Caroline Pugh / Photo by Andrew Putler
ジャズ/即興音楽/前衛音楽の情報サイト『JazzTokyo - Jazz and Far Beyond(ジャズとその先へ)』の最新号が更新されました。
Disk Review
Photo (c) 2012 Seán Kelly
⇒#1365 『Han-earl Park, Dominic Lash, Mark Sanders and Caroline Pugh / Sirene 1009』
NY即興シーンで切磋琢磨し、イギリスへ戻った即興音楽の求道家パク・ハンアルが放つ鉱物的サウンド・スカルプチャー。インプロヴィゼーションの極意は半人半獣の女神の微笑に包まれる。
Concert/Live Report
Photo by Akira Saito
⇒#931 THE NECKS – 30th Anniversary 初来日ツアー 東京公演
シドニーを拠点に30年間独自の音楽活動を続けるピアノ・トリオTHE NECKSの初来日ツアー。アヴァンギャルドにして和み系、豪州の不可知な音楽集団のイマジネーション豊かなサウンドスケープは、聴き手の魂を啓く導きであった。
【Best of 2016】
このライヴ/コンサート(国内アーティスト)
Photo by Takeshi Goda
⇒生活向上委員会大管弦楽団2016
原田依幸と梅津和時にアート・アンサンブル・オブ・シカゴのドン・モイエを加えたコンサート『生活向上委員会大管弦楽団2016』は、過去の振り返りと今ここにある音楽表現を繋ぎ合わせ、更にこれから先の活性化の兆しを予感させて、フリージャズが死んでいないことを宣言する出来事だった。
このライヴ/コンサート(海外アーティスト)
Photo by Bullet
⇒ 第三届明天音乐节 3rd Tomorrow Festival
「音楽は国境を越える」とはよく言われるが、「越える」のではなく「伝わる」のであり、否応無しに「伝わってしまう」様子を目の当たりにして、MUSE-SICK(音楽)の無尽蔵のパワーに心が哲かれる想いがした。
この一枚2016(国内編)
⇒『V.A./ Japanese Underground Music in the Late 70s and 80s』Special Sampler CD
即興音楽、フリーミュージック、電子音楽、脱力歌謡、痙攣ヴォイス、果ては争議の雑踏まで、すべて合わせて「地下音楽」と捉えることで、歴史の裏舞台で蠢く気配と傷に満ちた豊潤な世界を俯瞰できるだろう。
☆INCAPACITANTSの美川俊治さんとコサカイフミオさんにコメントをいただきました。
⇒ロフトブックス『地下音楽への招待』特設サイト
この一枚2016(海外編)
Photo by Akira Saito
⇒『Chris Pitsiokos Quartet / One Eye with a Microscope Attached』
今年も海外編はクリス・ピッツイオコスにとどめを刺す。新境地を切り開く自己のカルテットのデビュー作は何度聴いても刺激が薄れることはない。2017年は日本でライヴが観られることを真剣に祈っている。
ベスト盤
WWDBEST
でんぱ良好
でんぱ組.inc「WWDBEST」MV Full