A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

【6月9日(土)開催!盤魔殿Vol.14 タイムテーブル&目次公開】盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 Vol.14 渋谷EdgeEnd

2018年06月08日 00時42分07秒 | 素晴らしき変態音楽


盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 Vol.14
La maladie du jour du roc


2018.6.9(sat)
18:00 Open/Start  
Charge ¥1,000 incl.1drink
Shibuya DJ BAR EdgeEnd
Tel:03-5458-6385

ロックの日に異端音楽+映像の宴。
Avant-garde, Noise, Industrial, Dark Ambient, Neofolk, Punk, Hardcore, Idol, Black Metal, Middle-east, Ethnic, Ritual, Medieval, UnderGround,… Everything Weirdness About Music!

Time Table
18:00 DJ Battle 1 : FREE ZONE
18:30 DJ Battle 2 : ROCK SPECIAL
19:00 DJ Necronomicon a.k.a. 剛田武
19:30 DJ Athmodeus a.k.a. 持田保
20:00 DJ Vaby aka 大場弘規
20:30 DJ Battle 3 : ROCK SPECIAL
21:00 DJ BEKATAROU aka 伊藤元
21:30 DJ Qliphoth a.k.a. 宇田川岳夫
22:00 DJ Bothis a.k.a. MSS

各DJの聴かせどころ

【盤魔殿のここが嬉しい五大特長】
特長1. 来場者全員にZINE『盤魔殿AMALGAM』無料進呈
次号目次
地下アイドルへの招待『第8回:楽曲派と呼ばないで!ヘイトに負けずに輝く女子たち』
DJ Necronomicon ネクロノミコン(aka 剛田武)

ターン・オン、チューン・イン、スピン・アウト!!!『特集:”唸る語る盤魔殿vol.2 新ユーラシア主義と地下音楽”を終えてハキム・ベイ”T.A.Z.”へ』
DJ Athmodeus アスモデウス(aka 持田保)

喪われた地下音楽家VOL.8『隠された地下音楽家の名盤たち(女性ボーカルもの…)』
DJ Qliphoth クリフォト(aka 宇田川岳夫)

『ナチスドイツの有機農業 (4)』
DJ Bothis ボティス(aka MSS)

!!!激情のライブ録!!!『盤魔殿 vol.13@Edge End 2018/5/20』
DJ BEKATAROU (aka 伊藤元)

【Complete Set List】 盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 Vol. 13
etc...

特長2. 自由参加コーナーFREE ZONE
盤魔殿でDJデビュー!お好きなレコードやCDをお持ちください。オープン時間18:00から30分間、初心者でも大丈夫。

特長3. DJバトルのテーマは69(ロック)の日に因んで「私の考えるROCK」
新たな発見。盤魔殿レジデントDJが考える「ロック」とは?ロックの概念を拡張・破壊・陵辱する特別企画。

特長4. ジャケット展示
プレイ中の曲がすぐわかる。プレイ中の曲のレコード/CDジャケットを可能な限りお見せします。

特長5. 完全MIX音源公開
遠地のファンに大好評!当日のDJプレイを全編soundcloudにて期間限定公開。

参考:前回のMIX音源(公開期間6/10まで)
盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 Vol.13 Part 1(最初〜DJ Fujii Masahide aka FJ)


盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 Vol.13 Part 2(DJ Battle 2 〜DJ amy aka モリモトアリオミ)

★Disk Union Netで紹介されました⇒6/9 (SAT) @渋谷EdgeEnd ~盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 Vol.14~

ロックとは
ロックンロールか
クロックか

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【地下アイドルへの招待】第7回:楽曲派と呼ばないで!ヘイトに負けず輝く女子たち〜フィロソフィーのダンス/CY8ER(サイバー)/ヲルタナティヴ

2018年06月07日 02時05分29秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


地下アイドルへの招待  
第7回:楽曲派と呼ばないで!ヘイトに負けずに輝く女子たち

DJ Necronomicon ネクロノミコン(aka 剛田武)


