete Discography of FRANK LOWE

2015年10月21日 01時09分48秒 | 素晴らしき変態音楽


Frank Lowe
tenor saxophone, soprano saxophone
born June 24, 1943 Memphis, Tennessee
died September 19, 2003 New York City

1. Alice Coltrane-World Galaxy

USA LP Impulse 9218
Recorded November 15 and 16, 1971, at The Record Plant, New York City

Alice Coltrane-p,org,harp,tamboura,perc; Frank Lowe-ts,ss,perc; Leroy Jenkins-vln; Reggie Workman-b; Ben Riley-d; Elayne Jones-tympani; David Sackson-concertmaster; Arthur Aaron, Henry Aaron, Julien Barber, Avron Coleman, Harry Glickman, Edward Green, Janet Hill, Joan Kalisch, Ronald Lipscomb, Seymour Miroff, Thomas Nickerson, Alan Shulman, Irving Spice, William Stone-strings; Swami Satchidananda-voc

A1. My Favorite Things (Rodgers/Hammerstein) 6:22
A2. Galaxy Around Olodumare (Alice Coltrane) 4:15
A3. Galaxy in Turiya (Alice Coltrane) 9:55
B1. Galaxy in Satchidananda (Alice Coltrane) 10:25
B2. A Love Supreme (John Coltrane) 9:58


2. Noah Howard-Live at the Village Vanguard

USA LP Intercord 28488-5U
Recorded live at the Village Vanguard, New York City, 22nd August 1972

Noah Howard-as,perc; Frank Lowe-ts,perc; Robert Bruno-p; Earl Freeman-el-b; Rashied Ali-d; Juma Sutan-perc

A1. Back a' Town Blues
A2. Conversation
B1. Dedication (to Albert Ayler)


3. Rashied Ali/Frank Lowe-Duo Exchange

USA LP Survival 101
Recorded 1972 at Watts Studios, NYC

Frank Lowe-ts,Japanese fl,perc; Rashied Ali-d,perc

A1. Exchange-Part 1
B1. Exchange-Part 2


4. Don Cherry And The Jazz Composer's Orchestra-Relativity Suite

USA LP JCOA 1006
Recorded on February 14, 1973 at Blue Rock Studio, New York City

Don Cherry-comp,cond,tp,conch,voc,perc; Charles Brackeen-ss,as,voc; Carlos Ward-as,voc; Frank Lowe-ts,voc; Dewey Redman-ts,voc; Sharon Freeman-frh; Brian Trentham-tb; Jack Jeffers-tu; Leroy Jenkins-vln; Joan Kalisch-vla; Nan Newton-vla; Pat Dixon-cel; Jane Robertson-cel; Charlie Haden-b; Carla Bley-p; Ed Blackwell-d; Paul Motian-d; Moki Cherry-tamboura; Selene Fung-cheng;

A1. Tantra (8:00)
A2. Mali Doussn'gouni (5:40)
A3. Desireless (1:22)
B1. The Queen of Tung-Ting Lake (4:30)
B2. Trans-Love Airways (6:50)
B3. Infinite Gentleness (3:22)
B4. March of the Hobbits (3:38)


5. Frank Lowe-Black Beings

USA LP ESP 3013
Recorded NYC, March 1973.

Frank Lowe-ts; Joseph Jarman-ss,as; Rashid Sinan-d; Raymund Cheng-vln; William Parker-b

A1. In Trane's Name (Frank Lowe)
B1. Brother Joseph (Frank Lowe)
B2. Thulani (Joseph Jarman)


6. Frank Lowe – The Loweski

USA CD ESP Disk – ESP 4066
Recorded 1973, New York City

Frank Lowe-ts; William Parker-b; Rashid Sinan-ds; Joseph Jarman-as,ss; Raymond Lee Cheng (The Wizard)-vln

1 The Loweski Pt. 1 6:19
2 The Loweski Pt. 2 11:54
3 The Loweski Pt. 3 4:38
4 The Loweski Pt. 4 5:20
5 The Loweski Pt. 5 9:39


7. Frank Lowe Quartet – OUT LOUD

USA LP Triple Point Records – TPR209
LP I recorded at Rashied Ali’s Survival Studio, May 1, 1974
LP II by engineer Scott Trusty live at Studio Rivbea, Probably Spring/Summer 1974

Frank Lowe-ts,ss,perc.small inst.; Joseph Bowie-tb, perc; William Parker-b; Steve Reid-ds; Ahmed Abdullah-tp (tracks: D1 only)

A1. Untitled 1 11:13
A2. Vivid Description 8:04
B1. Listen 2:33
B2. Untitled 2 12:35
B3. Logical Extensions 0:41
C1. Whew! 23:18
D1. Untitled 3 23:53


8. Frank Lowe-Fresh
 
USA LP Arista/Freedom 1015
Memphis, Free Tone Studios September 1974
Frank Lowe-ts; The Memphis Four
B2. Chu's Blues (Frank Lowe) 6:29

NYC, Blue Rock Studio March 7, 1975
Frank Lowe-ts; Lester Bowie-tp; Joseph Bowie-tb; Abdul Wadud-cel; Steve Reid-d
A1. Epistrophy (Thelonious Monk) 7:43

