灰野敬二さんのニューアルバム『宇宙に絡みついている我が痛み』がリリースされました。エアシンセという円盤のような形をした電子楽器によるソロです。アンテナのないテルミンといえるこの楽器は宙に手をかざしたり円盤の上をかすめたりすることで変調する不思議な楽器です。演奏している姿も灰野さんがやると魔術師が秘薬を調合して魔法をかけているような、エキゾチックな雰囲気に満ちています。
今作は珍しくカラーの写真が使われていて、灰野さんの魔術師的風貌がよくわかるアートワークになっています。
全編インストですが、エレクトリックハーディガーディ(1曲78分)のCDとは違って4つの曲に分かれています。それぞれが違う表情を見せていて、エレクトリックミュージックとはいっても、これほど人間味のある電子音楽も他にはないと思います。
73年の『天の川』や4枚組BOX『魂の純愛』のDisc2,3(70年代初期)から綿々と続く電子楽器による灰野流宇宙の探究=自己の内面の具象化の流れが続いているのです。
タイトルもすばらしいですよね!
PSF Records灰野新作ページ
今作は珍しくカラーの写真が使われていて、灰野さんの魔術師的風貌がよくわかるアートワークになっています。
全編インストですが、エレクトリックハーディガーディ(1曲78分)のCDとは違って4つの曲に分かれています。それぞれが違う表情を見せていて、エレクトリックミュージックとはいっても、これほど人間味のある電子音楽も他にはないと思います。
73年の『天の川』や4枚組BOX『魂の純愛』のDisc2,3(70年代初期)から綿々と続く電子楽器による灰野流宇宙の探究=自己の内面の具象化の流れが続いているのです。
タイトルもすばらしいですよね!
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