都内近郊の美術館や博物館を巡り歩く週末。展覧会の感想などを書いています。
はろるど
建築家、ガエ・アウレンティの展覧会がイタリア文化会館にて開催されています
イタリアの建築家のガエ・アウレンティ(1927~2012年)は、家具や照明といったデザインの分野で頭角を現すと、のちに建築も手がけ、オルセー美術館をはじめとする美術館のリノベーションプロジェクトにて卓越した才能を発揮しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/74/8467c5f49f3d16360c3231fa7fde2a5a.jpg)
そのアウレンティの業績を紹介する『ガエ・アウレンティ 日本そして世界へ向けた、そのまなざし』の内容について、WEBメディアのイロハニアートへ寄稿しました。
ガエ・アウレンティの知られざる足跡とは?イタリア文化会館にて開催中 | イロハニアート
今回の展覧会では「アーバンインテリア」、「美術館を巡ること」、それに「文化とコンテクスト」の3つのテーマを基本に、ドローイングから写真、模型、それに建築素材などが100点以上を公開されていて、多くの資料から主に建築を中心とするアウレンティの仕事をたどることができました。
アウレンティはオルセー美術館のリノベーションプロジェクトにおいて、内装の設計を任されていて、1900年に遡る古い鉄道駅の面影を残しつつも、機能的でかつ美的な空間を作り上げることに成功しました。
そしてこのプロジェクトをきっかけに、ポンピドゥー・センター国立近代美術館をはじめ、パラッツォ・グラッシ、さらにサンフランシスコ・アジア美術館などの美術館の改修などを手がけると、リノベーションがさほど注目されていない時代に、保存と活用のプロジェクトの重要性を知らしめたことで高く評価されました。
日本においてアウレンティは展示の会場であるイタリア文化会館、およびイタリア大使館事務棟の設計を担っていて、イタリア文化会館では日本の朱色漆とイタリアンカラーの融合をイメージした赤をファサードに展開しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/66/732ae88d9b3ecb328c781b28b308f4d0.jpg)
このほか、アウレンティが自らの展覧会のために来日した際、全国各地を撮影した写真なども興味深いかもしれません。一連の資料を通して、まだ圧倒的に男性の職場であった建築の分野で自らの道を切り開いたアウレンティの多面的な業績を知ることができました。
入場は無料です。3月12日まで開催されています。
『ガエ・アウレンティ 日本そして世界へ向けた、そのまなざし』 イタリア文化会館エキジビションホール(@IICTokyo)
会期:2022年12月11日(日)~2023年3月12日(日)
休館:月曜日、1月31日(火)~2月2日(木)、2月28日(火)~3月2日(木)。
時間:11:00~17:00
料金:無料
住所:千代田区九段南2-1-30
交通:東京メトロ東西線・半蔵門線・都営新宿線九段下駅2番出口から徒歩10分。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/74/8467c5f49f3d16360c3231fa7fde2a5a.jpg)
そのアウレンティの業績を紹介する『ガエ・アウレンティ 日本そして世界へ向けた、そのまなざし』の内容について、WEBメディアのイロハニアートへ寄稿しました。
ガエ・アウレンティの知られざる足跡とは?イタリア文化会館にて開催中 | イロハニアート
今回の展覧会では「アーバンインテリア」、「美術館を巡ること」、それに「文化とコンテクスト」の3つのテーマを基本に、ドローイングから写真、模型、それに建築素材などが100点以上を公開されていて、多くの資料から主に建築を中心とするアウレンティの仕事をたどることができました。
アウレンティはオルセー美術館のリノベーションプロジェクトにおいて、内装の設計を任されていて、1900年に遡る古い鉄道駅の面影を残しつつも、機能的でかつ美的な空間を作り上げることに成功しました。
そしてこのプロジェクトをきっかけに、ポンピドゥー・センター国立近代美術館をはじめ、パラッツォ・グラッシ、さらにサンフランシスコ・アジア美術館などの美術館の改修などを手がけると、リノベーションがさほど注目されていない時代に、保存と活用のプロジェクトの重要性を知らしめたことで高く評価されました。
日本においてアウレンティは展示の会場であるイタリア文化会館、およびイタリア大使館事務棟の設計を担っていて、イタリア文化会館では日本の朱色漆とイタリアンカラーの融合をイメージした赤をファサードに展開しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/66/732ae88d9b3ecb328c781b28b308f4d0.jpg)
このほか、アウレンティが自らの展覧会のために来日した際、全国各地を撮影した写真なども興味深いかもしれません。一連の資料を通して、まだ圧倒的に男性の職場であった建築の分野で自らの道を切り開いたアウレンティの多面的な業績を知ることができました。
ガエ・アウレンティの知られざる足跡とは?イタリア文化会館にて開催中 | イロハニアート https://t.co/e6Qi974Z9P 公開になりました。オルセーなど、美術館のリノベーションの仕事で大きな業績を残したイタリアの建築家アウレンティ。観覧無料。3月12日までの開催です。
— はろるど (@harold_1234) January 16, 2023
入場は無料です。3月12日まで開催されています。
『ガエ・アウレンティ 日本そして世界へ向けた、そのまなざし』 イタリア文化会館エキジビションホール(@IICTokyo)
会期:2022年12月11日(日)~2023年3月12日(日)
休館:月曜日、1月31日(火)~2月2日(木)、2月28日(火)~3月2日(木)。
時間:11:00~17:00
料金:無料
住所:千代田区九段南2-1-30
交通:東京メトロ東西線・半蔵門線・都営新宿線九段下駅2番出口から徒歩10分。
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