○○は出ていけと憎悪を煽るネトウヨ、それに対してバカ・恥・基地外としばくアンチ野郎、世の中ヘイトスピーチが横行する。アイドル界にもさまざまなハラスメントが存在するが、タチが悪いのは「楽曲派」という独善的な差別用語である。「アイドルなんか好きなんじゃなくて純粋に楽曲が好きなんだ」と自己アピールしたがる自称「音楽通」が自虐的に口にする妄言だが、歌と踊りと音楽性に自意識(プライド)を持って取り組むすべてのアイドルをディスる差別扇動表現を無意識にほざいて平気な顔をするボケ茄子どもには怒りの鉄槌を喰らわしてやるしかない。女子アイドルの魅力は他ジャンルに比べてルックスや衣装や接触時の対応の比重が大きいことは否定しないが、すべての中心にあるのは「音楽」に他ならない。それを「一派」ひとからげにして拡散することは、血を血で洗う派閥抗争に純真な少女たちを巻き込む情動煽動差別主義者の仕業に違いない。楽曲上位主義者の人格否定論など、人格破綻/品位欠損/生きてる価値なしと呟かれても仕方がない。少女の心の痛みや苦悩に気づかない非人間的な性向はチンパンジーにも劣るというものだ。セクハラはチンパンジーでもやっていると論じた記事の可否については未読につきノーコメント。

フィロソフィーのダンス


2015年7月結成。略称はフィロのス。グループ名は、アレハンドロ・ホドロフスキーの映画「リアリティのダンス」と、ザ・シャッグスの「フィロソフィー・オブ・ザ・ワールド」のオマージュ。“ナイル・ロジャーズ歌謡”と呼ばれ「Funky But Chic」をキーワードに活動する。メンバーは奥津マリリ(まりり)、佐藤まりあ(まりあんぬ)、十束おとは(おとはす)、日向ハル(はるきゃん)。山下達郎がファンだと噂の通受けする音楽性は「派」に括りやすいが、フィロのスの魅力は何と言ってもメンバーの個性の輝きに起因する。中でもおとはすの萌えキュンアニメ声の破壊力は、楽曲なんかどうでもいいと独断したい。アイドルをなぜ聴くか?筆者にとっての理由は「萌え」に他ならない。<俺たち○○派>と言いたがりの業界通が多そうな現場で恥も外聞もなくヲタ芸に興じることができれば、哲学も舞踏も楽曲も萌えのオカズに過ぎないことに開眼するだろう。

フィロソフィーのダンス「ダンス・ファウンダー」MV



CY8ER(サイバー)

 
2015年5月、元BiSメンバーらにより「BPM15Q」として結成。2016年12月24日、新メンバー加入をもって「CY8ER」へ改名。「世界を騒がすサイバーテロアイドル」というコンセプトで活動する。現在は苺りなはむ、小犬丸ぽち、ましろ、病夢やみい、藤城アンナの5人組。EDMというEBM(エレクトリックボディミュージック)をパクった音楽には触手が動かなかったが、一目ライヴを観た日から、色とりどりのサイリウムが舞う現場に血が騒いだ。個性が際立つメンバー揃いで、正直どの娘を推すが迷ったが、えいたそと同じ黄色の小犬丸ぽちが目下の推しメン。瞬く間に人気が上がり、リキッドルームやO-Eastをソールドし、8月に新木場STUDIO COASTワンマンが決定した。今となってはハードルが高くて接触する機会も少ないが、逆に接触抜きでイケるライヴでは、楽曲をどうこうせずに、タイガー、ファイヤー、サイバー、ファイバー、ダイバー、バイバー、ジャージャー!とコールすれば問題ない。

[MV]CY8ER『かくしぇーむ』



ヲルタナティヴ


2017年3月結成、東京を拠点に活動。ハウス、EDM、ロック、アイドルといったオールジャンルを詰め込んだ「ヲルタナティヴ・サウンド」の旗のもと、世界を目指しデビューしたIDOLユニット。メンバーは小泉明音・相沢奈那・未夢・三島凛・鈴谷もずく・月乃のあ。実は筆者は4人組時代に一度観ただけの完全新規。名前に比して正統派の雰囲気を漂わせた少女たちが歌うヲルタナは、ソニック・ユースやニルヴァーナではなく、レディ・ガガやケイティ・ペリーに近いが、世界を股にかけるやり手女子のイメージは皆無。ゆるふわ音楽好きのヲンナノコとして見直したとき、何処まで接近できるかヲシたい気持ちになって未夢に想いを寄せた。新メンが二人増えてライヴがヲイヲイ炸裂するのをヲレのヲタ心が楽しみにしてをる。

ヲルタナティヴ / 飴色リズム[MUSIC VIDEO]


推しメンが
決まれば楽曲
好きになる

NECRONOMIDOL / 2& / Screaming Sixties
BLACK WINDS OVER ALBION UK Tour



Necronomidol~Dawnslayer(most-of-it-lol)Manchester4-6-2018
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【灰野敬二 ライヴ+新作情報 2018年6月~8月】白石民夫/FOXPILL CULT/大友良英/RUINS/ペーター・ブロッツマン/MUSQIS/DJ姫乃たま/ドラ美保etc.

