TIME TABLE
18:00 DJ Vaby a.k.a.大場弘規
18:30 DJ Necronomicon a.k.a.剛田武
19:00 DJ Ipetam a.k.a. Rie fukuda
19:30 Guest DJ:aBiSyEikAh⊆(アビシェイカー)
20:00 DJ BEKATAROU a.k.a.伊藤元
20:30 Live : 恐山vibration(持田保, TKD, 剛田武)
21:00 DJ Qliphoth a.k.a.宇田川岳夫
21:30 DJ Bothis a.k.a.山田遼
モグモグ主催イベント『DIVE DEEP』第4回目が吉祥寺NEPOで開催された。最初「NEOPOP in NEPO」というサブタイトルを考えたのだが、MOGRE MOGRUをPOPと呼んでいいのかと自問自答した末に「レッツ・ダイヴ・イン吉祥寺」というイージーゴーイングなタイトルに落ち着いた。結果的には4バンドともベクトルの異なるポップセンスを体現したAnother Side Of NEO UNDERGROUNDの豊潤さを明らかにするイベントになったと自負している。出演者もお客さんもイベント自体を楽しんで、新たな交流が生まれたことが何よりも嬉しい。
初めてNEPOに出演した時に、鉄琴やピアニカやオタマトーン等雑多な楽器を使うスタイルがモグモグと似ていると言われて対バンになったのがKill me Elkと職場の仲間たち。観ればみるほど癖になる不思議なポップセンスが魅力的。月間20本近いライヴを精力的にこなす彼らこそ、NEO UNDERGROUND POPの顔と言えるだろう。
”kill me Elk”
バンド Day and Buffaloを主宰する音楽家 森達希によるソロプロジェクトとして始まったものである。
時代によって流行り廃りが繰り返される中、変化しない本質的な音を追い求める事をテーマに、隣人を愛しながら良質な音と美酒を求め仲間達と旅をする。
1本のベースの音を中心に、町や自然の音と融合したロードムービー的な音は、人生の美しさや日常に潜む人間の思考を切り取った様な幻想的な世界を創り上げている。
1. DIAMANDA GALAS / MUTILATUS
2. 葬×孤魔 / Les Cendres
3. Mitsuru Tabata /The last man on earth
4. Original love / Orange Mechanic Suicide
5. Mitsuru Tabata / Orbital Resonance
6. SANDII / Ikan kekek
7. どろんこ雲 / POCKET PISTOL
8. Screamin' Jay Hawkins /I Love paris
1,URIAH HEEP / Return to Fantasy from RETURN TO FANTASY 1975
2,MIKE OLDFIELD / Airborne, part 1 of Platinum from PLATINUM 1979
3,NOISE / 死 from 天皇 1980
4,PRETTY THINGS / Drowned Man from SAVAGE EYE 1975
5,PRETTY THINGS / Theme for Michelle from SAVAGE EYE 1975
6,JOY DIVISION / Shadow Play - Means to an End - Passover / from STILL 1981
7,MICHAEL HUTCHENCE / The Green Dragon from the soundtrack of DOGS IN SPACE 1986
8,MARIE HOY & FRIENDS / Shivers from the soundtrack of DOGS IN SPACE 1986
9,MIKE OLDFIELD / Punkadiddle from PLATINUM 1979
10,BLUE OYSTER CULT / Morning Final from AGENTS OF FORTUNE 1976
1 The Devil & The Universe – Iblis
2 Unhuman – Nylon Speech
3 Ancient Methodes – Untitled(AM02A1)
4 Hecate Legacy – Hall of Inner Reflections
5 Die Form – Bite Of God XXX
6 Iszoloscope – unearth me (iszoloscope remix. Original version by cenotype)
7 Mas – Géométrie Du Coeur – Celui Qui N’avait Qu’un Coeur
8 Iszoloscope – all is immensity and chaos (intro)
DARK OMEGA – Lucky (Camembert Electrique CE2202)
Music Performed by Toshiyuki Hiraoka, All sound generated by Gen Thalz synthesizer
DARK OMEGAは、平岡俊之氏によるGen Thalz社のモジュラーシンセのみを使用したテクノイド・ミュージック。本作品はヴァージン・プリューンズとの共演やホラー映画のサントラなど、多種多様な方面での作曲・演奏などの音楽活動で活躍中の平岡氏が、独創的なモジュラ―シンセの開発元であるGen Thalz社のシンセEngine 609とPercussive Noise Synthを使用して作成したラジカルでコールドなテクノ・ミュージック10曲を収録した限定30枚のCDアルバムだ。カバーアートはポーランドのDo It To Yourselfによるハンドメイド。カバーデザインはPawl Nalysnikによるモジュラーシンセの機体をイメージしたものである。Gen Thalzはフィリピン出身のMarlon Zoleta(マーロン・ゾレタ)氏による一連のハンドメイド・シンセ・プロジェクトであり、実験的なノイズとテクノ・ミュージックの境界線上にあるような音楽を作成するためのデバイスである。また発売元であるCamembert Electroniqueレーベルはフランスに本拠があり、注文したCDはフランスから送られてきた。このようにDARK OMEGAは世界各地の様々なアーティストの才能が国境を越えてインターナショナルに結ばれた成果として結実したものである。さて収録された音楽であるが、一聴してみて、80年代のカセットカルチャー最盛期にも通じる熱気に満ちた音楽であると思った。ハンドメイドの電子機器はあの時代のアナログな機材に非常に近い音色を持ち、個々の楽曲も良い意味で時間を遡らせるような感覚を私に与えてくれた。カセットリリースで聴いてみたい気もするし、ライブを見たいと強く強く願っている。