Charles Bobo Shaw-d replaces Steve Reid
A2. Play Some Blues (Frank Lowe) 4:52
B1. Mysterioso (Thelonious Monk) 11:44


add Selene Fung-cheng
A3. Fresh (Frank Lowe) 6:18

9. Don Cherry-Brown Rice
 
Italy LP EMI ‎3C 064-18107
Recorded at "The Basement Recording Studio"- 112 Green Street, N.Y

Don Cherry-tp,el-p,voc; Charlie Haden-b; Billy Higgins-d; Frank Lowe-ts; Ricky Cherry-el-p; Bunchie Fox-el-bgo; Verna Gillis-voc
A1. Brown Rice (Cherry) 5:14

Don Cherry-tp,voc; Billy Higgins-d; Frank Lowe-ts; Ricky Cherry-p; Hakim Jami-b
B1. Chenrezig (Cherry) 12:50

Recorded at "Grog Kill Studio" - Woodstock
Don Cherry-voc,Yamaha p; Charlie Haden-b; Billy Higgins-d; Frank Lowe-ts; Ricky Cherry-el-p
B2. Degi-Degi (Cherry) 7:05
(Lowe does not appear on other track)

Don Cherry
(private recording) Kongsberg 6/75
Don Cherry-tp; Frank Lowe-ts; others?

10. Frank Lowe-The Flam

Italy LP Black Saint 0005
Recorded at Generation Sound Studios, New York, October 20-21, 1975.

Frank Lowe-ts; Joseph Bowie-tb; Leo Smith-tp,flh,wood fl; Alex Blake-b,el-b; Charles Bobo Shaw-

A1. Sun Voyage (Joseph Bowie) 7:35
A2. Flam (Frank Lowe) 14:03
B1. Be-Bo-Bo-Be (Charles Shaw) 10:53
B2. Third St. Stomp (Lowe/Shaw/Bowie/Blake/Smith) 10:21
B3. U.B.P. (Leo Smith) 0:45


11. Frank Lowe-Tricks of the Trade

France LP Marge 02
Enregistré en public à Rouen Salle Sainte-Croix des Pelletiers le mercredi 8 décembre 1976.

Frank Lowe-ts; Butch Morris-cor; Didier Levallet-b; George Brown-d

A1. Navarro's Tomorrow (Lowe) 10:16
A2. Anytime (Lowe) 6:05
B1. Clear (Lowe) 5:02
B2. A Ballad (Lowe) 5:26
B3. Unsatisfied Blues (Lowe) 5:22
B4. And Then (Lowe) 2:30


France CD Marge 02
1. Groove (Lowe) 10:11
2. Fresh (Lowe) 9:50
3. Awake (Lowe) 11:23
4. In a Minute (Lowe) 9:40
5. Flash Back (Lowe) 1:13
(+ all tracks on original LP, see previous entry)


12. Frank Lowe-The Other Side

France LP Palm 25
Recorded, December 19th 1976, at PALM Studio, Paris

Frank Lowe-ts; Lawrence Butch Morris-cor; Didier Levallet-b; George Brown-d

A1. The Other Side (Lowe) 7:19
A2. Zap (Lowe) 6:18
A3. Up (Lowe) 5:13
B1. Pretty (Lowe/Morris) 5:38
B2. Carmen (Lowe) 7:32
B3. Fresh (Lowe) 6:00


13. Jerome Cooper-Positions 3 6 9

USA 2xLP Kharma 3/4
Recorded live in concert at Environ, New York City, April 25, 1977.
Composed and arrange by Jerome Cooper

Frank Lowe-ts; Kalaparusha M. McIntyre-ts
A1. Movement (AA) 10:20

Frank Lowe-Indian bells; Kalaparusha M. McIntyre-school bell; Jerome Cooper-gong bell,bass drum
A2. Movement (A) 8:04

Frank Lowe-whistle; Kalaparusha M. McIntyre-wooden fl; Jerome Cooper-saw,bike horn
A3. Movement (B) 9:36

Frank Lowe-ts; Kalaparusha M. McIntyre-cl; Jerome Cooper-cymbals
B2. Movement (C2)

Frank Lowe-ts; Jerome Cooper-d
C1. Movement (E) 18:08

Frank Lowe-ts; Kalaparusha M. McIntyre-ts; Jerome Cooper-d
D2. Movement (G) 18:00
(Lowe does not appear on other tracks)

14. Frank Lowe-Doctor Too-Much

USA LP Kharma 2
Recorded: May 21, 1977
Frank Lowe-ts; Olu Dara-tp; Leo Smith-tp; Phillip Wilson-d; Fred Williams-b

A1. Trombone (dedicated to George Lewis & Joseph Bowie) (Lowe) 4:30
A2. Crush (Lester Bowie) 7:45
A3. Parts (Lowe) 7:30
B1. Doctor Too-Much (Lowe) 7:55
B2. Structuralism (Lowe) 3:35
B3. Broadway Rhumba (Lowe) 5:30
B4. Future Memories (Lowe) 4:45




15. The Frank Lowe Orchestra-Lowe & Behold

USA LP Musicworks 3002
Recorded in New York City, October 1977.