2018年06月06日 01時04分42秒 | 灰野敬二さんのこと


2018年
6月22日(金)アメリカ オハイオ州シンシナティWoodward Theater
NO RESPONSE FESTIVAL
Doors 7pm | Show 8pm
ONE DAY $25 / $30 DOS
TWO DAY PASS : $50

THURSDAY, JUNE 21st
Body / Head
Ikue Mori
Joe & Joe
Haley Fohr

FRIDAY, JUNE 22nd
Keiji Haino
To Live And Shave In LA
Robert Turman
Olivia Block

NO RESPONSE FESTIVAL 2018 PROMO

Official Site


7月6日 (金) 六本木Super Deluxe
不失者はここから始まった
SuperDeluxe presents 灰野敬二 × 白石民夫 and more!

開場 19:30 / 開演 19:30
料金 予約3000円 / 当日3300 (ドリンク別)

今から40年前の1978年、灰野敬二がバンド「不失者」を結成した。その活動は現在も存続し、もはやその ”音” による影響力は国際的にまで広がりをみせ、日本国内のアヴァンギャルドミュージックシーンを、今や世界に誇る一つのシーンとして発展させる一因となった。主にトリオ編成のバンドとして知られる不失者は、結成当初、白石民夫とのデュオから始まった。不失者はここから始まった。これは事実である。
現在、アメリカ NYで音楽活動を続ける、サクソフォニスト白石民夫の7月上旬の来日に伴い、日本地下音楽ファン待望の、灰野敬二と白石民夫の夢のデュオ共演がスーパーデラックスにて実現する!40年前のデュオから始まった、あの時の不失者は、時空を超えて再会し、どこへ辿り着くのか?!この貴重なライブを目撃しに来てください!!この機会、ぜひお見逃しなく!
また、この日の前座には不失者結成から40年の時を経た日本地下音楽シーンから2010年代に結成されたバンドを2組ピックアップ!昨年、NYで白石民夫と共演を果たしたGAIAMAMOO (ガイアマムー)。そして昨今国内で精力的に活動するエレファントノイズカシマシが初出演!さらに、DJには今を翔ける地下アイドル、姫乃たまも登場するぞ!
7月6日金曜日七夕前日、六本木スーパーデラックスでお待ちしております!世代を超えて変化し続ける、シーンの”今”はここからまた始まる。

出演:
灰野敬二 × 白石民夫《不失者はここから始まった》
GAIAMAMOO
エレファントノイズカシマシ
DJ:姫乃たま




7月12日(木) 東高円寺U.F.O club
FOXPILL CULT自主企画
「ポトラッチデッド vol.29 -共感不可能!!ワンマン直前スペシャルvol.2!!!-」

前売2800円+1D 当日3200円+1D
開場19時 開演19時30分

出演
FOXPILL CULT
灰野敬二
純情マゼラン

U.F.O.CLUB お問い合わせ TEL&FAX 03-5306-0240




7月13日(金)東京 秋葉原 CLUB GOODMAN
doubtmusic 2018
13周年記念祭り!

18:00開場/18:30開演
前売:3,000円/当日:3,500円(1 DRINK別途)
・NMASTRO(沼田順+Hiroshi Hasegawa from ASTRO)with 沐 -Ara the taiko-(和太鼓トリオ)
・大友良英+DJ sniff ターンテーブル・デュオ
・saxophonedaxophone(内橋和久+広瀬淳二)
・ドラ美保(ドラびでお+若林美保)
・灰野敬二 ソロ


7月23日(月)東京 KOENJI HIGH
KOENJI HIGH 10th ANNIVERSARY
灰野敬二 エレクトロニクス&ハーディ・ガーディ・ソロ

open/start 19:00/19:30
adv/door 4300円/4800円+1D
-Live-
灰野敬二
-入場順-
1.KOENJI HIGH店頭
2.e+
3.当日券


