恵比寿ガーデンプレイスにある東京都写真美術館で第1回恵比寿映像祭 オルタナティヴ・ヴィジョンズ"映像体験の新次元"というエキシビジョンが3月1日(日)まで開催されている。
国内外40人近い写真家・映像作家・ミュージシャンが参加して、展示、上映、ライヴを行ない、多様化する映像表現と映像の受け止め方をあらためて問いなおす、というイベント。展示だけなら入場無料である。
アンディ・ウォーホールの「スクリーン・テスト」という60年代の作品ではルー・リードやニコ、スーザン・ソンタグなどが無愛想な表情で映し出され、ジェネラル・アイディアというカナダのグループは広告やマスコミのパロディをユーモアたっぷりに見せる。宇川直宏は昭和の頃のブラウン管テレビに天皇崩御の番組を流し続ける。カナダ出身のジャネット・カーディフ&ジョージ・ビュレス・ミラーはありふれた日常風景に潜む不条理を描き出す。その他見所たっぷりの作品展だ。
東京都写真美術館 HP
この日は「Instrumentalize extra 09」というタイトルのライヴが開催され、ヘア・スタイリスティックス、梅田哲也、OPTRUMが出演した。私の目当ては映像祭よりライヴにあった。美術館のB1のホールに機材が設置され、コンサート・ホールになっていた。100人はいただろうか、アート好きっぽい若者たちが多数集まった。
最初はヘア・スタイリスティックス。中原氏がブクブクと泡立つような電子演奏を30数分行なう。音の変化が激しくて聴いていてちっとも飽きない。ヘアスタはCDも良いけれどライヴも良い。何度でも観たくなる中毒性がある。
梅田哲也氏はアートの人で、針金に自作の掃除機のようなオブジェや金網、水を入れた缶などをぶら下げて行く。針金の振動する音が鳴る。弱音系のパフォーマンスで観ていて面白かった。
OPTRUMは今まで何度も観たが、蛍光灯のノイズ・ジェネレイター、Optronとドラムによるノイズ・セッションだ。今回はレーザー光線を使い視覚的にバラエティを見せた。しかしOptronの音が単調なので個人的には余り好きではない。
美術館でライヴを観るのはライヴハウスで観るのと人種が違っていて面白い。
映像の
可能性は
無限大
天気は悪かったが美術館はきれいで気持ちが良かった。
国内外40人近い写真家・映像作家・ミュージシャンが参加して、展示、上映、ライヴを行ない、多様化する映像表現と映像の受け止め方をあらためて問いなおす、というイベント。展示だけなら入場無料である。
アンディ・ウォーホールの「スクリーン・テスト」という60年代の作品ではルー・リードやニコ、スーザン・ソンタグなどが無愛想な表情で映し出され、ジェネラル・アイディアというカナダのグループは広告やマスコミのパロディをユーモアたっぷりに見せる。宇川直宏は昭和の頃のブラウン管テレビに天皇崩御の番組を流し続ける。カナダ出身のジャネット・カーディフ&ジョージ・ビュレス・ミラーはありふれた日常風景に潜む不条理を描き出す。その他見所たっぷりの作品展だ。
東京都写真美術館 HP
この日は「Instrumentalize extra 09」というタイトルのライヴが開催され、ヘア・スタイリスティックス、梅田哲也、OPTRUMが出演した。私の目当ては映像祭よりライヴにあった。美術館のB1のホールに機材が設置され、コンサート・ホールになっていた。100人はいただろうか、アート好きっぽい若者たちが多数集まった。
最初はヘア・スタイリスティックス。中原氏がブクブクと泡立つような電子演奏を30数分行なう。音の変化が激しくて聴いていてちっとも飽きない。ヘアスタはCDも良いけれどライヴも良い。何度でも観たくなる中毒性がある。
梅田哲也氏はアートの人で、針金に自作の掃除機のようなオブジェや金網、水を入れた缶などをぶら下げて行く。針金の振動する音が鳴る。弱音系のパフォーマンスで観ていて面白かった。
OPTRUMは今まで何度も観たが、蛍光灯のノイズ・ジェネレイター、Optronとドラムによるノイズ・セッションだ。今回はレーザー光線を使い視覚的にバラエティを見せた。しかしOptronの音が単調なので個人的には余り好きではない。
美術館でライヴを観るのはライヴハウスで観るのと人種が違っていて面白い。
映像の
可能性は
無限大
天気は悪かったが美術館はきれいで気持ちが良かった。