飯五の祭りには、小池のさっちゃんが呼んでくれた、所謂、神輿の「担ぎ屋」さんが来ます。その中の佐々木さん、久幸ちゃん、村山の親父(親父と言っても針外しとは同い年でんがな)には飯五の神輿の復活には多大なるご援助を頂いた訳ですが、今日はこの中の村山さん。
村山さんからは以前、針外しに頂いた物が。それがこれ!。何とも可愛らしいね。裏には勘亭流で書かれた名前が。
左側のは村山さんから頂いたものだ。これをパクりましたぞな。
で、頂いたのはいいのですが、それを見ていた針外しの郎党の雅子ちゃんが「あたいも此れ欲しい!」と言ったのがきっかけで、パクッテ見る事にしました。
で、やってみて分かったのですが、簡単そうに見えているこの絵、洗練された絵でこういう板に描くのに、ピッタリの絵だった。ちっとも簡単ではないね。
そこで色々考えたのが、昔使った「カーボン紙」。まず「トレーシングペーパー」で形を取って、それを今度は昔使った「カーボン紙」を裏に貼りつけて、細字用のボールペンで板にい転写します。絵が細かいので、色々探してみたのだがその中で20色2000円という格安の水性サインペンが最も描きやすかった。絵具を使って極小ペンだとどうも勝手が悪いね。
板には「滲み留」の塗料をあらかじめ塗布しておきます。
次に裏の名前ですが、これが面倒臭いね。まず勘亭流の辞典から名前の「字」を探して、カメラを使って写真を撮ります。それをパソコンに取り込んで、ペイントショップのソフト使って「明るさ補正」「サイズ補正」をします。で「雅」と「子」がファイルで保存出来ました。サイズは大体80×90位。
これは隷書体。これも辞典からカメラで撮って画像化。
今度はこれを一枚の画像(背景画)に貼り付けると「雅子」になります。これを利用すると、色々応用が利きます。みなさんもやって見たら?。
下絵の画像は何でもいいのだ。「字」が貼りつく前なので動きます。寄せて合わせてトリミングツールで切り取って保存すると、結合されて一つの画像となってファイルに成ります。
それを今度は「ワード」を使って、「挿入」→「図」→これを「飛鳥」を選ぶと
こんな感じね。その中の「飛鳥」のスクロールバーで、大きさを調整してこれを印刷します。印刷したものをハサミで切り取って、裏にカーボン紙はって板に転写します。とまあ、最初は面倒臭くて大変でしたが、慣れてくると、スピードが増していい感じに仕上がってきましたよ。
神社祭りなので、「弁天様」ですね。
出来たのが此れ。まだネックレス?のいろが入っていません。同じ色を塗っても木の染み込み具合、色調によって違った色になりますね。青い色を入れた後、透明のニスを塗ります。