8月3日(金)〜8日(水)アメリカ ロサンゼルス&サンフランシスコ 
Peter Brötzmann/Keiji Haino Duo US Tour

Friday, August 3 - Los Angeles, Zebulon
Night One: Peter Brötzmann/Keiji Haino Duo, L.A. Residency
Doors: 8:00pm / Show: 9:00pm
$35

Saturday, August 4 - Los Angeles, Zebulon
Night Two: Peter Brötzmann/Keiji Haino Duo, L.A. Residency
Doors: 8:00pm / Show: 9:00pm
$35

Wednesday, August 8 - San Francisco, The Chapel
Peter Brötzmann / Keiji Haino Duo
Doors: 7:00pm / Show: 8:00pm
$35


8月17日(金)東京 高円寺ShowBoat
SHOWBOAT 2MAN SERIES
灰野敬二×RUINS

開場 18:30/開演 19:00
前売¥3,500/当日¥4,000(税込・別途ドリンク代¥6 00)

【出演】
灰野敬二
RUINS:吉田達也[drums,vocal]+増田隆一[bass,vocal]

【チケット】
■ShowBoat 6月9日(土)
 店頭販売 初日のみ15:00~
 電話・メール予約&代引注文受付 初日のみ16:00~
(翌日以降は毎日14:00~23:00受付)
■プレイガイド 7月7日(土)10:00~発売
 ローソンチケット[Lコード:取得中 ]
 イープラス 購入ページURL:取得中

【入場順】
1.ShowBoatチケット(No.1~)
2.プレイガイド(No.101~)
3.予約(No.なし/整列順)
4.当日券(No.なし/整列順)
※ShowBoatチケットはご購入順に入場整理番号が発券され ます。
※各予約には整理番号がつきませんのでご注意ください。
※代引郵送にてご購入希望の方は、メールにて下記をお送り下さい 。
(別途発送手数料¥580)
《公演日・公演名・住所・氏名・電話番号・購入枚数》

【問い合わせ】
ShowBoat
■Tel 03-3337-5745(14:00~23:00)
■Mail info@showboat.co.jp



夏に至る
音楽の旅
おたのしみ

NEW RELEASE
灰野敬二+MUSQIS 『灰野敬二 MUSQIS』
¥2,000+税
CD : SDRSW-41
2018年7月20日リリース

本作はマルチ奏者の野口英律を中心/媒介とする男女混合不定形演奏集団/音楽およびそれらに関わる集団、コミュニティー「ムスキス」と、あの灰野敬二の競演録音盤である。演奏・録音は2017年10月9日、新宿JAMで開催されたムスキス(MUSQIS)主宰「NEUROGRYPH 33」にて行われた。

<作品概要>
本作の音楽性は、Nazoranaiなどの録音・演奏にいっけん近い。だがそれはあくまで表面上の結果論であって、その音楽が生まれるためには両者ともに音楽の零地点から始める必要があった。じじつ、本演奏・録音は、事前打ち合わせやリハーサルなしの状態で演奏を行ったという。それは恐るべき緊張感を伴うステージであったはずだ。特にムスキスのメンバーにとっては……。
じっさい両者の競演録音である本作を聴くと、張りつめた糸のようなピリピリとした緊張感が伝わってくる。打ち合わせなしの演奏であり、どうなるのか先が読めない状態での演奏であったというのだから当然だ。両者は音楽/演奏の只中に、それぞれが身一つで対峙している。
まったくもって強烈なアンサンブル体験である。強く、柔らかく、硬く、そして緊張感に満ちている。この30数分の演奏のあいだ、あらゆるものに限定されない「音楽/ロック」の唯物論的な「魂」が生成してもいる。その音の渦は激しく、禍々しく、強烈で、溶けてしまいそうなほどに美しい。孤高であり、安易に流通しえないものだ。「他」を意識しつつ、安易な同調を拒否しているからだろう。それは演奏と音楽による他者への「礼/儀」の持続と生成といえる。
そう、本作の緊張感に満ちた音楽と演奏は、互いの存在を意識しながらも、しかしそれぞれが個を主張し、そのうえで別個の存在となっていく、その過程のドキュメントのように思えてならない。  デンシノオト

Track List:
1.灰野敬二+MUSQIS


Slowdown Records
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【JazzTokyo #242更新】フィリップ・ホワイト&クリス・ピッツィオコス/クリス・ピッツィオコス・ユニット+【動画特集】大友良英&クリス・ピッツィオコス