Frank Lowe-ts,comp,arr; Joseph Bowie-tb; Butch Morris-cor; Arthur Williams-tp; Billy Bang-vln; Polly Bradfield-vln; Eugene Chadbourne-g; John Lindberg-b; Phillip Wilson-d,perc; John Zorn-as; Peter Kuhn-cl,bcl,mix,editing

A1. Heart in Hand or (How Vain I Am) (13:58)
A2. A Hipster's Dream (4:24)
B1. Lowe-commotion (7:58)
B2. Heavy Drama (12:49)


16. Frank Lowe & Eugene Chadbourne-Don't Punk Out

USA LP QED 995
Stereo recording, New York City, October 13, 1977

Frank Lowe-ts; Eugene Chadbourne-g,12 string g

A1. Composition for David Murray (Lowe) 1:47
A2. If It Should Happen (Billy Patterson) 4:05
A3. Fright (Lowe) 4:23
A4. At Reel's End (improvisation) 2:31
A5. Bobo Did It (Lowe) 2:31
A6. Ghosts (Albert Ayler) 4:16
A7. The Clam (Chadbourne) 0:54
B1. St. Thomas (Fire Down There) (trad., arr. by Sonny Rollins) 1:29
B2. Phantom to Tower (Parts 1 & 2) (Lowe) 4:22
B3. You Were Right in the First Place (Chadbourne) 2:44
B4. 45 1st Ave (Parts 1 & 2) (improvisation) 2:50
B5. There's No Place Like Home (Chadbourne) 2:51 (Lowe solo)
B6. Doctor Too-Much (Lowe) 2:45 (Chadbourne solo)
B7. Don't Punk Out (Parts 1 & 2) (Chadbourne/Lowe) 3:04
(CD issue has additional tracks, see April 2000 entry below)


Frank Lowe Quartet
(private recording) Angouleme, France 5/6/1978
Frank Lowe-ts; Olu Dara-tp; Fred Williams-b; Phillip Wilson-d

17. Phillip Wilson Quartet-Live at Moers Festival

Germany LP Moers Music 01062
Recorded live at "7th International New Jazz Festival Moers", May 15, 1978

Phillip Wilson-d,perc; Olu Dara-tp; Frank Lowe-ts; Fred Williams-b

A1. Broadway Rhumba (8:21)
A2. Cha Cha (6:31)
A3. This Is For You (4:30)
B1. F & L (9:50)
B2. It's A Party (11:00)
(All compositions by Phillip Wilson)


18. Billy Bang Sextet featuring Frank Lowe-Sweet Space

USA LP Anima 12741
Recorded live on 15 November 1979 at the Loeb Student Center north lobby, New York University.

Billy Bang-vln; Frank Lowe-ts; Luther Thomas-as; Butch Morris-cor; Curtis Clark-p; Wilber Morris-b; Steve McCall-d

A1. A Pebble is a Small Rock (Dedicated to Mr. & Mrs. Irving Stone) (Billy Bang) 16:47
A2. Sweet Space (Billy Bang) 5:10
B1. Loweski for Frank (T.F.R.) (Billy Bang) 12:55
B2. Music for the Love of It (Butch Morris) 5:50
(Arrangements by Butch Morris and Billy Bang except Sweet Space, arranged by Billy Bang)

19. Frank Lowe-Skizoke

USA LP CJR 1007
Recorded at Soundscape, New York City, March 31, 1981.

Frank Lowe-ts; Butch Morris-cor; Damon Choice-vib; Larry Simon-g; Wilbur Morris-b; Tim Pleasant-d

A1. Originals (Lowe) 8:26
A2. The Skizoke (Lowe) 8:17
A3. Sortie - Take I (Ornette Coleman) 5:48
A4. Sortie - Take II (Ornette Coleman) 2:04
B1. Some Do, Some Don't (Lowe) 10:15
B2. Close to the Soul (Lowe) 13:54
(Musical arrangements by Frank Lowe & Butch Morris)


20. Frank Lowe-Exotic Heartbreak

Italy LP Soul Note 1032
Recorded at Barigozzi Studios, Milano, October 22-23, 1981.

Frank Lowe-ts; Butch Morris-cor; Amina Claudine Myers-p; Wilber Morris-b; Tim Pleasant-d

A1. Perfection (Ornette Coleman) 7:51
A2. Close to the Soul (Lowe, arr. Lowe/B. Morris) 8:02
A3. Broadway Rhumba (Lowe) 3:24
B1. Addiction Ain't No Fiction (Lowe, arr. Lowe/B. Morris) 6:56
B2. Exotic Heartbreak (Lowe, arr. Lowe/Myers) 8:18
B3. Be Prepared (Lowe, arr. Lowe/B. Morris) 5:34


21. Frank Lowe Quintet-Live from Soundscape

Japan CD DIW 399
Recorded live at Soundscape, NYC on February 19, 1982.

