いよいよ、モールドに熔かし込みです。まず、先日作ったR-ベンドのワイヤーとフックとの結合です。今回、フックは「ガマカツ・ワームフック310の3/0です。今のフックは水の中に置いておいてもなかなか錆びません。「マスタッド」のを使用したら、一回の釣行で、あっと言う間に錆びてしまいました。って言っても、10年も前の話ですので、今はもっと進歩しているとは思いますが。 このアームとフックのジョイント部分に鉛のボディーが出来る訳です。
で、出来たのがこれだ!。う~ん、失敗だあ!。↓下の写真の左3っつは失敗作です。良く見ると尻尾の所が鉛熔けこんでいないで、中身がむき出しになって、形になっていませんぞ。
次の写真は、綺麗に出来上がった物だ。こういう風に出来るとうれしいんだが。
これはどうしてこうなったのかと調べると、原因が判りました。アーム&フックをモールドに設置するとき、流し込む態勢になったときに、滑って、↓の写真のようにジョイント部分が尻尾のところを塞いでしまうんですね。
これを正常の位置に戻すと、ジョイント部分がボディーの真ん中にあることがわかります。この状態じゃないと綺麗なボディーが形成出来ません。流し込む時に、アームがずれない、何かいい方法がないかと、考えたら、いいものが見つかったぞ。それは、」写真の左側に見えるフライで使う、ハックルプライヤーだ。これを使って、出ているところのアームを挟むのだよ。
これは、巧くいったぞ。スマッシュヒットだ。これのお陰で、アームがずり落ちないですんだ。
これなら、失敗作が出る心配が大幅に減りました。失敗した鉛を剥ぎ取るのが結構重労働なんです。良かった。良かった。何点か失敗が出ると、制作力がヘタルのだ。