2018年06月04日 01時31分49秒 | 素晴らしき変態音楽


Jazz Tokyo #242 が更新された。カバーストーリーは横井一江によるファラオ・サンダース (1940~) 。1996年のドイツ・メールス・ジャズ・フェスから。近年レア・グルーヴを探索するヒップホップ世代により”スピリチュアル・ジャズ”の象徴として再発見された。剛田武は以下の記事を寄稿。

『Philip White and Chris Pitsiokos / Collapse』

#1527 『Philip White and Chris Pitsiokos / Collapse』

音のIN/OUTの因果関係を崩壊させるサックス・エレットロニカ・ヴィヴァ
ノー・インプット・ミキシング・ボード奏者フィリップ・ホワイトと即興サックス奏者クリス・ピッツィオコスのデュオ第2弾。ノイズとメロディの二つの音の位相が絡み合い、未開の表現領域に肉薄する鮮烈なドキュメント。


『Chris Pitsiokos Unit / Silver Bullet in the Autumn of Your Years』

#1528 『Chris Pitsiokos Unit / Silver Bullet in the Autumn of Your Years』

世界と音楽の終末観を突き破る異物=銀の弾丸としてのハードコア・ジャズ・ユニット。
ジャズはもちろんすべての音楽表現の先の先を追い求めるクリス・ピッツィオコス・ユニットのスピード感に満ちた新作は、世界と音楽の終末観を突き破る銀の弾丸である。



変容する
ニューヨークから
ピッツィオコス



Otomo Yoshihide & Chris Pitsiokos Solos & Duo Europe Tour 23rd - 30th May 2018




Otomo Yoshihide & Chris Pitsiokos - Instants Chavirés - 24/05/2018


Otomo Yoshihide / Chris Pitsiokos - Live at Cafe OTO, London (25/05/2018) 1/2


Otomo Yoshihide / Chris Pitsiokos - Live at Cafe OTO, London (25/05/2018) 2/2


Otomo Yoshihide + Chris Pitsiokos -Tempo Reale Festival 30.05.2018

OTOMO YOSHIHIDE, chitarra elettrica e giradischi
CHRIS PITSIOKOS, sassofono
Video Franco Chiocca, registrato il 30.05.2018 alla Limonaia di Villa Strozzi


【NEWS】『別冊ele-king カマシ・ワシントン/UKジャズの逆襲』刊行


5月30日に『別冊ele-king』が刊行された。主特集の「カマシ・ワシントン/UKジャズの逆襲」に加えて、もうひとつの特集「変容するニューヨーク、あるいはジャズの自由(フリー)」が組まれている。NYのフリー・即興シーンを主な対象に、蓮見令麻によるコラムのほか、「対談:多田雅範×益子博之」を収録。また、新たな活動を続けるミュージシャンたちのマップを描き出すことを試み、あわせて、30枚のディスクを紹介している。JazzTokyo「Jazz Right Now」を大きく意識しつつ、細田成嗣を中心に、根田恵多、齊藤聡、定淳志が熱い議論をたたかわせたものである。さらにシーンの重要人物について、剛田武、dj sniff、原雅明、福島恵一、細田成嗣、松村正人、悠雅彦(本誌主幹)の各氏が「ミュージシャン・ファイル」を執筆。
http://www.ele-king.net/books/006280/
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ティム・ダール&吉田達也+内橋和久(超即興)@東高円寺UFO CLUB 2018.5.30(wed)

2018年06月03日 00時44分10秒 | 素晴らしき変態音楽


TIM DAHL & 吉田達也 JAPAN TOUR
OPEN 19:00~ / START 19:30~
ADV.¥2800(D別) / DOOR.¥3300(D別)
TIM DAHL&吉田達也
ゲスト; 超即興(内橋和久/吉田達也)

2014年秋にNY即興シーンに興味を持ってYouTubeの動画を漁っていた頃ティム・ダールの存在を知った。クリス・ピッツィオコスやウィーゼル・ウォルター等と共演するベースボールキャップに短パンのベーシスト。特にミック・バー、ケヴィン・シェアとのトリオ「Barrsheadahl」の激烈なノイズロックは、即興ジャズ/フリー・インプロヴィゼーションとノイズ/ハードコアが同じ土壌で育まれるニューヨークの歴史と伝統を思い出させた。