Frank Lowe-ts; Lawrence Butch Morris-cor; Amina Claudine Myers-p; Wilber Morris-b; Tim Pleasant-d

1. Be Prepared (Lowe) 14:56
2. Close to the Soul (Lowe) 18:19
3. Exotic Heartbreak (Lowe) 22:35
4. Face to Face (Lowe) 12:18


22. Billy Bang-Outline No. 12

USA LP Celluloid 5004
Recorded at OAO Studio, Brooklyn, NYC, July 1982

Billy Bang-vln; Jason Hwang-vln; Joseph Hailes-vln; Frank Lowe-ss; Wilber Morris-b; Charles Tyler-cl; Henri Warner-acl; David Murray-bcl; Khan Jamal-vib; Sunny Murray-perc; John "Khuwana" Fuller-perc

A1. Seeing Together (13:28)
A2. Outline No. 12 (7:01)
B1. Conception (19:01)
(All compositions written by Billy Bang, conducted by Lawrence Butch Morris)


23. The Jazz Doctors-Intensive Care

UK LP Cadillac 1011
Recorded at Wave Studios, London on August 11, 1983

Billy Bang-vln; Frank Lowe-ts; Rafael Garrett-b; Dennis Charles-d

A1. Little Melonae (Jackie McLean) 4:50
A2. Ballad with one L. (Billy Bang) 8:20
A3. Spooning (Butch Morris) 5:10
B1. Loweology (Frank Lowe) 6:00
B2. Blood on the Cross (Rashied Ali) 4:55
B3. Lonely Woman (Ornette Coleman) 12:19

24. Frank Lowe/Billy Bang/A. R. Penck-Isle in the Ocean

TTT 8 USA LP
Produced 29.5.84 N.Y. dimensional sound studio

Billy Bang-vln; Frank Lowe-ts; Frank Wollny-g; Heinz Wollny-b; A. R. Penck-d

A1. Xtrmpnieee
A2. N.Y.Situation I
A3. Isle in the Ocean
A4. N.Y.Situation II

TTT Featuring A.R. Penck
25. Be Cool in Munich/Live Concert/Part 1 TTT 17 D LP
26. Be Cool in Munich/Live Concert/Part 2 TTT 18 D LP
27. Be Cool in Munich/Live Concert/Part 3 TTT 19 D LP
28. Be Cool in Munich/Live Concert/Part 4 TTT 20 D LP


ca. mid 1980s

Frank Lowe-ts; Butch Morris-cor; Billy Bang-vln,fl; Heinz Wollny-b,d; Frank Wollny-g,d; A. R. Penck-p,d,fl; Dennis Charles-d

29. A.R. Penck - Going Through

TTT 23 LP
recorded probably mid 1980s" by Fred Hersch (?) Recording Studio, New York City

Jeanne Lee-voc; Billy Bang-vln; Frank Lowe-ts; William Parker-b; Dennis Charles-d; A. R. Penck-p

A1. Part One
B1. Part Two


30. TTT Live! Konzert Basel (What About JAZZ Today!)

TTT 25 LP
recorded at Museum Für Gegenwartskunst, Basel, Switzerland, mid 1980s

A. R. Penck-p,d; Heinz Wollny-b; Frank Wollny-g; Frank Lowe-ts;louis Moholo-d

A1. Fist Gig Studio Fawe-street
(Lowe does not appear on other track)




31. Frank Lowe-Decision In Paradise

Italy LP Soul Note 1082
Recorded at Vanguard Studios, New York, September 24 and 28, 1984.

Frank Lowe-ts; Don Cherry-tp; Grachan Moncur III-tb; Geri Allen-p; Charnett Moffett-b; Charles Moffett-d

A1. Decision in Paradise (Lowe) 4:58
A2. I'll Whistle Your Name (Lawrence "Butch" Morris) 3:26
A3. Cherryco (Cherry) 5:58
A4. Lowe-ologie (Lowe) 5:24
B1. You Dig! (Moncur III) 8:18
B2. Dues and Don'ts (Lowe) 10:53


32. Butch Morris-Current Trends In Racism In Modern America (A Work In Progress) (Conduction No. 1)

Germany LP Sound Aspects SAS4010
Recorded live on February 1st, 1985 at the Kitchen, New York City.

Frank Lowe-ts; John Zorn-as,game calls; Brandon Ross-g; Zeena Parkins-harp; Tom Cora-cel; Christian Marclay-turntables; Eli Fountain-vib; Curtis Clark-p; Thurman Barker-mar,snare d,tambourine; Yasunao Tone-voc; Butch Morris-cond

A1. Part One (24:35)
B1. Part One (cont.) (12:20)
B2. Part Two (10:30)
(Composed by Lawrence D. "Butch" Morris)


33. Steve Cohn-The Beggar and The Robot in the Diamonds

Germany CD ITM/Pacific 970089
Brooklyn, Zen's studio 1/30/86

Steve Cohn-p,shakuhachi,hichiriki; Frank Lowe-ts; Bob Stewart-tu; William Parker-b,musette; Karl Berger-vib; Zen Matsuura-d

The Robot in Diamonds
4. 1st Movement (11:11)
5. 2nd Movement (11:15)
6. 3rd Movement (17:01)
(Lowe does not appear on other tracks)

