針外し/爺さんの独り言。役にたたない情報ばかり。

自作のスピナーベイトで今日もバスを釣るぞ!。人はそれを「G」と呼ぶ。爺さんの「G(ジー)」の意味だった。ガクン!。

六分儀でちょっと分かった事。

2018-07-04 13:22:42 | 六分儀と海図

 星空やっていると、ちょこちょこと「六分儀」という器械が出てきます。太陽、月、恒星 、北極星等を見つけて、高度(角度)を取って、それを海図に落として、自分が海のどの位置にいるかを確認するものだ。
いろいろな形はありますが、やる事は一緒。他にも岬の灯台の角度を取って陸地までの距離を測ったり、原始的だけど、結構便利な道具ね。色々ごちゃごちゃ付いているから、その役目が分からずに全く使い方が分からない。

タマヤ(株)さんから、制度の高い「六分儀」が出ていますが、なんせお高い!。針外しの使うのは、お子ちゃまレベルで十分ですね。この中で「和光ガラス」は太陽直接見たり水平線が眩しい時に使うサングラスみたいなものだよ。水平今日は半分に分かれていて左は水平線(素通し)、右半分は天空の星(鏡)が映ります。同時に見れるんですね。

 

                                                 

                                              
                赤い矢印が映像の通り道です。光の屈折を利用して小型化した。 

太陽、北極星等の映像が、動鏡に行き反射して水平鏡に行き反射して、望遠鏡で見るという事になります。Sは太陽です。太陽から出た光が動鏡(I)で反射されて、動鏡Hで反射されて、望遠鏡に入って目で見えるのね。勿論、裸眼で太陽みちゃいけないから、和光ガラス(サングラス)で覆ってあげないと駄目です。また日中の水平線もギラギラと眩しいのでこれも和光ガラスで遮断しないとね。

   もうちょっと、難しくすると、こんな図になります。たいようからの光がSからEに向かってきます。                

                                                                             

 一番簡単に天空にある星の角度を見る時に、デカイ分度器持ってきて顔を摺り寄せて大体何度じゃないかと読むだろう。それを小型化、光の屈折を生かして、出来たのが六分儀です。分度器の中心に糸を付けて、錘を付けて垂らして、ひっくり返すとと真ん中の写真になります。底辺のラインを星に向かうと斜めになって、それが高度になるのですが下に垂れたラインが示す度数が読ますが、底から90度を引いた度数が高度と同じになります。

これを、利用して木の高さ、ビルの高さなんかも測る事が出来ます。昔中学校で習った 三角関数、サイン、コサイン、タンジェントを使う訳です。

                                         

 例題がありましたのでちょっと引用します。外人さんなので歩幅が83cmで木迄の歩数が205歩です。木の角度を測ったら、32.5度

 木の高さ = Tanθ × 16.6m  32.5°を三角関数表で見ると0.6370とあります。そこで 木の高さ = 0.637 ×16.6=10.57m


     

 三角関数表を見ると、Tan32.5° = 0.6370となっているので、16.6m×0.6370=10.57m≒10.6m


                   
     
                                           

  と、此処までは、何とか理解出来たんだが、太陽高度見て自分が今どの位置にいるかとかが、分かんない。で同級生でクルーザー持っている奴とかに聞いて見たけど、皆目分かんないね。

やっと、野に放たれた虎、先程、賢者を探しあてた。針外しは、顔が広いですからね。(言っておきますが、顔がデカイって事じゃありません)こういう時に役に立つのが本当に嬉しいね。

出来の悪いい子供に簡単に分かるように教えてくれ」と無理難題を押し付けました。さぞかし、今頃「面倒臭い事たのまれちゃったぞ」と悔やんでいるに違いないね。

こういう時の針外しはスッポンのようにしつこく食らい付いたら離れないね。でもこれが理解出来たらさぞかし人生、充実できるだろうね。
                                      

コメント
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