今、子供の躾が問題になってしまう。確かに躾を超えた暴力(殴ったり引っ叩いたり)することはありますが。でも、多少の折檻をしないと腐った子供を作ってしまう。これだけは忠告申し上げますよ。ただ単に「暴力」は駄目というのは間違いです。暴力だけに偏っている親は愛情が欠けている。
「マニュアル馬鹿」は駄目です。確かに暴力は駄目ですが、全てを暴力に結び付けてしまうのは、薄っぺらい頭の持ち主だ。
こういう私も子供が小さい時、悪さをした時は叩いた事は何度もあります。男の子3人いましたから、ある程度示しを付けないと統制が取れない。 ある程度「箍(たが)」で締め付けないと滅茶苦茶になりますからね。
鉄は熱いうちに打て!。ただ、しつけ方を知らない人、誤った観念から暴力を振るうととんでも無い結果になります。
以前、子供は「賞罰をハッキリさせて教育」を勘違いさせて何かにつけて叩いている父親がいた。すると、何か小さな事でも父親が怒ると「直ぐに泣いてしまう」が癖みたいになった子がいました。他所のおじさんが〇〇君と声を掛けた位で泣き出してしまう。如何に普段から子供にとって理不尽に叱られていたか分かる。
物事には「中庸」という言葉があるけれども、この言葉とっても「ファジー」で今言う[線引き」が難しい言葉だ。
今の若い親は怒り方を知らない。普段の細々した躾は母親の役目。父親は黙っていて、いざという時本気で怒る。たまには叩く事もあるだろう。子供は部屋に逃げてしまう事もあるだろう。その時に母親は「今、お父さんが怒ったのはこういう事なのよ」と母親が優しく理論正しく教えてあげる。これが大事なんだ。
これが子供の頭の中にしっかりと浸み込んで人格形成に繋がっていく。これから針外しのとっても恥ずかしい話。
母親の財布から1000円カッパラッテ東京タワーのゲームセンターで1ゲーム50円の「ピンボール」で全部摺ってしまった事があった。その時気持ち。「なんて、自分はみじめなんだ」その何ともやりきれない空虚感。今でも忘れません。
ここ等辺りの対処を間違えてしまうと、上に這い上がれるか、堕落してしまうかの線引きとなるような気がする。悪い事もしてもするのも大事な経験だ。
私らの時代の見方からすると、今コンビニ等で動画をアップしている馬鹿な若僧などは親に叩かれていない子供がこういう真似をすると確信します。
物事には賞罰があり、ちゃんと分けて教育する事が大事なんです。ただ単に子供をべた褒めして育てていても、何の役に立たない。今の子供は塾で勉強して家に帰ってくればテレビとゲーム。そして試験に受かるための勉強しかしていない育ち方をしているのが国の官僚になったりするから、今の政治も滅茶苦茶だ。国が白黒付けない政治しているから、国民もどれが正しい政治だという事も分からないでしまっている。