次は「アダムス」。
フックはTMC100(#10~#18) ボデー(アダムスグレイ) ハックル&テール )(グリズリー、ブラウン) スレッド (グレイ)でやれ!って書いてあります。でもなければしょうがないね。スレッドだって、無ければブラックでもいいじゃん。普通コックのケープでウィング作っていましたが、ヘンのケープでもOKです。
フライタイイングってのは自分の思い入れで作るので、「要はそれで釣れればいいのさ」フライは完璧に作ると、思入れがあって、自己満足になりますが、それがフィールドに出てそれで「バカスカ釣れる」とは限らないね。返って、ただの毛むくじゃらの塊のほうが返って釣れるって事もあるのさ。
タイイングの参考書通りに綺麗に巻こうだなんて思わないで、そこそこの毛バリが出来たらフィールドへ出よう。寺山修二氏じゃないけど「書を捨てて街に出よう」だ。
最初はそれらしく出来ていればいいじゃん。これでヒットすればそれに越した事はない。魚が近づいて「クルッ」と帰ってしまったらまた、試行錯誤して、「何処が拙かった」のか考えればいいのさ。
段々タイイングの完成度が増して、それで釣れればそれこそ嬉しいのだ。
何処かの川で、「ダブルホールド」が出来たとか、完璧なタイイングした毛ばりなんてどうでもいいのさ。まずはフィールドに出てキャストしてみよう。
キャンプに行った時とか、バス釣りの合間にフライをしてもいいじゃないかって。
要は自分で巻いた毛鉤で釣れるという事が、至上の喜びとなるのさ。