元気一杯の凛ちゃんの動きに押されっぱなしジャックだが、外に出ると、そのストレスから開放されてなのか、ゆったりと散歩を楽しんでいる。ジャックは今12歳。人間で言うと、60歳を超えるんでしょ?。だから針は散歩のスピードをジャックに合わせて、歩いている。増上寺を一周してくるのだが、30分はたっぷり掛かって歩く。
小さい犬は吠えないが自分より大きいのがくると怖いらしくて吠えてしまう。特に美人の連れているシェパードなんか鬼門だ。前に歩いていると、避けて通る。
我家と親戚付き合いしている、近所のルシオママが昨日いいものを持ってきてくれた。グルーミングの櫛だ。それが今日、凛ちゃんのトイレシートを買いに豊洲に行ったら、たまたまあった。何故か正規輸入元には品物が無くて、系列の店に置いてあるものだとか。
それが、これ。↑ いろいろのタイプがあるが、歯が2列になっていて、パッケージの左下に[ROTATING TEETH] と書いてあるのがいいのだそうだ。
それは文字通り一本一本の歯が回転してジャックのような下毛の多い、ファーを取るのに、犬が痛がらないのだ。前の普通に売っているのは、かなり痛いらしく、痛いと「キャン」と鳴くし、振り向き様にガブっと、噛んでくる。しかし、このグルーミング用のブラシは歯が回転するお蔭か、ぜんぜん痛がらないし、歯が回転するとよく毛が取れないんじゃないかと心配される方も多いと思いますが、全くその逆で、早く多く簡単にあっと言う間に取れるのである。試しに凛ちゃんをやってもかえって気持ちよさそうだ。
昨日も「よく考えたね、これ!」と皆が絶賛だ。世の中、便利になっていくね。ジャックもこの夏、少しは風通しのいい、日々を過ごせるんじゃないか。
凛ちゃんから取れたアンダーファーを見て思いついた事がある。それは、これを使って、フライを巻くという事だ。これは、皆から顰蹙をかって却下された。でも、いつか巻いてやる。
汚ねー耳、この後、耳掃除してあげた。
と、耳を見ると、丸いものが・・・。山の笹原に入り込むとよくくっ付けてきたが、東京の芝公園を散歩していて、山ダニ(マダニと言うのか)を付けてきたのは初めてだ。ダニはよく「雨上がり夜空に」じゃなかった、雨上がりの塗れた葉っぱによじ登っている。そんな時にワンちゃんが入ると、目の廻り、耳の辺りにくっ付くという訳だ。
こういう時は摘んで取らないで、フロントラインを使うといいと。摘んで取ってしまうと、このダニは皮膚の中に頭を突っ込んでいるので、ちぎれて、のこってしまい、結果、膿んだりしてしまうので注意が必要だ。