三国時代の覇者曹操の墓の中から白磁が発見されました。曹操と言うと曹丕、曹彰、曹植の父であり曹植は豆を煮るに豆ガラを以てする」の七歩詩で有名ですよね。生い立ちは決して裕福ではなく、宦官の息子だとあります。(だから、養子という事ですよね)三国志の中では悪役に描かれています。その悪役のレッテルを貼られたおかげで死後、墓を暴かれるのを恐れて70(正確な数字忘れたよ)もの墓を構築したとか。
董卓の暗殺に失敗して追っ手を逃れて、確か叔父の呂伯奢の家に転がり込んで呂伯奢が酒を買いに行っった後、家の物が「縛り上げろ」とか静かにさせろ」とか言っているのを自分を捕えようと勘違いして皆殺しにしてしまう。慌ててその家から逃亡するのだが、曹操は「一寸用事を思い出した」と馬を返して酒を買いに行った呂伯奢を切り殺してしまう。・・・とこういう逸話に事欠かない。
また曹操は頭痛持ちであり、五禽の戯「名医の華佗」が頭蓋骨を切開して治療を勧めた訳だが、疑った曹操が牢に入れて拷問させて殺してしまった。というと知らない人は多いと思いますが、関羽が肘に毒矢を受けて骨を削り治療している間微動だにしなかった事であの「名医と名患者」という言葉が生まれましたとういと分かった人もいると思います。
話を戻して 色々な挿絵とか像があるけれども真の姿は知るべくもない。
上の二つの肖像画はよく出てきますが、内モンゴル自治区の壁画でえがかれている曹操はこんな感じ。いろいろなイメージから大分離れた感じに描かれている。
隣にいるのは荀彧ですかね?。
三国志のDVDに出てくる曹操は左の主演: 曹操:チェン・ジェンビン(樋浦勉) だが、始皇帝暗殺(だったと思う。名前は分かりません)のこちらの方の方が似ているように思うのは針外しの独断と偏見かしらね?。
主演: 曹操:チェン・ジェンビン(樋浦勉)
劉備玄徳にしても「大耳児」とあだ名されている以外特徴がない。今なら写真が残っているのにね。でも真の姿が分からないから、夢を馳せるのさ。夢の中の夢でいいじゃないか!。
兎角語り手の好みによってかなり描き方が違っているのはしょうがないね。ただ呉の孫権の肖像画はかなり実物に近いような気がします。
曹操の容姿、ー時は細面(ほそおもて)は感じはありましたが、この壁画だと真ん丸で団子みたいな感じを受けるね。でも案外と壁画は忠実に描かれているのかもしれないね。右にも人が描かれていますが、荀彧かね?