先日お祭りの時に、町会長から、飯倉公園の藤棚の剪定を頼まれたので、山からもって帰ったのですが、研ぎを入れたので、雑に生えたイチョウの木や藤が「スパスパ」切れて、長老殿達から絶賛されました。
「おー切れる切れる」と直径3cmのヒコバエ(木の根元から出ている枝の事ね)をかなりガシガシ切ったので刃先が荒れたので再度研ぎ直しです。
酷く刃こぼれしたのではないので、あっという間に完成です。皆さんは日本刀の事は知りませんが、包丁とかは、刃先がうんと細かい仕上げ砥で研げた物がいい切れ味と思っている方が多いかと思いますが、案外そうではありません。拡大鏡で刃先を見ると、極端な言い方すると、のこぎりのようにギザギザしている方(虫眼鏡で拡大するとね)が切れます。ま、切るものにもよりますが。
ワンちゃんの餌ように人参とか芋、白菜の茹でたのをドッグフードに入れてあげますが、その茹でた白菜をセラミック包丁で切ろうとしたら滑ってしまってうまく切れないので、試しにこのやすりで研いだら良く引っかかりがあってなかなかのきれ味です。
ご存知セラミックは研ぎが利かないって言いますはそんな事はありません。こんなヤスリでもやれば「切れる事は切れる」
でも、セラミックはすごい強度なので、この次はダイアモンドの粒子のヤスリで研げばもっといいかも知れない。
ごそごそと引き出し兼工具箱を探したら、あれれ。こんなの前に使ったっけ?。これダイアモンドの粒子?がコーティングされているヤスリ?。で、試しに研いでみたら「おお、いいじゃない!」
結構、刃が立ちましたぞ!。試しに茹でた白菜、人参切って見たらい感じに切れます。「成程ね、材質に合った研ぎ石」と言う事だ。