Frank Lowe Sextet
(private recording) Philadelphia, Painted Bride 11/15/1986
Frank Lowe-ts; Ahmed Abdullah-tp; Joe Bowie-tb; Walter Bishop, Jr.-p; Fred Hopkins-b; Charles Moffett-d

34. Killing Floor-A Lot of Lovin'

USA LP OSA 801
Recorded at Crystal Sound, NYC 1988

Larry Simon-el-g; Brian Jost-voc,el-b; Andrew James Johnson-d; Frank Lowe-ts; Melvin Gibbs-el-b; Lasoj Thoth-voc,keys

A1. Directly From My Heart to You (R. W. Penniman) 4:24
(Lowe does not appear on other tracks)


35. Billy Bang Quartet-Valve No. 10

Italy CD Soul Note 1186
Recorded March 8 an 9, 1988 at Barigozzi Studio, Milano, Italy.

Billy Bang-vln,poetry; Frank Lowe-ts; Sirone-b; Dennis Charles-d

1. P.M. (Sirone) 5:45
2. Valve No. 10 (Bang) 9:12
3. September 23rd (Bang) 5:49
4. Improvisation for Four (Bang) 4:08
5. Bien-Hoa Blues (Bang) 4:56
6. Holiday for Flowers (William Parker) 5:28
7. Lonnie's Lament (John Coltrane) 12:16

36. Jayne Cortez-Everywhere Drums

Bola Press 9001 USA CD
NYC, Sound Ideas Studios 6/21/90
Jayne Cortez-voc; Abraham Kobena Adzenyah-perc; Edward Blackwell-d; Bill Cole-Korean hojok; Denardo Coleman-d; Frank Lowe-ts; Al MacDowell-b; Charles Moffett, Jr.-ts; Bern Nix-g
Maybe (2:27)

Jayne Cortez-voc; Denardo Coleman-d,sounds; Frank Lowe-ts
Stockpiling (4:30)

(add MacDowell-b; Moffett, Jr.-ts solo; Nix-g)
Firespitters (4:56)

(add Adzenyah-perc)
Nelson Mandela is Coming 2 (4:02)
(Lowe does not appear on other tracks)

37. Frank Lowe & The Saxemple-Inappropriate Choices

Germany CD ITM/Pacific 970062
Recorded and Mixed at Greenpoint Studios, N.Y.C., April 1991

Frank Lowe-ts; James Carter-bs; Michael Marcus-bass sax; Carlos Ward-as; Phillip Wilson-d
1. War of the Worlds (Marcus) 4:53

FL-ts; JC-bs; MM-ss; CW-as; PW-d
2. Four Five + Six (Hank Crawford) 4:59
3. Sandra's Dilemma (Lowe) 3:44


FL-ts; CW-fl; PW-d
4. Inappropriate Choices (Lowe) 4:52

FL-ts; JC-bass sax; MM-stritch; CW-fl; PW-d
5. Melody for Melonae (Jackie McLean) 7:12

FL-ts,ss; JC-bass sax,ts; MM-bs; CW-as; PW-d
6. Loweology (Lowe) 8:08

FL-ts; JC-bs; MM-stritch; CW-as; PW-d
7. El Haz Malik Shabazz (Lowe) 4:38

FL-ts; JC-ts; MM-bass sax; CW-as; PW-d
8. Fuchsia Norval (Lowe) 8:15

38. Frank Lowe-Out of Nowhere

USA EP Ecstatic Peace 19
Recorded at Waterworks, NYC in early 1992.

Frank Lowe-ts; Philip Wilson-d

A1. Out of Nowhere [from the motion picture 'Dude Ranch'] (Johnny Green/Edward Heyman)
A2. T.C. Cheyenne (Frank Lowe)


39. Jayne Cortez and the Firespitters-Cheerful & Optimistic

USA CD Bola Press 9401
Recorded at Polarity, NYC, on 22 February and 14 March 1994.
Jayne Cortez-voc; Denardo Coleman-d,programming; James Carter-bs; Frank Lowe-ts; Al MacDowell-b; Bern Nix-g

2. Samba is Power (4:35)
4. She Got It (6:46)
6. Find Your Own Voice (4:03)
8. I'm Gonna Shake (2:51)

(Nix out)
11. Cheerful & Optimistic (3:17)
(Lowe does not appear on other tracks)

40. Bernard Santacruz/Denis Charles/Cheikh Tidiane Fall/Frank Lowe-Latitude 44

Bleu Regard 1949 F CD
Pernes-les-Fontaines, France, Studio AID 4/29/94 4/30/94
Bernard Santacruz-b; Denis Charles-d; Cheikh Tidiane Fall-African perc; Frank Lowe-ts

1. Latitude 44 (Santacruz) 5:55
2. Head in the Clouds (Lowe) 5:07
3. Le Delta (Santacruz) 8:46
4. Twing Twang Twittel (Charles Tyler) 5:57
5. Sortie (Ornette Coleman) 8:18
6. Baga Waga (Santacruz/Fall) 3:08
7. Taxi Brousse (Fall) 6:11
8. Mr. Buta's Blues (Santacruz) 4:54
9. Kids' Calypso (Santacruz) 6:19


