A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

【モグモグ主催イベント】『DIVE DEEP vol.6~即興のかたち』3月17日(金)吉祥寺NEPO~MOGRE MOGRU/ニュージャージーズ/ひとのかなしみ/及川耕碩+サトウユウキ・デュオ

2023年02月27日 01時17分29秒 | 素晴らしき変態音楽


2023年3月17日(金) 吉祥寺NEPO
MOGRE MOGRU presents DIVE DEEP vol.6

open 18:30 start 19:00
adv/door 2500yen + 1 order
streaming 1000yen

MOGRE MOGRU
ニュージャージーズ
ひとのかなしみ
及川耕碩+サトウユウキ・デュオ

予約:https://nepo.co.jp/schedules/view/1828

インプロ・アンビエントユニットMOGRE MOGRU(モグモグ)主催、音楽表現の深淵に深く潜ることを目指すイベント『DIVE DEEP』の第6回目。今回は即興(Improvisation)をテーマに、何にもなしで何でもありの自由闊達な演奏スタイルのダイナミズムを開拓する。アンビエント=環境とは当然ながら前もってプロセスが決められている訳ではなく、その時その場の様々な要素が絡み合って変容・伸長するいわば偶然の産物である。棲息する、つまり演奏する者が様々ならば、音のかたちも様々である。トリオのモグモグ以外はデュオが三組、数式化すると(1+1=2)x(1+1=2)x(1+1=2)x(1+1+1=3)であるが、演奏楽器の不確定性で素因数分解すると順列組合せは「∞(無限大)」である。すなわち吉祥寺NEPOがかつて経験したことのない創造の源となるビッグバンが発生することだろう。あなたもぜひ巻き込まれてみませんか?

TIME TABLE
19:00-19:30  ひとのかなしみ
19:45-20:15  ニュージャージーズ
20:30-21:00  及川耕碩+サトウユウキ・デュオ
21:15-21:45  MOGRE MOGRU


●ニュージャージーズ
佐伯 武昇:percussion(岐阜県岐阜市出身)ニュージャージーズ / 怪獣墓場 / 芸能佐伯組 / ピラネージ / しめころし / 平和堂
YUTASTAR:guitar(愛媛県松山市出身)ニュージャージーズ / youget? / シュレディンガー・スキャット / 空間猫 / 各種デュオ / ソロ

ニュージャージーズ @ Oriental Force 2023-01-15



●ひとのかなしみ
佐藤信昭:poetry reading(1966年12月25日、血液型:B型)新潟を拠点とするポストパンクバンド、ガリノイズのギター、ヴォーカル、リズムマシンを担当。
中川一郎 aka ambient_samurai:guitar(1960年生)1979年から1982年まで東京のポスト・パンク・バンド、絶対零度に参加。しばし、音楽活動から離れた後、1995年より、自らが生きることの表明として音楽活動を再開。思想信条として著作権フリー、OCPL00000。アンビエントギター弾き語り。音源を全面公開する。

ガリノイズ  「砂の刃」



●及川耕碩+サトウユウキ・デュオ
及川耕碩:Vocalist,Alto sax prayer, Poets 2015年(H.27)変拍子パンクバンド・てろてろ結成。2021年(R.3)よりProgressive fastcoreバンドとして、てろてろを再編成。並行して現代詩の朗読、即興演奏での活動も行う。
さとうゆうき:Sister Leyのドラマー、TERRO TERRO-てろてろ-のベーシストとして活動する傍ら、ソロプロジェクトyolky sunとして楽曲提供や自作曲の宅録、弾き語りも行う。クリエイターユニットである逃亡エモーショナルの構成員でもある。犬との戯れと料理が趣味。

ほんとう憑き / TERRO TERRO -てろてろ-



●MOGRE MOGRU(モグレモグル)
2021年7月結成。アコースティック楽器とディープなエレクトロニクス&ギターによるインプロ・アンビエントユニット。「DIVE DEEP!/深く潜れ!」を合言葉に表現活動を行っている。
剛田武:violin, flute, clarinet etc.
TANAO:guitar
黒い瞳:musical saw, glockenspiel, toy instruments, voice, etc.

