前回、形意拳の名人、郭雲深師の話をしましたが、「それじゃー」という事で歴代の尊師の写真でも掲載しようと、「麻布暇人友の会」の針外しは考えましたぞ。(もう、いいよって!)そんな事言わずに。
源流を辿れば、宋末期の「岳飛」になります。兎角、拳法界を始めとして、色々な門派が師祖として崇めています。三国志で有名な関羽とかね。フリガナはこの系図をwebで取ってきましたんでフレマセン。曹 継武以降、図の左側ね。形意拳門派とすれば始祖、岳飛→姫隆武→曹 継武→載 龍邦→李 洛能→郭 雲深ときます。郭老師の兄弟弟子には車 毅斉師、宋 世栄師師、劉奇蘭師がいます。その後、李 存義師、張 占魁師→傳 剣秋師、尚 雲祥師また別の流れで孫 禄堂師がいます。
師祖 岳 飛
傳 剣秋 尚 雲祥 李 洛能 孫 禄堂
各、老師が丸い帽子を被っていますが、辮髪であり時代が清朝である事を示しています。形意拳の派には河北派と山西派がありまして、ちょっとずつ違いがありますね。って針外しが知っているのはこの位ね。
空手とか南派外家拳みたいな拳ではなく、「蜾絲拳」(らしけん)と「跟歩」(こんぽ)。空手の拳は表から破壊して外部を破壊するのに、形意拳の蜾絲拳は錐のように入って内部を破壊します。また跟歩は発勁を生み出す歩法だという事です。(へん!、知ったかぶりめ)
という事であまり喋ると「ボロ」が出るのでここで打ち切りです。(中途半端だなあ)