41. SaxEmble

USA CD Qwest 46181
Recorded at Sound on Sound, NYC; May 12, 13 & 21, 1995.
James Carter-as,ts,bs; Frank Lowe-ts; Michael Marcus-manzello,bass sax; Cassius Richmond-as; Cindy Blackman-d; Alex Harding-bs; Bobby LaVell-ts

1. Hard Times (Paul F. Mitchell) 4:22
2. Freedom Jazz Dance (Eddie Harris)/Rhythm-a-ning (Thelonious Monk) 5:20
3. War of the Worlds (Marcus) 8:42
4. Monk's Mood (Thelonious Monk) 3:07
5. In Walked J.C. (Lowe) 3:25
6. Honkin' Fats (Marcus) 6:21
7. Lowe Down & Blue (Lowe) 4:29
8. Tribute (Richmond) 7:31
9. Ghosts (Albert Ayler) 6:53


42. Frank Lowe Trio-Bodies & Soul

USA CD CIMP 104
Recorded at The Spirit Room, Rossie, New York, November 18-19, 1995.

Frank Lowe-ts; Charles Moffett-d; Tim Flood-b

1. Impressions (John Coltrane) 9:51
2. Soul of Fortune (Lowe) 2:02
3. Bethera (Pharoah Sanders) 6:18
4. Nothing But Love (Lowe) 5:07
5. Don One #1 (Lowe) 7:04
6. Don One #2 (Lowe) 6:01
7. Happy House (Ornette Coleman) 6:09
8. For Louie (Phillip Wilson) 8:43
9. Art Deco (Don Cherry) 7:24
10. Body & Soul (Johnny Green) 4:24




43. Jayne Cortez and the Firespitters-Taking the Blues Back Home

USA CD Harmolodic 314 531 918
Recorded and mixed at Harmolodic Studios, Harlem, NY. Mastered at Classic Sound, NY. 1996

Jayne Cortez-voc; Al MacDowell-b; Bern Nix-g; Denardo Coleman-d; Carl Weathersby-g; Billy Branch-harmonica; Frank Lowe-ts

1. Taking the Blues Back Home (4:55)
2. Bumblebee, You Saw Big Mama (5:09)
4. Cultural Operations (4:07)
(Weathersby and Branch out)
6. Talk to Me (for Don Cherry) (2:58)

(add Talib Kibwe-as)
11. Endangered Species List Blues (2:56)
(Lowe does not appear on other tracks)

44. Santacruz/Lowe/Charles-After the Demon's Leaving

France CD AA 312 623
Pernes-les-Fontaines, Studio la Buissonne 1/29/96

Frank Lowe-sax; Bernard Santacruz-b; Denis Charles-d

1. Wheel (8:47) Santacruz
2. What If I (5:05) Lowe
3. Stand Back Girl (6:08) Charles
4. Nadja (8:18) Santacruz
After the Demon's Leaving
5. Part 1 (5:42) Lowe
6. Part 2 (4:10) Charles
7. Part 3 (4:41) Santacruz
8. Fight Song No. 1 (6:01) Santacruz


45. Joe McPhee Quartet-Legend Street One

USA CD CIMP 115
Recorded at The Spirit Room, Rossie, NY, June 1 & 2, 1996.

Joe McPhee-ts; Frank Lowe-ts
1. Loweville (Frank Lowe) 2:12

Joe McPhee-flh; Frank Lowe-ts; David Prentice-vln; Charles Moffett-d
3. Memorium (Joe McPhee) 5:33

Joe McPhee-pkt tp,ts; Frank Lowe-ts; David Prentice-vln; Charles Moffett-d
5. Up, Over, and Out (Joe McPhee) 9:16
(Lowe does not appear on other tracks)

46. Joe McPhee Quartet-Legend Street Two

USA CD CIMP 132
Rossie, NY, The Spirit Room 6/1/96 6/2/96
Joe McPhee-tp,as,ts,ss; Frank Lowe-ts; David Prentice-vln; Charles Moffett-d

1. Something Sweet, Something Tender (Eric Dolphy) 14:58
2. Dark Doings (Joe McPhee) 14:58
3. There Was a Flower Near Napoli (Charles Tyler) 5:08
4, Not Absolute (Joe McPhee) 5:58
(Lowe does not appear on other tracks)

47. Frank Lowe Trio-Vision Blue

USA CD CIMP 138
Recorded At Rossie, NY, The Spirit Room 2/19/97 2/20/97

Frank Lowe-ts; Steve Neil-b,Guinea harp; Anders Griffen-d

1. Moffett's Second Line (Lowe) 5:34
2. Little Melonae (Jackie McLean) 3:27
3. Aisha's Exit (Lowe) 4:52
4. What If I (Lowe) 4:02
5. Vision Blue (Lowe) 3:51
6. Conversation (Lowe) 4:18
7. Please Send Me Someone to Love (Percy Mayfield) 4:33
8. Motion Focus (Lowe) 2:37
9. Softly, as in a Morning Sunrise [from the Broadway musical 'The New Moon'] (Oscar Hammerstein 2nd/Sigmund Romberg) 4:05