MOGRE MOGRU 『DIVE DEEP vol.5~おと と からだ』2023年2月3日(金) 吉祥寺NEPO


即興は
生きることと
同じこと

▼MOGRE MOGRU参加コンピCDR2種類。Los Apson?にて販売中!




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【異端DJイベント情報】レギュラーDJ総出演!『盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.46』2023年3月10日(金) 阿佐ヶ谷TABASAにて開催。

2023年02月23日 00時01分16秒 | 素晴らしき変態音楽


盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.46

2023.3.10 fri 阿佐ヶ谷TABASA
18:30 Open/Start
Charge 1,000YEN + 1 drink

今を去る事5年前の2017年5月2日に今は亡き西麻布 Bullet’s で産声を上げた”踊れないことに特化したDJイベント”盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會の46回目は前回の『第3回盤魔殿輝く、レコード大賞!!!』に続きゲスト無し・レギュラーDJ総出演のラインナップ。記念すべき5周年を2か月後に控えて名盤奇盤狂盤糞盤ディグに精を出す盤魔殿DJ軍の、戦況報告ならぬ「調教プレイ」をぜひ目撃ならぬ「耳撃」せよ!

DJ Ipetam a.k.a. Rie fukuda
DJ Qliphoth a.k.a.宇田川岳夫
DJ BEKATAROU a.k.a.伊藤元
DJ Vaby a.k.a.大場弘規
DJ Bothis a.k.a.山田遼
DJ Necronomicon a.k.a.剛田武
DJ Athmodeus a.k.a.持田保

Avantgarde, Noise, Industrial, Dark Ambient, Neofolk, Punk, Hardcore, Idol, Black Metal, Middle-east, Ethnic, Ritual, Medieval, UnderGround,… Everything Weirdness About Music!

TIME TABLE
18:30 DJ Necronomicon a.k.a.剛田武
19:00 DJ Athmodeus a.k.a.持田保
19:30 DJ Bothis a.k.a.山田遼
20:00 DJ Ipetam a.k.a. Rie fukuda
20:30 DJ Vaby a.k.a.大場弘規
21:00 DJ BEKATAROU a.k.a.伊藤元
21:30 DJ Qliphoth a.k.a.宇田川岳夫


【盤魔殿DJの聴かせどころ】
●DJ Ipetam a.k.a. Rie fukuda
今はポップスをかけたい気分です。しかし踊れない事に特化した盤魔殿にはそぐわない。ポップに何かしらの狂った味付けをしたら好いのではないか、と考えています。まあよく考えてみれば、万人に受ける為の音楽、なんて実に狂ったカテゴライズでは無いかとも思うので......うーんここは頭の捻りどころですね!


●DJ BEKATAROU a.k.a.伊藤元
L.A.F.M.S.やRoland P. Young…春の訪れに爽やかな飛翔体験を…!


●DJ Vaby a.k.a.大場弘規
さてさて皆様、最近刺激は足りていますか?今回は超メジャーからマイナーまで、Discogsに於いてインダストリアルミュージックとカテゴライズされたマテリアルの数々をお届けしようと企んでおります。熱いビートから無機質で冷淡なビートまでヴァラエティに富んだ盤魔殿に相応しいマテリアルを取り揃え、皆様のご来店をお待ちしております。ではでは、暑くなったり寒くなったりと落ち着かない気候の日々が続きますが、皆様ご自愛専一にお過ごし下さいませ。


