A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

CDが売れない

2009年09月30日 00時30分38秒 | トレンド・ウォッチング
本格的にCDの売れない時代になってきた。

先週のオリコン・シングル・チャートは、各順位の売上が今年4月以来の低レベルとなったそうだ。先週は1位以下、ほぼ全てにおいて売上レベルが低かった。
まず、1位に入った倖田來未の売上は3.2万枚。また、7位のアンジェラ・アキ以下は売上1万枚に届いておらず、10位のポルノグラフィティは売上7000枚を割っている。
そして、トップ20以降はオリコン史上最低レベルの数字が立て続けに並んだ。20位に入ったsupercellの売上は2975枚で、週間20位の売上がオリコン史上初めて3000枚未満となった。また、30位の売上も1760枚で、同じく史上最低記録を更新した。
つまり、自費で300万円使えば、20位に入れる計算。
これでも欧米に比べれば日本のCDの売上の落ち込みはましな方だという。

アナログに
未だ拘る
アナクロ人間

着うたやiTuneじゃ音楽の本質は伝わらないと思うのだが。
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ヘア・スタリスティックス+ゲスト@六本木Super Deluxe 2009.9.27(sun)

2009年09月29日 01時14分49秒 | 素晴らしき変態音楽
ヘアスタが18個のスピーカーを使って4時間繰り広げるマルチ・スピーカー・ライヴ。
日曜日ということもあり、100人近い観客でSuper Deluxeが埋まった。8割が男性客。

開場が若干遅れたが、開演は10分押しくらい。4時間ライヴということで早めのスタートになった。
最初は中原昌也氏ひとりの演奏。会場のあちこちから音が聴こえてきて、マルチ・スピーカーならではの威力が発揮される。身体を擽られるような気持ちいい電子音の饗宴。
1時間ほど一人で演奏したところで、まずドラマーの久下恵生氏が参加。電子音+ドラムのセッション。ドラムの音が妙に生々しく響く。そして突然ダンサーの東野祥子さんが登場。鍛え上げられた肉体を駆使してキビキビしたパフォーマンスを見せる。
次にギタリストが参加。最初からトレモロ・アーム付のSGがセットされていたのでもしやと思ったが、何とゆらゆら帝国の坂本慎太郎氏だ。ディレイを使ってアンビエントなプレイを聴かせる。坂本氏がこういうセッションに参加することは非常に珍しいのではないだろうか。彼を観られただけでも来た甲斐があるというものだ。
4人で40分位ジャムったあと中原氏以外の3人は引っ込み再びヘアスタのみの演奏。さっきより過激なハーシュ音なども使ってグルングルンのプレイ。聴いてるほうも頭がくらくらしてきた。1時間のソロの後、伊東篤宏氏が到着。蛍光灯を使ったノイズ楽器Optronを使って二人のセッションとなる。中原氏はミニギターで応酬。
その後他の3人も加わり混沌としたパワー・セッションに発展。各自が独特の世界を持った猛者ばかりなので観ていて飽きない。30分程演奏したところで会場の電源が突然ダウン。必然的に演奏は終了となってしまった。トータル3時間半の演奏だった。
「何でこんなことやってんだろ~」とぼやく中原氏。観客も相当体力を消耗するライヴだった。来年もよろしく、なんて中原氏は言っていたけど......。

ヘアスタの
4時間ライヴに
大満足

会場限定販売のCDRを2種類購入。聴くのが楽しみ。




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オリエンテーリング

2009年09月28日 00時20分02秒 | 懐かしき想い出
小金井公園をランニングしていたら、オリエンテーリング大会をやっていた。目標地点の印された地図をもとにポイントを順番に回りゴールを目指すという競技で、自然に親しむと共に推理力を養える優れ物のゲームである。

小中学生の頃夢中になったものである。野山を地図と方位磁石とコンパスだけを頼りに歩き回る楽しさ。
忘れていた無垢な時代を思い出す。

友達と
競ったオリエン
テーリング

何度か優勝したこともある。
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メルツバウ「日本の鳥」竹製ケース

2009年09月27日 01時01分03秒 | 素晴らしき変態音楽
順調に毎月「13 Japanese Birds」シリーズをリリース中のメルツバウだが、申し込んでいた特製竹ケースが遂に届いた。

ひとつひとつ手作りのこのケースは月間30個しか製作出来ないそうだ。丁寧な仕上げで純和風の風格のあるケース。この中に13枚の混沌としたハーシュ・ノイズのCDが入っているなんてミスマッチもいいところだ。
同時に秋田昌美さんが竹の板に描いた鳥の絵も付いてきて嬉しさ倍増。
メルツボックスもそうだったが、メルツバウはマニア心をくすぐる術を心得ている。

