でんぱ組.inc「コカ・コーラSUMMER STATION 音楽LIVE」六本木ヒルズアリーナ
『ワールドツアー』『かがやきツアー』に加え「ヨコハマおつかれサマー大使」としてDanceDanceDance@YOKOHAMA2015イベントや様々な夏フェス/アイドルフェスが目白押しで、文字通り神出鬼没のでんぱ組.incが、六本木ヒルズアリーナにてテレ朝夏祭りSUMMER STATIONに出現するという情報をキャッチした当ブログ取材班は、かがやきツアー野球帽&Tシャツ、ビリビリイエローバッジとイエローサングラスの制服に着替えて、晴天の中ギロッポンに駆けつけた。
待つこと1時間、782番目に潜入したアリーナで、TV番組2本の公開収録に続いてバンド形式で歌い踊るヲタ女6人組を観覧。慣れないサイリウム2本使いでコールやヲタ芸を繰り出しながら、無事取材を完遂した。オールスタンディングで2時間半の長丁場に足はガクガクブルブルだが、取材で得た成果(神Tブラック)に、記者人生最大の歓びを反芻しつつ、トキメく足取りで帰宅の途についた。
Set List
1.ちゅるりちゅるりら
2.トンチンカンチン一休さん
3.NEO JAPONISM
4.Future Diver
5.キラキラチューン
6.でんでんぱっしょん
7.イツカ、ハルカカナタ
アンコール
8.おつかれサマー
ライヴの前に行われた『でんぱの神々』初の公開収録の視聴者リクエストでは《全員えいたそのテンションで自己紹介》《メンバー&ファン全員でえいザップ》という自分ネタを無茶ぶりされて、益益輝きを増す瑛美さんの、マキシマムな大輪のヒマワリパワーにシビレまくった次第である。ところが直後《猫なで声で夏らしい一言》というお題には「サマぁバカぁサマぁバカバカぁん。。」とニュイたそ声を披露。でんぱの園に一本だけ咲いてしまった太陽の花の胸の内の儚い想いを知ってしまった。そんな瑛美さんに、地下ブロガーから元気なひまわり雄型(おすがた)をプレゼントさせていただきたい。
当ブログ国際部の調査により、海の向こうに雄型♂ひまわりソングが大量に存在することが判明した。一遍に紹介すると混乱の極みなので、紅毛碧眼は次回に回し、大和の国のひまわり男子に注力することをお許し願いたい(洋物フェチ諸君には申し訳ない)。
第2回『アイコンはひまわり♂和(日本雄蘂)』
●福山雅治「ひまわり」
映画でも話題となった、CX系ドラマ『ウォーターボーイズ』主題歌「虹」、福山雅治冠番組『福山エンヂニアリング』で、前川清に書き下ろした「ひまわり」のセルフカバー、夏も似合う本人出演の『ポカリスエット』CMソングなど話題曲満載!心が晴れ晴れする、爽やかなサマーシングルです!
46歳にしてましゃ、マサジ、マーラダンコーンと呼ばれるシンガーソングライター、俳優、ラジオDJ、写真家、音楽プロデューサーFUKUYAMAが、2002年に演歌の前川清に提供したひまわりソング。翌年18thシングル『虹/ひまわり/それがすべてさ』でセルフカヴァーしたのは、自ら大きな花弁を広げ、虹の世界へ飛び立つためだったのか。アラフィフとは思えぬ爽やかなイケメンぶりには男も惚れる。BL同人誌に登場しても可笑しくない。
●ユニコーン「ひまわり」
『シャンブル』は、日本のロックバンドであるユニコーンの9作目のオリジナルアルバム。2009年2月18日発売。発売元はキューンレコード。約16年ぶりに到着したアルバムでは、今のユニコーンだから出来ること=`ユニコーンにしか出来ないこと`を追求。大復活のシングル曲「WAO!」に加え、5人のメンバーそれぞれが作詞/作曲を担当したナンバーを収録。ながいブランクを感じさせない破天荒でハイ・センスな楽曲に、思わずニンマリしてしまいます!
7月27日(月)FM FUJIのラジオ番組『GIRLS GIRLS GIRLS でんぱ組.incのビビッとでんぱジャックなう』にて、対バンしたいバンドとして瑛美さんはユニコーンの名を挙げた。前日出演した福岡の夏フェス「NUMBER SHOT2015」で観て凄くカッコ良かったからだという。これこそ正にひまわりソングの結ぶ運命に違いない。
●小沢健二 - 向日葵はゆれるまま
元フリッパーズギターの小沢健二、通称オザケンのソロデビューアルバム『犬は吠えるがキャラバンは進む』(1993年9月29日発売)に収録のひまわりソング。
最上もが、藤咲彩音が加入して6人体制となったでんぱ組.incの初シングル『でんぱれーどJAPAN』(2012年5月)のカップリングがオザケンの「強い気持ち・強い愛」のカヴァー。当初、夢眠ねむ以外のメンバーは小沢健二という歌手そのものを知らなかったという。しかし瑛美さんとはひまわりの絆が結ばれていた事実が判明した。
●坂田明「ひまわり」
広島県呉市広長浜出身、日本ジャズ界の巨匠にしてミジンコ研究家、坂田明の2006年リリースのアルバム。ラインナップは坂田明(alto-sax soprano-sax clarinet)、フェビアン・レザ・パネ(pf)、吉野弘志(bass)、ヤヒロトモヒロ(ds)売上はチェルノブイリやイラクの白血病に侵された子供達の治療費に当てられた。
ジャズ界だけでなくノイズやお笑い界隈からも高くリスペクトされる71歳のサックス奏者。どんなに激しく吹き捲くろうが、明るい音色は色褪せない、永遠の天真爛漫ぶりにWKTKする。こんなおじいちゃんがいれば、大丈夫。歌詞が無くともひまわりソングは世界を照らす。
日本の男子ひまわりソングは、他にTUBE、遊助(ひまわり)、秦基博(ひまわりの約束)など幾つかあるが、J-POPを取り上げ煽ってもまったく刺さらない青山界隈のスノッブ主義者の方々に、居残りレポートをおねがいしたく。
ひまわりで
日本男児
七変化