●DJ Bothis a.k.a.山田遼
前回(2022/12/9)前々回(2022/10/29)と、過去2回に渡り継続しておりますDJ Bothisの私的M.B.=maurizio bianchi特集ですが、第3回目はM.B.のサイドプロジェクトという名目で1981〜1982年にかけて作品出版が確認されている「Leibstandarte SS MB」名義時代の音源を特集します。そもそもLeibstandarte SS MBとは、イギリスのノイズバンドWhitehouseのメンバーであり、Come Orgレーベルの代表であるWilliam BennettがM.B.にレコードの契約を持ちかけ、契約した後にM.B.から受け取った音源に無断でナチの演説やWilliam Bennett自身の朗読などをオーバーダブして勝手に発表する際に使用していた名義です。今回ご紹介するのは、そんなLeibstandarte SS MB名義でCome Orgから発表されていた『Triumph Of The Will 』(1981)、『Weltanschauung』(1982)に各時代の未発表曲や各コンピ参加曲を追加したものに加えて、イタリアのMurder Releaseからアンオフィシャルで90年代に発表されていた曲と、1981年に同じくCome Orgから「No Artist」名義で発表されていたカセット「Examples Of Cannibalism」のsideB「Untitled」(収録時間16:54)を収録して編集した新装盤『Lebensraum』という3枚の作品がコンパイルされて、2013年にイタリアのmenstrualrecordingsより413セット限定で発売された『Teban Slide Art (The Come Organisation Files)』をお持ちします。
https://www.youtube.com/watch?v=9pQmqTUw-Xs


●DJ Necronomicon a.k.a.剛田武
【キカンジュ・バク特集】剛田が参加するフリージャズユニットMachine Gun Explosion Ensembleのメンバーでもあるロンドン在住の覆面ドラマー、キカンジュ・バクが関わるノイズ、インダストリアル、グライドコア、ジャンク、インプロ、ドラムンベース、アブストラクト等々無数のユニットを中心にスピン。さらに世紀の恥と蔑まれる糞レーベルShit Noise Recordsの発禁CDRを交え、盤魔殿の品位を貶める下品極まりない音源の数々を本邦初披露します。


●DJ Athmodeus a.k.a.持田保
拙著"あなたの聴かない世界〜スピリチュアル・ミュージックの歴史とガイドブック"がいよいよ3/24リリースなので本で紹介している音源を中心にDJします。端的に言ってパブですが聴覚で体験する"あなたの聴かない世界"ご堪能ください。きクぜ‼︎‼︎‼︎


●DJ Qliphoth a.k.a.宇田川岳夫
ノイズミュージックをコラージュして映像コラージュとシンクロさせる試みをしたいと思います。

世の中に
こんなにおもろい
盤がある

▼知ってる人は盤魔通。盤魔ちゃん(画:都子 from 爆裂女子)

【イベントレポート】決定!第3回盤魔王(バンマーキング)は「ヨンキー・キム Yonkee Kim」!!!!!!~第3回輝く、盤魔殿レコード大賞!!!@阿佐ヶ谷TABASA 2023.2.4 sat
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【リリース情報】米英日の異次元フリージャズ・コラボ~ロスコー・ミッチェル&キカンジュ・バク/機関銃爆発合奏団(マシンガン・エクスプロージョン・アンサンブル)

2023年02月19日 00時33分07秒 | 素晴らしき変態音楽


イギリスの覆面ドラマー、キカンジュ・バクの新作が届いた。A面がロスコー・ミッチェル&キカンジュ・バクのデュオ、B面がキカンジュ・バクと日本のミュージシャンによるユニット、マシンガン・エクスプロージョン・アンサンブルという異色のスプリット・カセット作品である。

ロスコー・ミッチェル&キカンジュ・バク『コンゴ盆地』
Roscoe Mitchell and Kikanju Baku / Congo River Basin


Roscoe Mitchell : All Saxophones
Kikanju Baku : Bata, Bones, Bells

1. God's Breath & Demon's Talon
2. Indigenous Archaeologists

Recorded Live at the London Contemporary Music Festivel (LCMF), London June 18th 2022
試聴⇒Roscoe Mitchell and Kikanju Baku / Congo River Basin