48. Frank Lowe Quintet-Soul Folks

USA CD No More 10
Feb. 02, 1998

Frank Lowe-ts; Bertha Hope-p; Jack Walrath-tp; Steve Neil-b; Ralph Peterson-d

1. Tubby's Night Out (Lowe) 8:24
2. Eddie's Dream (Lowe) 7:42
3. Nothin' But Love (Lowe) 5:27
4. Ms. Bertha's Arrival (Lowe) 8:38
5. Inappropriate Choices (Lowe) 3:40
6. Mirror Minded Rose (Lowe) 6:33
7. Soul Folks (Lowe) 6:36
8. Grand Valse (Booker Little) 5:30
9. Addiction Ain't Fiction (Lowe) 6:36
10. A Bill For Evans (Lowe) 6:12

49. Frank Lowe/Billy Bang Quartet-One for Jazz

UNSTA CD No More 11
Recorded down at Strobe-Light Sound Studio in Brooklyn 1998

1. Frank Lowe-ts; Billy Bang-vln; Ed Schuller-b; Abbey Rader-d
2. Echoes (Bang) 8:18
3. Smoke & Mirrors (Bang) 6:57
4. Times Squared (Lowe) 8:05
5. Slamma Jamma (Bang) 5:40
6. Show Real (Lowe) 8:13
7. Zoom Tipsky (Lowe) 7:30
8. Aliens (Bang) 6:47
9. I Promise You the Moon (Bang) 5:58
10. Know Your Enemy (Bilal Rahman) 8:25
11. One For Jazz (Bang) 4:11

50. Frank Lowe & Bernard Santacruz-Short Tales

Bleu Regard 1959 F CD
Rec. 19.3.1999 at Studio la Buissone in Pernes les Fontaines

Frank Lowe-ts; Bernard Santacruz-b

1. Jabulani (Dollar Brand) 3:45
2. Gepeto (Lowe) 3:03
3. Walk in Matosinhos (Santacruz) 4:33
4. Alarm (Santacruz) 5:54
5. Mopti (Don Cherry) 3:10
6. Zoom Tipski (Lowe) 3:52
7. Asian Bird (Santacruz) 4:52
8. Fuchsia Norval (Lowe) 3:36
9. Thinking of You (Lowe) 3:05
10. Fight Song No. 2 (Santacruz) 3:44
11. Nothing but Love (Lowe) 0:57
12. 43rd West (Santacruz) 2:50
13. Watusi Egyptian March (Sun Ra) 4:11
14. Bass Space (Denis Charles) 2:06


51. Frank Lowe & Eugene Chadbourne-Don't Punk Out

Emanem 4043 E CD
Pernes-les-Fontaines April 2000
Frank Lowe-ts

1. Cascades (Oliver Nelson) 4:12
2. Manhattan Cry (Don Cherry) 3:17
3. Open Vision (Frank Lowe) 2:18
(for additional tracks see above on 10/13/77)


52. Jayne Cortez-Borders of Disorderly Time

USA CD Bola Press 2003

NYC, Harmolodic Studios 5/26/2002 7/29/2002 8/23/2002
Jayne Cortez-voc; Denardo Coleman-d; Sam Furnace-as; Alex Harding-bs; Frank Lowe-ts; Al MacDowell-b; Bern Nix-g; James Blood Ulmer-g
6. About Flying Home (Jayne Cortez) 3:15

(Furnace out, Charnett Moffett-b replaces MacDowell)
8. Dialogue on Violence (Jayne Cortez/Denardo Coleman) 6:29
(Lowe does not appear on other tracks)

53. Frank Lowe Quartet - Lowe-down & Blue

USA CD CIMP 275
Recorded at the Spirit Room Rossy N.Y, September 16,2002

Frank Lowe-ts; Bern Nix-g; Dominic Duval-b; Michael Carvin-d

1. Dewey's Tune (Dewey Redman) 5:46
2. Who Does She Hope to Be (Sonny Sharrock) 9:47
3. Four or Less (Frank Lowe) 3:36
4. Lowe-down & Blue (Frank Lowe) 5:17
5. Riff Raff (Grachan Moncur III) 4:47
6. Waiting in Sorrow (Lowe/Nix/Duval/Carvin) 4:29
7. Crazy (Willie Nelson) 6:18
8. Little Rock's Lament (Frank Lowe) 5:11
9. Zoomtipski (Frank Lowe) 5:56
10. Cherryco (Don Cherry) 5:33
11. Thabo (Frank Lowe) 2:42
12. Candu (Pete LaRoca) 5:48


54. Billy Bang Featuring Frank Lowe – Above & Beyond: An Evening In Grand Rapids

Justin Time – JUST 208-2 Canada CD
Recorded live on 28 April 2003 at The Urban Institute For Contemporary Arts, Grand Rapids, MI.