Barrsheadahl [Mick Barr / Kevin Shea / Tim Dahl] at the Stone 11/13/12


2016年にクリス・ピッツィオコスが結成したグループ「CP Unit」に参加。ピッツィオコスの複雑なコンポジションと独特のタイム感に基づいた四者のインプロヴィゼーションを実践するこのグループはその時々でメンバーを変えながら活動しているが、ティム・ダールへのピッツィオコスの信望の厚さは揺るがない。昨年来日時にピッツィオコスは「次回はティム・ダールと一緒に来日してギターに大友良英さん、ドラムに吉田達也さんを加えて日本版CP Unitでツアーしたい」と語っていた。もし実現したら大きな話題になるだろうが、一足先にティム・ダールが単身来日し吉田達也とデュオで日本ツアーが決定した。

初日はUFO CLUB。会場物販テーブルには吉田達也とゲストの内橋和久のCDが並んでいるが、ティム・ダールのCDはなし。後で聞いたら日本へ旅立つ前日にブルックリンで自分のバンドGRIDのライヴがあり、急いで旅行道具とベースのパッキングをして出発して物販用のCDを忘れてしまったという。日本ツアーの後はオーストラリア、ロサンゼルス、ヨーロッパと旅が続く多忙なスケジュールで頭が混乱してもおかしくない。それはともかく来日翌日の時差惚けのせいか異常にテンションの高い陽気なアメリカ人だった。

●超即興:内橋和久+吉田達也

(ライヴ写真の撮影・掲載については出演者の許可を得ています。以下同)

ウィーンと東京を行き来する内橋と吉田のデュオが超即興。3年半前に観て以来だが、多数のエフェクターを操作しながら表情豊かな音色を作り上げるギタープレイと変幻自在に叩きまくる変拍子ドラムが見事にシンクロして、ロック的なダイナミズムとジャズ的なフリーダムを産み出す二人の即興マジックはいつ観ても素晴らしい。
you me & us/超即興@秋葉原Club Goodman 2013.10.31(thu)

●TIM DAHL+吉田達也


初めて観るティム・ダールのセッティングは足元に複数のエフェクターを並べつつ、その存在を忘れさせる肉感的な低音で空気を振動させるパワーベース。吉田のルインズとダールのバンド、チャイルド・アビューズのレパートリーを交互に演奏。アメリカ版ルインズに参加しただけありベースラインに迷い無し。チャイルド・アビューズの曲はYouTubeで聴くよりも百倍スリリングかつ変態的。ベースを掻きむしりながらデスヴォイスでヴォーカルを聴かせる演奏は、ルインズよりもライトニング・ボルトを彷彿させた。ド複雑なナンバーをクールな表情で叩き出す吉田の恐ろしさを再認識した。

●TIM DAHL+吉田達也+内橋和久


第三部はトリオ・セッション。当然ながら打ち合わせ無しの完全即興演奏だが、まるでキャリアのあるロックバンドのような安定感とストーリー性のあるプレイは、3人の共同意識の賜物である。それは、とにかく心が赴くままに自己最高の演奏が出来るよう心掛けることである。なれ合いや打算や寄り添いを拒否するアーティスティズム。トリオの意志が貫かれればコンポジションとインプロヴィゼーションの違いは消失する。初顔合わせでこれほどまでの強度を持った演奏になるとはダール本人も驚いたようで、インクレディブルと何度も呟いていた。

てぃむだーる
うちはしかずひさ
よしだたつ

TIM DAHL&吉田達也 JAPAN TOUR
6/03 (sun) 彦根 ダンスホール紅花
open15:00 start 15:30 adv 2700 door 3000(飲食持ち込み自由)
with NANI∞GURU(砂十島NANI+河端一)(日本初ライブ)
学生無料(要学生証)
メール予約 hikonebenihana@gmail.com

追加公演
6月4日(月)超激ベースの世界
ティム・ダールと巻上公一 デュオライブ
小田原 Bread&English Pub Desture
出演者:TIM DAHL(bass)、巻上公一(voice,theremin)
チャージ:Adv ¥3000(ドリンク別) Door ¥3500(ドリンク別)
OPEN 19:30 START 20:00、終演予定21:20
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【告知】6月9日開催!踊れないことに特化したDJイベント『盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 Vol.14』

2018年06月01日 00時30分04秒 | 素晴らしき変態音楽


盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 Vol.14
La maladie du jour du roc


2018.6.9(sat)
18:00 Open/Start  
Charge ¥1,000 incl.1drink
Shibuya DJ BAR EdgeEnd
Tel:03-5458-6385

ロックの日に異端音楽+映像の宴。
Avant-garde, Noise, Industrial, Dark Ambient, Neofolk, Punk, Hardcore, Idol, Black Metal, Middle-east, Ethnic, Ritual, Medieval, UnderGround,… Everything Weirdness About Music!