2013年にロンドンでゲリラ的に初共演して以来、米国、英国、ヨーロッパで何度か共演を続けてきたフリージャズの巨匠ロスコー・ミッチェルとロンドン在住爆裂ドラマー、キカンジュ・バクの2022年6月ロンドン・コンテンポラリー・ミュージック・フェスティバル(LCMF)に於けるライヴ録音。アルト、ソプラノ、バスサックスを持ち替えて汲めども尽きぬ無限色彩のフレーズを吹き鳴らすロスコーに、爆撃のようなブラストビートで切り込むキカンジュ。しかし対決モードではなくお互い慈愛と敬意に満ちた音の大河に身を任せ、二匹のウミヘビがまぐわうように帯同して豊饒の海へと流浪する。二人の演奏風景が眼の前に浮かぶクリアなサウンドはカセットテープならではの温もりに満ちている。






機関銃爆発合奏団『悲歌慷慨』
Machine Gun Explosion Ensemble / Indignant Lamentation over the Evils of the Times


Kikanju 天罰 Baku : drums
ルイス稲毛 Louis Inage : bass, keyboards, synthesizer
山澤輝人 Teruhito Yamazawa : tenor sax, flute
剛田武 Takeshi Goda : violin, flute, shinobue, hulusi, clarinet
佐伯武昇 Takenobu Saeki : trombone, percussion

1. Deception 欺瞞
2. Corruption 腐敗
3. Infection 感染
4. Lamentation 哀歌

Recorded, Mixed and Mastered by Nacky Ishikura at OTOlab, Koenji, Japan on January 15th, 2023
except Drums Recorded in London, England by Kikanju Baku
試聴⇒機関銃爆発合奏団 / 悲歌慷慨

キカンジュ・バクと日本の地下ジャズミュージシャンにより結成された機関銃爆発合奏団/マシンガン・エクスプロージョン・アンサンブルの第2弾。今回は佐伯武昇(佐伯組/ニュージャージーズ/怪獣墓場)を加えて、カルテット編成だった前作よりも分厚く、より破天荒な4曲を収録。山澤発案のサウンドコラージュや、稲毛が弾くシンセサイザーなど、サウンドのバラエティも広がった。完全即興ではあるが、通底する異物感と人間味あふれる遊び心が、単なるフリージャズやフリーインプロヴィゼーションを超えたヒューマン・アンサンブルを生み出した。

“ヴィンテージとモダン両方の楽器を演奏するマルチタレント・ミュージシャンを擁するバクの5人組バンド、マシンガン・エクスプロージョン・アンサンブルの爆発的なミニアルバム『悲歌慷慨(Indignant Lamentation over the Evils of the Times)』は、ロスコー・ミッチェルの原点であるアート・アンサンブル・オブ・シカゴの精神を色濃く受け継いでいる。”(英国音楽サイト Something Else! Disc Reviewより)




Congo River Basin & 悲歌慷慨 (split cassette / Ethnicity Against the Error 05)

*購入ご希望の方はコメント欄もしくはTwitter/Facebookのメッセージにてご連絡ください。送料込み1500円。

ロスコーと
機関銃が
裏表

▼MACHINE GUN EXPLOSION ENSEMBLEデビューライヴ決定!


2023年4月23日(日) 東京・大久保ひかりのうま
The Phase Of Free Jazz To Come~フリージャズ来るべき位相
MACHINE GUN EXPLOSION ENSEMBLE
KIYASU ORCHETRA


open 19:00 / start 19:30
door ¥2000 + 1 drink

現代フリージャズの来るべき位相を明らかにする二つのジャズユニットが大久保で奇跡の共演!

