2023年上半期に見たい展覧会5選

2023年を迎え、WEBメディアや美術雑誌などを中心に、今年の注目の展覧会の特集が多く組まれています。



そのうち『「Pen」が選んだ、2023年上半期「必見の展覧会」5選』に寄稿しました。

「Pen」が選んだ、2023年上半期「必見の展覧会」5選|Pen Online

ここで取り上げたのは以下の5選です。

1.『佐伯祐三 自画像としての風景』@東京ステーションギャラリー【1/21~4/2】
2.『リニューアルオープン記念特別展 Before/After』@広島市現代美術館【3/18~6/18】
3.『大巻伸嗣展(仮)』@弘前れんが倉庫美術館【4/15~10/9】
4.『恐ろしいほど美しい 幕末土佐の天才絵師 絵金』@あべのハルカス美術館【4/22~6/18】
5.『マティス展』@東京都美術館【4/27~8/20】

いずれの話題を呼びそうな展覧会ばかりですが、約半世紀ぶりに高知県外にて本格的に紹介される絵金の展覧会や、国内では20年ぶりのマティス展などへ特に人気が集まるかもしれません。

また広島市現代美術館の『リニューアルオープン記念特別展 Before/After』は、約2年あまりの改修工事を終えて開かれるもので、新収蔵品を含む100点の作品が全館規模にて公開されます。私もかなり前に同館へ一度、出かけたことがありますが、これを機会に広島へと足を伸ばすのも良いかもしれません。


この他にも今年の上半期に期待したい展覧会がいくつもあります。そこで「Pen」にて取り上げられなかったものの中で、6月までに開催される展覧会をいくつかピックアップしてみました。(巡回展を含みます)

『百瀬文 口を寄せる』 十和田市現代美術館 2022/12/10~2023/6/4
『篠田桃紅 屛風』 岐阜現代美術館 1/16~3/22
『生誕100年 柚木沙弥郎展』 日本民藝館 1/13~4/2
『大阪の日本画』 大阪中之島美術館 1/21~4/2 *東京ステーションギャラリーへ巡回。
『エゴン・シーレ展』 東京都美術館 1/26~4/9
『部屋のみる夢 ― ボナールからティルマンス、現代の作家まで』 ポーラ美術館 1/28~7/2
『甲斐荘楠音の全貌―絵画、演劇、映画を越境する個性』 京都国立近代美術館 2/11~4/9 *東京ステーションギャラリーへ巡回。
『没後190年 木米』 サントリー美術館(2/8~3/26)
『マリー・ローランサンとモード』 Bunkamura ザ・ミュージアム 2/14~4/9 *京都市京セラ美術館他巡回。
『速水御舟展』 茨城県立近代美術館 2/21~3/26
『芳幾・芳年 国芳門下の2大ライバル』 三菱一号館美術館 2/25~4/9 *北九州市立美術館へ巡回。
『戸谷成雄 彫刻』 埼玉県立近代美術館 2/25~5/14
『第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示帰国展 ダムタイプ|2022: remap』 アーティゾン美術館 2/25~5/14
『特別展 東福寺』 東京国立博物館 3/7~5/7 *京都国立博物館へ巡回。
『東京国立近代美術館70周年記念展 重要文化財の秘密』 東京国立近代美術館 3/17~5/14
『ヘザウィック・スタジオ展:共感する建築』 東京シティビュー 3/17~6/4
『椿椿山展 軽妙淡麗な色彩と筆あと』 板橋区立美術館 3/18~4/16
『生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ』 富山県美術館 3/18~5/21 *青森県立美術館他へ巡回。
『憧憬の地 ブルターニュ―モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷』 国立西洋美術館 3/18~6/11
『ブルターニュの光と風 画家たちを魅了したフランス〈辺境の地〉』 SOMPO美術館 3/25~6/11
『みちのく いとしい仏たち』 岩手県立美術館 4/8~5/21 *東京ステーションギャラリー他へ巡回。

関連エントリ:2022年下半期見たい展覧会5選2022年上半期に見たい展覧会5選

なお会期の変更などが行われる場合があります。最新の開館状況については各美術館のWEBサイトにてご確認ください。
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