★来場者にZINE『盤魔殿AMALGAM』無料進呈
★自由参加コーナーFREE ZONE有
★DJバトルのテーマは69(ロック)の日に因んで「私の考えるROCK」

DJ Qliphoth a.k.a. 宇田川岳夫
DJ Athmodeus a.k.a. 持田保
DJ Necronomicon a.k.a. 剛田武
DJ Bothis a.k.a. MSS
DJ Vaby aka 大場弘規
DJ BEKATAROU aka 伊藤元
(タイムテーブルは後日発表)

【異端DJたちの聴かせどころ】
●DJ BEKATAROU aka 伊藤元
皆様と宇宙とに敬意を表しながらシンセサイザーの圓盤を中心に廻させていただきます…




●DJ Qliphoth a.k.a. 宇田川岳夫

宇田川のプレイはMedievalで行きます。Rare Folk 中心に



●DJ Bothis a.k.a. MSS
今回は日本な歌謡プログレバンド太陽肛門スパパーン中心に回していく予定ですが、基本的にはオールジャンル、オールミックス、ネギ、チャンポンでいきたいですね。


太陽肛門スパパーン-女子高生組曲



●DJ Vaby aka 大場弘規
前回はフィメール・アーティストに絞った選曲をお届けしましたが、今回は打って変わって民族音楽からハードコアまでヴァラエティに富み且つ盤魔殿に相応しいマテリアルをチョイスしました!きっときっとあなたのハートを震わせます!!




●DJ Athmodeus a.k.a. 持田保
今回はディスコ・ハキム・ベイな感じで「一時的自律ゾーンとしての盤魔殿」とは???を作麼生&説破していきTAZ

Hakim Bey: Poetic Terrorism



●DJ Necronomicon a.k.a. 剛田武
テーマ「私の考えるテクノ+エレポップ」。19/JUKE、The Residents、BGM、Picky Picnic、Wha-ha-ha、ピエール・アンリ、ゆるめるモ!、SAKA-SAMAなど。



ロックとは?
盤魔殿とは?
DJとは?

【関連イベント】
唸る語る盤魔殿 第2回 特集 ユーラシア主義と地下音楽
4th political theory and martial music movement in 21st Century

日時 2018年6月3日 15時開始 18時終了予定
場所 ギャラリー螺旋(高円寺マッチングモヲルとなり)
料金 2000円+1ドリンク
特別ゲスト 武田崇元
ブレインマシーンKASINA デモンストレーション 演奏 べんいせい
出演 宇田川岳夫 持田保

内容:
踊れないことに特化したDJイベント盤魔殿のレジデントDJが、地下音楽とそれに関する情報を掘り起こす! 地下音楽世界の墓掘り職人が音源や映像を見せながら日曜日の午後をマッタリと語る! 20世紀末からヨーロッパで秘教的に勃興しつつあるMartilal Industrial Music / Military Ambient Musicの過去と現在。

ルネ・ゲノン、ユリウス・エヴォラの伝統主義を継承するロシア現代思想界のアジテーターであるアレクサンドル・ドゥーギンの4th Political Theoryと、それを標榜する音楽集団Barbarossa UmtrunkやTsidmzの目指す世界とは?シベリアこそアーリア人の故地ヒュペルボレアとするスラブ=アーリア人種主義と、シベリアの原野に展開されるアナスタシア運動との関係は?音楽と政治と魔術が深く結びついたユーラシア主義的音楽とは?

特別ゲストに武田崇元を迎え、語られざる世界、聴かれざる世界を掘り起こす! パンドラの箱を開けるのは誰だ? 神界・異界に属する秘儀の一端をお伝えする限定イベントです。

以下の諸注意をお守りください。
1 イベント中の録画・録音・撮影禁止
2 当日お話した内容は外部に漏らさない

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