Line-up:
Machine Gun Explosion Ensemble / 機関銃爆発合奏団
山澤輝人 (sax, flute) 
ルイス稲毛 (bass)
剛田武 (violin, flute)
佐伯武昇 (trombone, percussion)
南部輝久 (drums)

Kiyasu Orchestra / キヤスオーケストラ
Ryosuke Kiyasu (drums)
tsubatics (bass)
Koichi Kidoura (guitar)
2004年ドラマーのRyosuke Kiyasuを中心に結成。
様々な音楽ジャンルをのみこみ、現代フリージャズの音を追求、表現するために精力的に活動を続けている。
2018年にはマレーシアツアーも行い、国外にも活動の幅を広げていっている。
http://orchestra.kiyasu.com/

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【NEO UNDERGROUNDライヴ情報】2/28(火)高円寺Oriental Force~剛田武 x uzl(ユズル)/よくばりChameleon/藤井美陽/VOQ

2023年02月16日 01時24分06秒 | 素晴らしき変態音楽


2月28日(火) 高円寺Oriental Force
「織部」
19:00 Open 19:30 Start
YEN 1500+ Drink

19:30〜20:00 剛田武 x uzl
20:15〜20:45. よくばりChameleon
21:00〜21:30 藤井美陽
21:45〜22:15 VOQ

uzl(ユズル)と出会ったのは昨年春の阿佐ヶ谷Yellow Visionでの林栄一+ゴーレム佐藤のライヴでの飛び入りセッションだった。管楽器、ピアノ、ヴォイスといったアコースティック楽器ばかりの参加者(筆者はフルート)の向こうを張って、持ち込んだシンセサイザーの奇怪な電子音でビリビリ感電するような即興演奏をしていたのが印象的だった。しばらく音楽から離れていたらしいが最近演奏活動を再開したというuzlは徐々に活動を活発化し昨年11月には林栄一とデュオライヴを開催するまでになった。筆者もライヴ会場で偶然会ったり、即興セッションで共演する機会もあり、この度オリエンタル・フォースで初のデュオ共演することになった。この日彼は自分のアンプを持ち込みアンプ2台で爆音プレイを聴かせ、筆者はバイオリンとフルートで対峙する。プログレ風になるか、即興ノイズになるか、はたまた物音アンビエントになるか、当日までわからない。
対バンはライヴ・ペインティングも手がけるよくばりカメレオン、ファルセットヴォイスのVOQ、瑞々しいフィメールフォーキー藤井美陽という個性的なシンガー3組。面白いイベントになること必至です。ぜひお見逃しなく!

剛田武&uzl他多数@Tokyo Impro Carnival Vol 11 session


よくばりカメレオン 2022.12.18 Casios vol.2 @吉祥寺へNEPO


VOQ “apparent motion” 20220122 VOQ RECITAL at Fourth Floor II


藤井美陽 - 光の動物園


即興の
果てに聞こえる
うたごころ

よくばりカメレオン@Koenji Oriental Force 2023/1/29
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【JazzTokyo#298更新】僕の大好きなクラリネットはのらりくらりと生きている?~『コペンハーゲン・クラリネット合唱団 / 生命体』

2023年02月08日 00時12分36秒 | 素晴らしき変態音楽


音楽情報サイト「JazzTokyo Jazz and Far Beyond」の最新号が公開された。カバー・ストーリーは田村夏樹と藤井郷子。巻頭エッセイは 稲岡邦彌 「ケイコ・ジョーンズという生き方」。剛田武は以下の記事を寄稿した。

●コペンハーゲン・クラリネット合唱団 / 生命体

#2236 『Copenhagen Clarinet Choir / Organism』『コペンハーゲン・クラリネット合唱団 / 生命体』

コンプレックスを吹きとばすクラリネットのオルガ(ニ)ズム。
品行方正がクラリネットの特徴なのかどうかはわからないが、作曲と即興の交差点/自然と音楽の接点に位置する自制のとれた作品として成り立っている。

Copenhagen Clarinet Choir: An Old Song Resung



クラリネット
壊れなくても
音出ない💦

▼アーバンサックスを思い出す、アートなパフォーマンスも面白い。
Copenhagen Clarinet Choir plays Somehow:Sound by Marcela Lucatelli