ケース製作の模様はこのスライドでよく分かる。
メルツバウ竹製ケース製作スライド

メルツバウ
竹のケースに
収まって

私のケースのシリアルNo.は111。なんて縁起のいい番号。
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チケットぴあ

2009年09月26日 00時57分33秒 | インターネットの世界
今まで何度申し込んでも落選していた電子チケットぴあのプレリザーブ(先行予約)。
今回は11月のクロマニヨンズとゆらゆら帝国のチケットをそれぞれ申し込んでみた。

どちらも人気のプレミア・チケットである。「どうせ取れる訳ないわ」と諦め気分半分でいたら、連絡メールが入り、どちらもチケットの用意ができたとのこと。つまりチケットが取れてしまったのである。珍しいこともあるものだ、と言ったらチケットぴあに失礼だろうか。ラッキーとしか言いようがない。

ただ手数料やシステム使用料、送料などでどちらもチケットの値段に1000円くらい上乗せされるのがどうもね。贅沢を言ったらきりがないが。

それより11月にはLightning Boltの来日やサンヘドリンのライヴもあり、すべて平日なのだ。ライヴに間に合うようにどうやって仕事を抜け出すか、頭の痛いところである。

やるもんだ
チケットぴあの
先行予約

見直しました。

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麗しきヘタウマ~シャッグス「シャッグス・オウン・シング」

2009年09月25日 00時54分33秒 | 素晴らしき変態音楽
先日「世紀の奇盤」としてシャッグスのデビュー・アルバムを紹介したが、それ以降に録音された曲を集めた1982年リリースの2ndアルバムを入手した。タイミング良くヤフオクで落札したのだ。しかも出品者が吉祥寺のCDショップだったので店頭で引き取ってきた。送料/手数料が浮いたのでラッキー。

頭と手足が別々の方向に動くような奇怪さは影を潜め、演奏自体は比較的真っ当になっている。それでもエキセントリックなギター・プレイ、音程の不安定さを物ともしない堂々とした唄いっぷりは変態音楽の系譜に繋がるものだ。カーペンターズの「イエスタデイ・ワンス・モア」のカヴァーまで入っている。

偉大なる素人バンド、シャッグスの面目躍如たる作品である。聴いていて心温まるアルバムだ。

シャッグスに
癒しを求め
夢を見る

今年は彼らのデビュー40周年にあたる。再結成とか‥…ないかな。
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JAY@四谷mobius 2009.9.23 (wed)

2009年09月24日 10時05分34秒 | 灰野敬二さんのこと
マイスペ・フレンドの女性シンガーJAYさんのライヴ。実は中畑丈二さんのバンドのゲストとしての出演なのだが、連休の終わりにしっとりしたヴォーカルを味わうのも一興と思って出掛けた。

会場はサロン風のお洒落な内装。いわゆるジャズ・クラブでピットインとは違って普段の私には縁がない場所である。

最初にバンドだけで演奏。渋いジャズかと思っていたらCharのカヴァーもやるファンキーなジャズ・ロックだった。
バンドだけで3曲やって、いよいよJAYさんの登場。オリジナルの他に、シンディ・ローパーの「タイム・アフター・タイム」、スタンダードの「酒とバラの日々」を歌う。段取りを間違えるなどライヴならではのハプニングも笑いに変えてしまうJAYさんの機転が素晴らしい。 ここで第一部終了。

休憩中に同じテーブルに座っていた美人女性が私同様マイスペでこのライヴに来たことが判明。しかも私のフレンドだった。恐るべしマイスペ・パワー。

第二部も第一部と同じでバンドが3曲演奏してJAYさんの登場。今回のカヴァー曲は竹内まりあとキャロル・キング。キャロル・キングは私がマイスペのブログでリクエストしたもので感激。

とにかくJAYさんの豊潤なヴォーカルとMySpaceのパワーを実感した夜だった。

マイスぺで
友達どんどん
増えていく

いいシルヴァー・ウィークだった。

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方言

2009年09月23日 00時45分06秒 | Weblog
突然変なことを思い出すことがあるものだ。
昔高校の修学旅行で行った九州で、バスガイドさんが教えてくれた方言が急に頭の中に浮かんできたのだ。
「おどみゃあだばそーにゃすーちょっとばい」
「私はあなたのことがとても好きです」という意味だが、何で思い出したのか、不思議でならない。しかも何十年も昔のことだ。

私は中学まで転校生で主に東日本数カ所を転々とした。その度に苦労したのが方言である。最初のうちは方言が抜けず、クラスの笑い者になったりしたものだ。特に東京に引っ越してきた時など、標準語を話すのがとても照れくさかった。

