より好奇心の強い読者のために、ニューアルバムのアナログ販売トップセールス作品も教えよう。トップはArcade Fireの『The Suburbs』、続いてThe Black Keys『Brothers』、Vampire Weekendの『Contra』、The Nationalの『High Violet』などだ。そして2010年通してのアナログ盤トップセールス作品は、ビートルズの『Abbey Road』である。この事実から見えてくるのは、アナログレコード盤を購入する中心層は、「年配層」と「若者」という両サイドに存在していて、そして少なくとも周囲の誰かは、音楽作品をその手に、フィジカルに握っていたいと思っているということだ。」
文中のソース元はどこかは不明だが、たしかに一部メディアではアメリカの新たなインディー・シーンでは、アナログ・レコードはもちろん、限定でのカセット・テープでのリリースをする若いバンドの存在など、フィジカルな音楽への回帰思考が顕著だとも言われている。ダウンロード、ストリームでの音楽配信が隆盛を極めるなか、こうした動きからも同様に目が離せない一年になるのかもしれない。
(Disk Union Onlineより)
メンバー全員がオオカミ? の謎のバンド MAN WITH A MISSIONが12月27日、東京・渋谷で開催されたイベントに登場した。
MAN WITH A MISSIONはすべてが謎に包まれている5人(匹)組バンド。メンバーは全員オオカミ? で、ヴォーカルのTokyo Tanaka(トーキョー・タナカ)、ベースのKamikaze Boy(カミカゼ・ボーイ)、ギターのJean-Ken Johnny(ジャン・ケン・ジョニー)、DJのDJ Santa Monica(DJサンタモニカ)、ドラムのSpear Rib(スペアリブ)という編成だ。
11月3日に発売した1stミニアルバム「WELCOME TO THE NEW WORLD」はレコードショップで軒並み品切れとなり、インディーズ最大の音楽試聴サイト「audio leaf」ではいきなり総合月間ランキング1位(12月1日付)を獲得。
27日のライブでは「WELCOME TO THE NEW WORLD」から5曲を披露。詰めかけた観客をノックアウト。11月には早くも米国ツアーを敢行。メジャーデビュー前から国境を飛び越えて精力的な活動を見せている。最近は日本テレビ系の「音龍門」(12月20日から4週連続OA)をはじめメディアにも露出しているほか、大みそかには渋谷某所でyour gold my pinkらとカウントダウンイベントへ出演した。(Nari nari.com) MAN WITH A MISSION MySpace