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【イベントレポート】決定!第3回盤魔王(バンマーキング)は「ヨンキー・キム Yonkee Kim」!!!!!!~第3回輝く、盤魔殿レコード大賞!!!@阿佐ヶ谷TABASA 2023.2.4 sat

2023年02月07日 00時51分30秒 | 素晴らしき変態音楽


2023年2月4日(土) 阿佐ヶ谷TABASA
盤魔殿 presents
第3回『輝く、盤魔殿レコード大賞!!!~2022バンマーキング決定戦』


2年以上に及ぶコロナ禍やウクライナ情勢、サブスクリプションの普及や世界的な円安~物価上昇の影響でここ2・3年の間に音楽を聴く環境・方法が大きく様変わりした。実際に筆者もレコード実店舗に足を運ぶ回数がめっきり減り、購入はオンラインショップやネットオークション、またはハードオフのジャンクコーナーで中古盤を掘るばかりで、リアルタイムの新譜はサブスクでチェックするだけで購入せずに終わることが多くなった。だから、いざ盤魔王候補を選ぼうとして、サブスクでよく聴いていたアーティスト名も作品も思い出せないことに気が付き呆然とした。他のDJ諸氏は果敢に新譜を購入している様で、それぞれがノミネート作品をユニークな視点で語るのが面白い。しかしプレゼンを聴きながらも、気に入ったアーティストをSpotifyで検索する癖が染みついている自分に呆れてしまう。

【出演順】
1. DJ Necronomicon a.k.a.剛田武
2. DJ Vaby a.k.a.大場弘規
3. DJ BEKATAROU a.k.a.伊藤元
4. DJ Ipetam a.k.a. Rie Fukuda
5. DJ Qliphoth a.k.a.宇田川岳夫
6. DJ Bothis a.k.a.山田遼
7. DJ Athmodeus a.k.a.持田保

【DJプレゼンとノミネート作品】
*ノミネート作品コメント⇒【年に一度の異端音楽総決算イベント開催!】2月4日(土)阿佐ヶ谷TABASA『盤魔殿 presents 第3回 輝く、盤魔殿レコード大賞!!!~2022バンマーキング決定戦』

●DJ Necronomicon a.k.a.剛田武

BOLSHIE / 1979 Unreleased Studio Tracks + Live
JUKE/19
Pefkin & Roxane Métayer / split lp


●DJ Vaby a.k.a.大場弘規

Gaji / Blowpipe 
犬、走る / O.S.T. 
Eyescream / The End - Complete Discography


●DJ BEKATAROU a.k.a.伊藤元

Yoonkee Kim / Cust Must Dover
Kayo Makino / Au contraire
灰野敬二 / 親愛なる音楽様 申し訳ないけど あなたの中に 灰野敬二という種子を植えつけさせていただきます


●DJ Ipetam a.k.a. Rie Fukuda

田畑満 / 退廃音楽
DIAMANDA GALAS(with DANIEL NEUMANN) /BROKEN GARGOYLES
JUSTICE / JUSTICE

●DJ Qliphoth a.k.a.宇田川岳夫

ディー・クルップス / 全速前進 
血を吸うカメラ / 1st
To-Tho / Freuziel

●DJ Bothis a.k.a.山田遼

L’Acephale - Malefeasance
Zaliva-D - Forsaken
CHU ISHIKAWA & DER EISENROST - TOKYO FIST (ORIGINAL SOUNDTRACK)


●DJ Athmodeus a.k.a.持田保

Freakoutlet Morgue / Guitar Murderer Suicide
ヘンリー川原 / 電脳的反抗と絶頂2:その他のヘンリー川原
GRIM / Magnolia's Dream


【第3回 盤魔王(バンマーキング)結果発表】
プレゼン終了後、観客・出演者・TABASAスタッフ全員による挙手により、第3回 盤魔王(バンマーキング)が決定した。前回も書いたが、盤魔殿の主旨に照らせば、いい音楽とは多数決で決まるものではない。だからこの投票結果はあくまで“お祭り”であり、いわば“生贄の儀式”に過ぎないことを肝に銘じていただきたい。

