▲星瞬き、木遣りの声が響く会場。間もなく打上開始
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昨年はどうにもこうにも仕事の段取りが着かずに久々のパスとなった片貝まつり。そうしたら、なんか見たことない玉がたくさん上がって歯噛みをした。
今年はそんなこと無いようにって思っていたんだけれど、どうにも仕事が重なっていて、どんなに無理しても1日しか見られない。それでも1日でも見ないよりはずっといい…ということで、9日のみの観覧となった。
当初は何事もなかったはずなのに、なんだか台風18号が急にやる気を出して日本列島横断コース。これは多少影響を受けるのかも…。
ま、でも、片貝ですから~。
大雨でも上げますから~。雲が低くても上げますから~。神様に奉納しているんですもの、神様が見てくれればいいですから~。
と、まったく心配なしで出発。むしろ当日朝、関東が大雨の場合の交通網が気になるぐらいであった。
始発からの乗り換え乗り換えで小千谷着。実家にも寄らずに3分しかない時間で電車からバスに乗り換え(小千谷のバス停って駅から少し離れているのだよ)。駅前のロータリーを直線で爆走した。
でも、考えてみればこの日は平日。このバスが通る西高へ通う生徒の何人かもこのわずかな時間に乗り換えなければならないので、バスもそんなに張り切って前のめりになることもなかった。次の信号でも余裕で間に合った。
※田舎のバスは通勤通学時でも1時間に1本
ということで、8時台に浅原神社着。桟敷脇有料自由席待機列の7番目に並ぶ。目の前には当日桟敷を求める人の列もあるが、そちらは20人未満か…。平日というのもあるだろうけれど、天気予報に出だしが遅くなっているようだな。
雨が少し落ちたりもしたが、基本的には曇りで、時折青空も見えるコンディション。周辺を見回ってみれば、やはり写真向きの場所はすでに場所取り完了となっている。
11時ちょっと前に入場。三脚使用者は二人分の料金を払う。ちなみに三脚の数が増えると、料金も増えるシステム。最後列は三脚使用者とか足が悪くてイスを利用する人が主。大抵の人はその前のブルーシートに。このブルーシートには以前にはなかったラインが引かれており、90センチ四方がひとり分のスペースとなる。ほかの花火会場に比べれはかなりラクラク。
三脚をセットして番付を買って、そうしてから実家に帰る。
ZZZ、ZZZ
4時過ぎまで昼寝をしていた。世間では雨が降ったり虹が出たりと忙しかったらしい。
番付から番外だけスマホに入れようと思っていたんだけど、その計画も途中でとん挫。とりあえずとるものもとりあえず、めし食ってイオンへ。イオンからはシャトルバス。
すでに屋台が浅原神社の参道に入っていたので、脇道を通って現場に戻ったのは約1時間前。ささっとセットして、トイレに行って湧水で手を洗ってって感じでスタンバイ完了!
気が付けば星まで出ている好環境じゃないですか!! 到着と同時に鳴った雨雲アラームもきっと気のせいだ!
ということで、打ち上げ開始!
(以下玉名は状態からのテキトー版で、正式なものではありません)
▲早々に時差変化玉。最後にかすみ草で締めた
▲お、大柳火…と思わせておいて先彩色変化
▲和火系スターマイン。太くて明るい大柳火
▲どんだけ点滅するの~ってやつ
▲おなじみの椰子芯点滅千輪
▲尺の大柳火2発。
これもそうだが、三発追い打ちの初弾の曲導でなんとなく予想をし、1発目が開いて花火の種類を確認した後に、後の2発を撮るという感じ。ただし、たまに最初の1発のみだったり、最後の1発が明るい錦になったりするので、その時のダメージはでかい。
▲8時5分 三組小若の二尺 思ったより暗かったので絞りが合わんくってスマンです。
▲青の千輪。そういえば、最近三色打ちを見ていない気が…(当ブログのヘッドです)
▲椰子芯の八方咲先点滅。最近色が増えてきて、実に楽しくなりました。
▲8時15分 石油資源開発の正三尺玉
▲椰子芯八方咲先点滅の同時打ち。点滅の色が4色に分かれている
▲銀芯八方咲。尺+尺2発同時打ちなので、この後も待とうかと思ったのだけど…
▲同時打ちは椰子芯彩色千輪の別物が来たので、切ってよかった。
これはこれでいい玉なんですよ
▲ハート芯菊。ほかにお魚芯とかネコ芯とかのバリエーションがありますw お魚芯に至っては伊勢に出したこともあったはず。
団体客を受け入れて久しい片貝であるが、数年前から団体ツアー一同奉納の特大スターマインを上げるようになっている。片貝は普通の花火と違って、花火を奉納して見るものだということを理解してほしいからというものらしいが、ちゃんと伝わっている?
▲団体ツアー一同奉納の特大スターマイン①
▲団体ツアー一同奉納の特大スターマイン②
▲大スターマイン
▲尺玉5発同時打ち。個人の家が奉納したもの。そろそろ疲れてきたなぁといったん座ったものの、曲導を見てこれはひょっとしてって、露出を合わせて見たら、きたーーーー!! 大柳火5発同時打ち!
▲9時 正三尺玉(ちといびつだけど)
京都の呉服店スゲー! ってか、妻から夫の古希を祝う三尺って凄すぎる!!
▲熱い浅丘雪路語りののちに上げられた、浅丘雪路傘寿祝スターマイン。ヅカファンの真髄を見た!! ちなみにご当人も桟敷にいたらしい。
▲椰子芯の点滅千輪
▲9時15分 三十三歳厄年満願 翡翠会による正三尺玉
▲銀竜だったので、絞り開放して待っていたら銀芯の八方咲きが出たorz
昇銀竜多すぎなのよ、片貝!
そして、ニャンターマイン!! すっかりおなじみのプログラムになりましたなぁ。
ネコ型物やら、ネコ芯菊やら、にゃん尽くし!
▲ネコ芯菊。下に猫の耳がある形です
▲椰子芯彩色千輪 瓔珞付き
人に言われてようやく気付いたが、片貝にしては珍しい瓔珞とのこと
▲ハート芯菊
▲椰子芯彩色千輪同時打ち
▲時間差変化玉。最初のと少し違うのは、緑の往復が走ったvir
▲紫千輪
▲大柳火 私は大柳火が好物なので、これだけ撮れれば満足。ちなみに個人的統計では10日の方が大柳火は多い。
▲椰子芯八方咲先点滅。点滅が紫だったり、青だったり
▲青芯変化菊。四尺に合わせて屋台が集合中
▲普通の玉って思わせておいて…パステル点滅変化
▲椰子芯変化点滅。細かく見ると、ピンクから点滅始まっているのか
▲牡丹からの彩色点滅編k
▲10時打ち上げ正四尺玉
この後も花火打ち上げは続くのだが、帰りのバスが臨時1本しかない私はそれに乗り遅れることはできないのでいつもここで離脱。表参道は混むので避けて、裏道でバス乗り場へ向かった。
翌10日は朝イチ新幹線で東京通常出社!
夜は雨模様だっただけに、実にラッキーな片貝観覧であった。雨にも降られず、ほぼ順風だったし(後半少し風向きが変わった)
来年からまた阿鼻叫喚の週末開催なんだな。遠花火で負担減らそうかとも思うんだけど、花火から離れたくない私もおり…。