海図の中で二つの灯台を使ってその角度とか、同じ線上にある手前灯台と山の頂上にある木の角度とかを六分儀を使って調べてそれを活用すると聞いた。
直角三角形の形が歪ですけど勘弁ね。
Aを灯台とすると1図だと(こんな事海の上ではなかなかありえませんが、)移動前の灯台を45°に見える位置と言うか、灯台を見た直線を基準に45°の方向に直進しているという言い方が合っているかね。1海里進んだとすると、1海里=というのは1852mです。
なぜこんな中途半端な数字になっているかというとこれは海図を利用した世界の海の航海上の都合からきています。 緯度は北極点から赤道まで90度、1度は60分ですから5400分あります。 地球の一周は約40000Km、90度は四分の一にあたりますから約10000Kmになります。 10000を5400で割ると約1.852とでてきます。 すなわち1海里とは緯度1分の距離のことなのです。 こうしておくと海図による航法計算がとても便利になるのです。六分儀でも太陽高度を測って、緯度を調べました。
tanθ=1
という訳で、この場合は図の90°地点まで進んだ距離と灯台までの距離の比率が1:1なので同じ距離という事になる訳だね。進んだ距離が1海里なら船の位置は灯台から1海里という事になるね。海図ではコンパスローズがあるので、自分の位置を落とせるというわけだ。
という事は次の図でも計算が出来るんだろうね?。
海図を使えば地図上に載せられるんだろうけど、それはもうちょっと後でね。色々な物を組み合わせるんだろう。数字を書き入れたいもんだ。ノータリンの針外しの頭では直ぐに着手出来まへんのさ。薄ぼんやりと曇っていた脳みそが少し晴れた程度なのだ。