ロンドンを拠点に活動するアーティスト、ケリス・ウィン・エヴァンスの個展のオープニング・レセプションに灰野さんが招待されてパフォーマンスを開催。エヴァンス氏自身が灰野さんを指名したらしい。
倉庫の5階にあるギャラリーには、無料ライヴということもあって200人くらい集まり大盛況。アートっぽい風貌の人や外国人の姿が目立つ。初めて灰野さんを観る人も多かっただろう。
主催者の紹介で灰野さんが客席後ろから登場。まずは座り込んで発振器のスピーカーを覆ったり動かしたりして微妙な音の変化を聴かせながらヴォイス・パフォーマンス。それから立ち上がってパーカッション&ダンスの響宴。タンバリン、シデロイホス、鉄琴、シンバル、鐘、金属棒、メタルプレートなど数々の楽器を使って途切れることの無い流れのある演奏。轟音ギターに負けないくらいの気迫とエネルギーに満ちている。
当初30分の予定が60分の長いパフォーマンスになり観る方も大満足。パーカッション・ソロを久しぶりに堪能した。
控え室では少し疲れた様子の灰野さん。パーカッションの方がギターよりも体力を消耗するようだ。「リハの時と客が入っての本番では全く音が違った。特にお客さんの吐く息の音が気になる。今度やる時は"呼吸禁止"にしようか」とジョークを飛ばす。翌日にスタジオコーストの大舞台を控えている。「とにかく大音量でやるから覚悟して。終わった後、楽しかったのかどうかお客さんが疑問に思うかもしれないね。もし警察に止められたら次のバンドのドラムを借りて叩こうか」。相変わらずマイペースな灰野さんだった。
パーカッション
空間満たす
打撃音
肝心の展示の方は正直言ってどこがすごいのか判断に迷う地味なものだった。
倉庫の5階にあるギャラリーには、無料ライヴということもあって200人くらい集まり大盛況。アートっぽい風貌の人や外国人の姿が目立つ。初めて灰野さんを観る人も多かっただろう。
主催者の紹介で灰野さんが客席後ろから登場。まずは座り込んで発振器のスピーカーを覆ったり動かしたりして微妙な音の変化を聴かせながらヴォイス・パフォーマンス。それから立ち上がってパーカッション&ダンスの響宴。タンバリン、シデロイホス、鉄琴、シンバル、鐘、金属棒、メタルプレートなど数々の楽器を使って途切れることの無い流れのある演奏。轟音ギターに負けないくらいの気迫とエネルギーに満ちている。
当初30分の予定が60分の長いパフォーマンスになり観る方も大満足。パーカッション・ソロを久しぶりに堪能した。
控え室では少し疲れた様子の灰野さん。パーカッションの方がギターよりも体力を消耗するようだ。「リハの時と客が入っての本番では全く音が違った。特にお客さんの吐く息の音が気になる。今度やる時は"呼吸禁止"にしようか」とジョークを飛ばす。翌日にスタジオコーストの大舞台を控えている。「とにかく大音量でやるから覚悟して。終わった後、楽しかったのかどうかお客さんが疑問に思うかもしれないね。もし警察に止められたら次のバンドのドラムを借りて叩こうか」。相変わらずマイペースな灰野さんだった。
パーカッション
空間満たす
打撃音
肝心の展示の方は正直言ってどこがすごいのか判断に迷う地味なものだった。