第1位:盤魔王(バンマーキング)
Yoonkee Kim / Cust Must Dover


第2位(同率)
Eyescream / The End - Complete Discography


灰野敬二 / 親愛なる音楽様 申し訳ないけど あなたの中に 灰野敬二という種子を植えつけさせていただきます


Zaliva-D - Forsaken


CHU ISHIKAWA & DER EISENROST - TOKYO FIST (ORIGINAL SOUNDTRACK)


第3位(同率)
ヘンリー川原 / 電脳的反抗と絶頂2:その他のヘンリー川原


GRIM / Magnolia's Dream


盤魔殿
今年は飛躍の
一年に!

【バンマーキング受賞者の喜びの表情】
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【ライヴレポート】DIVE DEEP vol.5~おと と からだ~愚弁/maguna-tech/鈴木和美&ひるりDUO/MOGRE MOGRU@吉祥寺NEPO 2023.2.3 fri

2023年02月06日 01時39分50秒 | 素晴らしき変態音楽


2023年2月3日(金) 吉祥寺NEPO 

MOGRE MOGRU presents
『DIVE DEEP vol.5~おと と からだ』


出演:
MOGRE MOGRU
愚弁
maguna-tech
鈴木和美& ひるりDUO



今回の企画のテーマ「おと と からだ」はメンバーの黒い瞳の発案である。作品を作るようになってから、常に「からだ」がテーマだったという彼女の想いはブログ「いつだってからだのことであった」を読んでいただきたい。フライヤーのドローイングも瞳が昔描いた作品である。
一言で身体表現といっても方法論や表現形態は千差万別。同じく千差万別の音楽表現との順列組み合わせを考えると可能性は無限大である。モグモグからの出演依頼を快諾してくれた3組のパフォーマンスにNEPOのプロジェクション照明効果が掛け合わされて、通常の音楽ライヴとは一味も二味も違った異次元のオーディオヴィジュアルイベントになった。

●MOGRE MOGRU


舞踏家の園田游さんとコラボしたことはあるが、モグモグ自身はフィジカルパフォーマーではない。客席から登場する形で若干動きを加えてみたが、基本的にはいつもと同じスタイルのパフォーマンスである。設計図なしの感性の赴くままに浮遊する音の行方は、これまで以上にプログレ・クラウトロック風のメタフィジカルなサウンドを生み出した。


●鈴木和美& ひるりDUO


敬愛するフルート奏者のかずみんぐ(鈴木和美)のソロ演奏をたっぷり聴けるだけでなく、ひるりのしなやかかつコミカルな身体表現を楽しめるデュオはまさに俺得な対バン。NEPOの幻想的なライティングの中で繰り広げられるおととからだの追いかけっこは優雅なトムとジェリーを観てるようなわくわく感にあふれていた。


●maguna-tech


フェンダー・ジャガーとサンプラーが生み出すデジタルビートの躍動感とノイズギターの陶酔感、それが赤いハイヒールを片手に登場した博美のアスリートを思わせるダイナミックな舞踏と交感し、ローラーコースターのような刺激とスリルを聴き手に与える。このスピード感は根っこにロックがあるからに違いない。

●愚弁


愚弁=谷口カズヒトを初めて観たのは2004年。爪先立ちで舞踏を踊る姿が強烈に印象に残っている。今回は逆立ちしたまま歌いあげる超人技を堪能。トシさんの打音一つで会場の空気がピーンと張り詰める様に驚天し、狩俣氏の唸りフルート奏法に動地した。さすがベテランユニットの凄さを実感した。

▼ライヴ・ダイジェスト


身体と
音楽と
表現と

次回MOGRE MOGRU自主企画イベントのテーマは「即興」
2023年3月17日(金) 吉祥寺NEPO
MOGRE MOGRU presents DIVE DEEP vol.6~即興のかたち(仮)
詳細後日
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