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多分これから有名になる

2010-10-15 21:10:00 | 雑事つれづれ

▲月に願いを込めて(筑北火工堀米煙火店)スターマインの部優秀賞

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 今週は4日しか働かないわけだが、やっと金曜日という感じがする。そして週末は週末で予定満載だったりする。


 ふ、ふっふっふっふ。
 私は周りが見えているのだよ~。だから点と点がつながって、だいたいの状況が分かってしまうのだよ。ここいらは経験の差というよりは、資質だね。私は集中しても周りの音とか動きとかが見えるタイプだからさ~。
 だからそんなにキョトンとした不審顔をしないでくれたまえ。






 最近、東京からツアーで見に来るようにもなった、魚沼市西福寺の石川雲蝶作品。
 浦佐駅の新幹線改札横に、地元の高校生(美術部だったかな)が複製したその天井彫刻があるのだが、その迫力には(複製ではあるが)素直にスゲーッと思っていた。
 石川雲蝶は、「越後のミケランジェロ」と称される人物である。でもたいていの人にとっては「へっ?」であろう。

 人物来歴は、実は詳らかではない。このあたり、こて絵の「伊豆の長八」と似ている。職人ってそういうもんなんだろうね
 そんな石川雲蝶について、テレビで放映される事が分かった。
 「美の巨人たち」TV放映(予定) 
 10月23日(土) 22:00~22:30 テレビ東京
 10月24日(日) 19:00~19:30 BS JAPAN

 まぁ、一度見てみるといい。美術品はいっくら説明しても、見るに勝る事はないのだから…。

 斯く言う私も実は実物って見たことがないんだよね(笑)。だって西福寺とか永林寺(これも魚沼市にある)とかって駅から遠いんだもん(車必要)。
 と思ったら、いま実家がお世話になっているお寺にもあることが発覚! 多分、見ている。今度の正月には無理やり「寺参り」にいってこようか…(あぁ、そうすると箱根駅伝が…)。

 これはあくまで個人的な感想だが、あの界隈の古い家って欄間などにけっこう立派な木彫がはめ込まれていてね、そういうのって、こういった石川雲蝶などの影響なのかもしれない。
 今でこそ一地方都市の新潟だけれど、明治時代は日本一人口の多い土地だった(江戸.東京より多かった)。多くの人を養える豊かな土地や、物資の交易が行いやすい大河、湊を有していたのがその一因と考える。当然そういうところには富も生まれ、その富を芸術品に置き換える職人も必要になる。
 新潟県は日本一神社の多いところで、小さな社にもそれなりの彫刻が施されていたりする(狛犬もけっこういいものがあるらしい)。だからまだ隠れた名工がいるのかもしれないなぁって想像してみたりする。



▲蝶の舞う花園(田熊火工) スターマインの部優秀賞