東京の前は金沢に住んでいた。金沢弁は名古屋弁と関西弁が交じった感じである。家族と話す時など今でも金沢弁が出てきたりする。

温かい
家族の会話
方言で

冒頭の九州弁、合ってますかね? 九州の読者の方がいたらコメントください。多分熊本か鹿児島だと思うけど。

 
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キノコホテル、シャロウズ他@新宿JAM 2009.2.21(mon/祝)

2009年09月22日 02時10分52秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界
キノコホテル主催の「サロン・ド・キノコ~危険なカンケイ」新宿JAM 2days第2夜。
写真は実演会場及びDisk Union通販のみで販売の開業2周年記念ライヴCD&DVD「サロン・ド・キノコ~実況録音盤」だが、今年の3、5月のサロン・ド・キノコでのライヴで、コンパクトに彼女達の見事な演奏が楽しめる。でも早くスタジオ盤が聴きたいところ。

動員は昨日と同じ位。余裕を持って踊れる。幸い五月蝿い外人は今日はいない。

しょっぱなからキノコホテル。マリアンヌ東雲は再びこけしの「チェリー米沢」を手に握って登場。「この握り具合がたまらない」と、よほど気に入っているようだ。
キノコホテルの実演会の面白さは演奏は勿論だが、MCでの東雲の従業員いじりがある。特に標的になるのが秘書兼ベースのエマニュエル小湊である。唯一のオリジナルメンバーということもあり気心が知れているのだろう。支配人のいじめにも似た無茶振りは涙を誘う。
「恋のヒートウェーヴ」、先日亡くなった大原麗子さんの「ピーコックベイビー」を含む75分の演奏は昨日よりリラックスしていた。今日も昨日と同じブルーのミリタリールック。日に日に成長していくのが目に見える気がする。

2番目はモッズ界の実力派メンバーによるセッションバンドLui & The Numbers!。ジェイムズ・ブラウン、コースターズ、サム・クック等のソウル・ナンバーのカヴァーを演奏。ノリノリのダンス大会。今回が2度目のライヴだと言うから驚く。

トリはB級GSの新星ザ・シャロウズ。いきなりビーヴァーズの「ホワイ・ベイビー・ホワイ」のカヴァーで私は虜になった。オリジナルも含めB級GSをハードかつスピーディーにした演奏はとてもカッコよかった。今回の最大の収穫のひとつ。彼らもまだ結成1年半という若いバンドだ。

二日間ライヴに行って、キノコホテルを媒介に色んなバンドを観れたことが楽しかった。

バンド達
キノコホテルを
軸にして

キノコホテルは新宿LOFTの「DRIVE TO 2010」に3回出演するとともに、11/14(土)には六本木Super Deluxeでワンマン実演会が決まった。
キノコホテル HP





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キノコホテル、サイクロンズ他@新宿JAM 2009.9.20(sun)

2009年09月21日 02時30分10秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界
キノコホテル主催のイベント「サロン・ド・キノコ~危険なカンケイ」新宿JAM 2daysの第1夜。
サロンの名の通り会場の前半分には椅子が並べてある。開場と同時に入ったので中央一番前の席に座ることが出来た。

オープニング・アクトは謎の女子高生?バンド、キノコ学級。新型インフルエンザ予防をパロッたのか、全員白いマスクをしている。ランナウェイズの「Cherry Bomb」ともう一曲の2曲であっさりと終了。

続いて我等がキノコホテルの登場。衣装がブルーのミリタリールックに変わっている。ミニスカートの裾がフリンジになっていてきわどくて可愛い。彼等は前日まで二日間山形で実演会をして、今朝東京へ戻って来たという強行軍だ。山形ではアダルトな客層に囲まれてカルチャー・ショックだったようだ。
支配人のマリアンヌ東雲は山形土産のこけしを持って「チェリー米沢」と名前をつけて可愛がっている、と告白。
ガールズ・ガレージ(厳密にはガレージというよりはGSだが)の中では、sixと並ぶ実力派。全曲日本語なのも嬉しい。
全15曲70分を超える熱演。アンコールにも応えて一曲演奏。

最後は京都の男性3人組ザ・サイクロンズ。ネオ・モッズ風のハードなロッケンロールは流石の上手さ。椅子も片付けられて大ノリ大会。マリアンヌ東雲もゲスト出演して2曲でオルガンを弾く。
ライヴは良かったけど悪ノリする外人がいて鬱陶しかった。外人客というのは何で曲間のMCの時に大声でおしゃべりするんだろう。

どういうの
危険なカンケイ
結びたい

明日の第2夜も行く予定。



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