Frank Lowe-ts; Todd Nicholson-b, Tatsuya Nakatani-ds; Andrew Bemkey-p; @ Billy Bang

1. Silent Observation 18:08
2. Nothing But Love 10:01
3. Dark Silhouette 24:00
4. At Play In The Fields Of The Lord


フランク・ロウ
顔が一番
好きなんです

"Laissez les bon temps roulez!" Frank Lowe Quartet: Live 1978

Frank Lowe Quartet
Angouleme, France
5/6/1978

Frank Lowe-ts;
Olu Dara-tp;
Fred Williams-b;
Phillip Wilson-d

TTT featuring A.R. Penck and Frank Lowe -- What about JAZZ today!

Not On Label - keine 1984
Saxophon [ Tenor ] - Frank Lowe
Grafik durch - A. R. Penck
Bass - Heinz Wollny
Drums - A. R. Penck , Louis Moholo
Electric Piano [ Fender ] - A. R. Penck
Guitar - Frank Wollny
am Museum für Gegenwartskunst , Basel, Schweiz aufgezeichnet.
Ausgabe # von " A 0022 " wird von einigen Quellen gegeben , ist aber nicht überall auf der Aufnahme selbst gesehen .

Frank Lowe Insight
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

きゃりーぱみゅぱみゅ@オリンパスホール八王子 2015.10.18(sun)

2015年10月20日 00時27分24秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


きゃりーぱみゅぱみゅ JAPAN HALL TOUR
Crazy Party Night 2015


本年度初きゃりー。約11ヶ月前代々木第一体育館でピカピカふぁんたじんツアーファイナルを観て以来ご無沙汰だから、我ながらずいぶん薄情な野郎である。今年2月に同じ代々木第一体育館で2DAYS公演を敢行したアキバ系ヲタ女セクステット(でんぱ組.inc)に魂を抜かれた抜け殻音楽ヲタにとっては、2014年8月8日のきゃりー、2015年1月22日でんぱ組×ニューロティカに続く三度目のエイトプリンス(八王子)こそ、不義理の元カノきゃりーとの再会の場として相応しい。
きゃりーぱみゅぱみゅ@国立代々木第一体育館 2014.11.9(sun)
【ネタバレ注意】きゃりーぱみゅぱみゅ@オリンパスホール八王子 2014.8.8(fri)
でんぱ組.inc/ニューロティカ@オリンパスホール八王子 2015.1.20(tue)



しかしながら最新シングル「Crazy Party Night ~ぱんぷきんの逆襲~」もミュージッククリップ集『KPP MV01』もGETしていない不義理の極みは隠しようもなく、会場毎にパーティーカラーが決まっていることを全く知らず、黒シャツ黒Tで参戦し、90%が赤色の満場の観客の中、ちょっとしたアウェー感と言い訳できない気まずさに凹む素振りを微塵も見せない厚顔無恥ぶりを発揮した。 座席が3階席の後方だったので、きゃりー本人に悟られる心配はあるまい、と高をくくっていたのかもしれない。

きゃりーぱみゅぱみゅ - Crazy Party Night ~ぱんぷきんの逆襲~


”ハッキリ言ってチャラい”(きゃりー談)クラブのナイトパーティーを再現したというステージは、盛り上げDJ役のライオンが客を煽り、ジャンプシューズとマウンテンバイクの曲乗りや、イケイケブレイクダンサーが舞うサタデーナイト・フィーバー時代NYのディスコを彷彿させる贅を尽くした舞台セット。美脚露わに銀ラメボディコンスーツで歌い踊るきゃりーのお色気に刮目。かつてのキッズダンサーではなく、長身の外人ダンサーを含む踊り手もハイレゾ風。四つ打ビートでノンストップで披露されるきゃりーソングは、ディスコ向リミックス12インチ『スターズ・オン・きゃりー』としてリリースすればヒット間違いない。すなわちこれが現代のハロウィーンなのかも知れぬ。

きゃりーぱみゅぱみゅハロウィンパーティ動画公開!


中間部、アゲアゲの曲が続いたのでテンポを落としてゆったりと、と語って披露したダウンビートナンバーには、『ぱみゅぱみゅレボルーション』や武道館公演で感じたアシッドの残り香りが漂っていた。可愛い系ロリータヴォイスが、危険ドラッグの誘引剤として機能することは、カヒミカリィや嶺川貴子が実証済みである。後半「つけまつける」「にんじゃりばんばん」「ファッションモンスター」「インベーダーインベーダー」と畳み掛ける電子エモロックの奔流に、不義理を忘れて享楽の彼方へトリップしたのが絶頂エクスタシーだった。

Kyary Pamyu Pamyu - STUDIO LIVE<2015.09.06(SUN)>


「最近すてきな帽子を作りました」と自らの炎上ネタを披瀝する姿には、11ヶ月前に「芸能界って汚い」と涙ながらに訴えたきゃりーとは別人の強い女のオーラがあった。「もんだいガール」でセンセーショナルに生まれ変わったきゃりーにとって、炎上やスキャンダルや醜聞も、自らのパワーをアップさせる源に過ぎない。パワフル女子の鑑として、これからのご健勝とますますのご発展をお祈りしつつ筆を置くことにしよう。

Kyary Pamyu Pamyu - Crazy Party Night


いつまでも
元気なきゃりーで
いてけさい

パーティーカラーに「ホワイト」を加えてくれれば、きゃりーからでんぱ組へのバトンタッチは完璧だったのだが。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする