▲大会提供「あさきゆめみし」より
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この週末は久々に花火に行かない週末であった。2か月ぶりだよな…、そんな週末。
ちなみに皆さんは諏訪に札幌にと出張っておられた。よく続くよなぁ、体力も財力も。もともと財力はないが、最近は体力の枯渇が顕著である。
ということで、大曲で気になったシリーズ。まぁ、好き勝手な感想なので…。
▲10号自由玉「彩煌の華」高田花火工業(福岡県)
以前から明るい玉ではあるが、そこに野村リスペクトが来たって感じ。別にグルグルしたわけでもないし、玉の形もよくないが、なんとなくそんな印象
▲創造花火「悠久を照らす輝」高田花火工業(福岡県)
創造花火も同じようなテイストで…。
なお、下の方の屋根が審査員がいるところで、最前列のデスクに座っているのがその審査員さんたち。左の方が特別審査員さんだったと思う。ちゃんとよく見えるところで審査をしているんだ。
▲10号自由玉「白い誘惑」山崎煙火製造所(茨城県)
翌週の常総でもこの玉見たんだけど、何が正解なのかよくまだ分からない。それに雨の影響を受けてか、かなり低空開花となった。星の一部が地上落下してしまっているので、減点。
あ、第一印象は加藤煙火?って思った。
▲10号自由玉「光のまほろば」北日本花火興行(秋田県)
上の方が煙に突っ込んでしまって半分ぐらい見えなかったのが残念。現像の過程で一部復活してきて目を引いた。多分、きれいな玉だと脳内補正。
▲10号自由玉「天の川に月」太陽堂田村煙火店(長野県)
これ、前の週に赤川でも見たけれど、あの時の方がよい玉だった。これもどの形が正解なのかまだ分からない。
▲10号自由玉「女王蜂と働き蜂」信州煙火工業(長野県)
いい玉だと思ったのだけど、何しろこんなに低く開いちゃだめだ。多分、下に展開するタイプなんだろうけれど、低すぎた。
ちなみに今年の自由玉はものすごく千輪系小割物が多く、千輪大好きの私歓喜であった。
▲創造花火「After The Rain」信州煙火工業(長野県)
創造花火でも千輪満載!カラフル千輪で虹感を表そうとしたのかな。これ、下の方も色がついているのだが、おもいっきし飛んでしまっている→うまい人はここの色もちゃんと出ているので見つけて見てください。
▲10号自由玉「虹色のグラデーション」齊木煙火本店(山梨県)
今年は、盆もほどほどのサイズで(この玉はどうしても小さくまとまる傾向にあるんですよね)、結構いい感じだったのだけど、色がそろわなかったのがよくなかったの? このピンク強調タイプは本当に華やかで見ていて気持ちが上向く。
▲10号自由玉「ひまわりの花」和火屋(秋田県)
ひまわりならば、もっと明るい方がいい…というか、前の万華鏡写輪丸の形状で造ればよかったのに…。今年は原点の和火回帰なのかな
▲創造花火「極~和火の宴~」和火屋(秋田県)
と思った和火のスタマ。最後に明るい玉が来て見事に飛んだ
▲10号自由玉「花の舞踏会」丸玉屋小勝煙火店(東京都)
形からしてダメなのはわかるが、なんかうまく行ったらよさげになるんではないかいなって思った花火。親星、冠じゃない方がいいのかも。
▲10号自由玉「百花繚乱 夢の花」大久保煙火製造所(秋田県)
これもちょっと期待しちゃう花火。ちょっと親星がぼさぼさ頭感あるけれど、これ大玉で連発したら映えそうな予感。
▲10号芯入割物「昇曲導付三重芯菊先光露」山内煙火店(山梨県)
山内さんの三重芯って丸くてきれいなんだよな。そして光露が明るすぎて、毎度飛びそうになる。
▲10号自由玉「雨音」山内煙火店(山梨県)
一転して超暗い和火の玉。撮れないどころか注意しないと見えない~。めちゃくちゃ持ち上げてもこのレベル。一番明るいのが曲導っていうのも、見るほうにやさしくないような気がする。和火曲導とかで、「これから暗い玉上がりますから瞳孔がっちり開いて見てくださいよー」的な予告があってもよいかもw
あ、片貝の大柳火も銀竜という明るい曲導なんだよな…。
▲10号自由玉「昇曲付新緑の花」新潟煙火工業(新潟県)
緑は綺麗だったけれど、形がいけませぬ。
▲創造花火「紅華~紅の世界~」新潟煙火工業(新潟県)
冒頭に松島連打! このまま赤い松島で行くのか―――!!(それはない)
▲創造花火「紅華~紅の世界~」新潟煙火工業(新潟県)
その後普通の打ち上げになりました
▲10号自由玉「青雲に花明かり」筑北火工堀米煙火店(茨城県)
これも赤川で見たんだっけな。結局、この玉ってどうなるのが正解なの? この色テイストは大好きなんですけどね。
▲10号自由玉「里山の忘れ柿」菊屋小幡花火店(群馬県)
会津の特産品に「みしらず柿(身不知柿)」というのがある。その名前の由来はいくつかあるが、私が聞いたのは、枝が折れそうなほどにたくさんの大粒の実をつけること(身の程知らずな柿)というもの。この小割のボリュームを見て、真っ先に思い出した。
いや、正確には茂木の画像を見た時からこのネタだっ!と思っていた(笑)
▲創造花火「春よ来い」菊屋小幡花火店(群馬県)
最初はしっとりと和火八方。これって、春が来る前の雪のイメージなのかな?
▲創造花火「春よ来い」菊屋小幡花火店(群馬県)
そして最後には春らしい可愛らしい雰囲気。
▲10号自由玉「昇朴付ブロック千輪」田畑煙火(静岡県)
どのあたりがブロックなのか、よく分からなかったけれど千輪だから許す(笑)
▲10号自由玉「天空彩煌の滝」伊那火工堀内煙火店(長野県)
「滝」と出ていた段階で気付くべきでした、三段落とし。が、これ単体ではパワー弱いな…。伊那火工さん、玉作り間に合わなかったのでしょうか???
▲創造花火「みじかくも美しく燃え~ピアノ協奏曲第21番」伊那火工堀内煙火店(長野県)
これぐらいゴージャスに行かないとねぇ…。ってか、これぐらいにするのは何発必要なの? 一斉に上がるから発射音でもカウントできないのだが…。
▲10号芯入割物「昇曲導付五重芯菊花の極」篠原煙火店(長野県)
あ、玉ゆがんだとは思ったんだけど、後からじっくり見るとちゃんとできているんだねぇ…。これ、赤川でも見たけれど、配色で損している気もする。
▲10号自由玉「雄物川の大桜」篠原煙火店(長野県)
自由玉の千輪はもちっと何か欲しいところ。
▲10号自由玉「とびだせ カラフルキャンディ」若松煙火製造所(宮城県)
ちゃんとキャンディの向きになっていないのが運の付きかな。
▲創造花火「鳳凰伝説~金色の舞~」」若松煙火製造所(宮城県)
鳳凰すなわち、フェニックスですねっ!! でも、ちょっとお尻が重たいフェニックス
▲大会提供「あさきゆめみし」より
最初の方に和火コーナーがござった。今年は和火屋さん仕切りとのうわさでした。
大曲、審査員の平均年齢がかなり高いのよね(たぶん、ほかのところもそんな感じなんだろうけれど)。昨今の多色変化にちゃんと目が付いてきているのかが若干心配。で、今年の結果から推察するに、色変化には付いていけていないけれど、光の明滅なら見分けられるよって、感じを受けちゃうんだよね。
ということで、大曲編は終了。
あ、翌日のドタバタ編がまだか…。