昨日は土浦の花火を見に行ってきた。
初土浦である。昨年はうっかり山へ行っていたんだよね~(笑)。
8時前に現地着。すでに一等地は場所取りがほぼ終了していたので、その前の土のあぜ道にもぐり込む。そこだって完売寸前状態。
撮影環境としては後ろの方がはるかにいいのだが、初めてだから何とか音が聞こえるとうれしいなって感じでにじり寄りである。昨日は風向きもよく、ほぼアナウンスや音楽が聞こえていた。
あぜ道は前々日までに雨がまだ乾いていない状態だった。花火本番中もそこを歩く人がよく足元を取られて、危うく田んぼにダイビングしそうになっていた。
そんな状態だから田んぼの中も水浸しの状態。朝のうちはまだ誰も入り込んでいなかったのだが、夕方再度やってくると、結構な人が田んぼに果敢に入って行っていた。花火が始まってから時々振り返ると、ものすごい数の人が田んぼに…。
ちなみにこの田んぼはもちろん個人のもので、この花火の前に必ず刈取りが終わり、また勝手にこうやって人が入っても文句を言わないという、非常にありがたい人が所有している。別な場所では、田んぼに入り込まれないようにわざわざひこばえを植えていたり、畔からちょっとだけ刈り残しをしておいたりするみたいなんだよね。
夜までネットカフェで時間をつぶす。
秋だから18時から花火が上がるのがありがたい。いつもがぶり付きで見ている私は今日は少し離れた所での観覧となる。まぁ、単純に桟敷席を取っていないってことなんだけれどね。桟敷は揺れるらしいし…。
花火はいいのもあれば「…」というのもあり…。
というのも、土浦は「自己エントリー方式」なんだよね。「ハイハイ、僕出まーす」って手を上げればいいわけだ。しかも自分が好きな部門にのみエントリーできる。
土浦全国花火競技大会だけあって、北は北海道から南は鹿児島の業者までがエントリー。協議会であると同時に花火の見本市でもあり、来年の営業をここにかけている業者も少なくない。だからこそ、優勝を狙わなくともエントリーしようって業者もいるようだ。
まぁ、ときどき気抜けしたり困惑したりはするけれど、やはり協議会常連業者の花火は美しいし見ごたえがある。
常連の煙火業者は大曲とダブる傾向にあるようだ。まぁ、自信作が2種類も3種類もあるよりも、「今年はこれに渾身力を入れましたーーー!」という方が個人的には好きである。
その意味では北陸火工の1月から見てきた朝顔の花火や、。3月に見た信州煙火のキングギドラなどに再会できてちょっと嬉しかったりする。山咳豌个