2023年11月に見たい展覧会【青磁/FUJI TEXTILE WEEK 2023/オラファー・エリアソン】

関東は11月とは思えないような暖かさが続いていますが、今年も残すところあと2ヶ月となりました。今月は東京都内に皇居三の丸尚蔵館と麻布台ヒルズギャラリーのふたつの芸術展示施設が新たにオープンします。



それでは11月に見ておきたい展覧会をリストアップしてみました。

展覧会

・『葛飾応為「吉原格子先之図」―肉筆画の魅力』 太田記念美術館(11/1~11/26)
・『横尾忠則 寒山百得展』 東京国立博物館・表慶館 (9/12~12/3)
・『激動の時代 幕末明治の絵師たち』 サントリー美術館(10/11~12/3)
・『特別展 北宋書画精華』 根津美術館(11/3~12/3)
・『装飾の庭 朝香宮邸のアール・デコと庭園芸術』 東京都庭園美術館(9/23~12/10)
・『楊洲周延 明治を描き尽くした浮世絵師』 町田市立国際版画美術館(10/7~12/10)
・『イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル』 国立新美術館(9/20~12/11)
・『コスチュームジュエリー美の変革者たち シャネル、スキャパレッリ、ディオール』 パナソニック汐留美術館(10/7~12/17)
・『FUJI TEXTILE WEEK 2023』 山梨県富士吉田市下吉田本町通り周辺地域(11/23~12/17)
・『石川真生 —私に何ができるか—』 東京オペラシティ アートギャラリー(10/13~12/24)
・『文晁と北斎―このふたり、ただものにあらず』 栃木県立美術館(10/21~12/24)
・『皇居三の丸尚蔵館 開館記念展「皇室のみやび-受け継ぐ美-」第1期「三の丸尚蔵館の国宝」』 皇居三の丸尚蔵館(11/3~12/24)
・『大巻伸嗣 Interface of Being 真空のゆらぎ』 国立新美術館(11/1~12/25)
・『111年目の中原淳一展』そごう美術館(11/18~2024/1/10)
・『青木野枝 光の柱』 市原湖畔美術館(10/14~2024/1/14)
・『即興 ホンマタカシ』 東京都写真美術館(10/6~2024/1/21)
・『ゴッホと静物画 伝統から革新へ』 SOMPO美術館(10/17~2024/1/21)
・『テオ・ヤンセン 展』 千葉県立美術館(10/27~2024/1/21)
・『パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展—美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ』 国立西洋美術館(10/3~2024/1/28)
・『イン・ビトウィーン』 埼玉県立近代美術館(10/14~2024/1/28)
・『モネ 連作の情景』 上野の森美術館(10/20~2024/1/28)
・『青磁—世界を魅了したやきもの』 出光美術館(11/3~2024/1/28)
・『倉俣史朗のデザイン―記憶のなかの小宇宙』 世田谷美術館(11/18~2024/1/28)
・『ニューホライズン 歴史から未来へ』 アーツ前橋と前橋市中心市街地(10/14~2024/2/12)
・『奈良美智: The Beginning Place ここから』 青森県立美術館(10/14~2024/2/25)
・『もじ イメージ Graphic 展』 21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2(11/23~2024/3/10)
・『開館20周年記念展 私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために』 森美術館(10/18~2024/3/31)
・『オラファー・エリアソン展:相互に繋がりあう瞬間が協和する周期』 麻布台ヒルズギャラリー(11/24~2024/3/31)

ギャラリー

・『風間サチコ展「ニュー松島」』 無人島プロダクション(10/28~12/3)
・『堀江栞「かさぶたは、時おり剥がれる』 √K Contemporary(11/18~12/16)
・『第八次椿会 ツバキカイ8 このあたらしい世界  “ただ、いま、ここ”』 資生堂ギャラリー(10/31~12/24)
・『ヘブル・ブラントリー traveling without moving』 NANZUKA UNDERGROUND(11/18~12/24)
・『金子富之展「辟邪神」』 ミヅマアートギャラリー(11/22~12/23)
・『熊谷亜莉沙|神はお許しになられるらしい』 ギャラリー小柳(10/31~2024/1/13)
・『バグスクール:うごかしてみる!』 BUG(11/29~2024/1/14)

まずはやきものの展覧会です、出光美術館にて『青磁—世界を魅了したやきもの』が開かれます。



『青磁—世界を魅了したやきもの』@出光美術館(11/3~2024/1/28)

これは成熟期を迎えて2000年もの間、多くの人々を惹きつけてきた青磁に着目するもので、青磁の誕生前夜の灰釉陶器から漢時代の越州窯、また龍泉窯青磁などの青磁を中心に120件の優品が展示されます。

同館のみならず、東京国立博物館や徳川美術館、それに根津美術館といった他館のコレクションにも注目が集まるかもしれません。

続いては山梨県の富士吉田市にて行われる「布の芸術祭」です。『FUJI TEXTILE WEEK 2023』が開催されます。



『FUJI TEXTILE WEEK 2023』@山梨県富士吉田市下吉田本町通り周辺地域(11/23~12/17)

富士五湖の中東部に位置する山梨県富士吉田市は、近年、インバウンドをはじめとする観光都市として発展するとともに、1000年以上続く織物の産地としても歴史を重ねてきました。

この織物と芸術を融合する芸術祭として2021年よりはじまったのが『FUJI TEXTILE WEEK』で、3回目となる今回は「Back to Thread / 糸への回帰」をテーマにさまざまなアート展示などが行われます。

ラストは新たにオープンする麻布台ヒルズギャラリーです。『オラファー・エリアソン展:相互に繋がりあう瞬間が協和する周期』が行われます。



『オラファー・エリアソン展:相互に繋がりあう瞬間が協和する周期』@麻布台ヒルズギャラリー(11/24~2024/3/31)


これは麻布台ヒルズの開業にあわせて制作された新作のパブリックアートで取り組んだ主題を軸に、新作インスタレーションや水彩絵画、ドローイング、 立体作品などによって構成されるもので、日本初展示作品15点が公開されます。

なお一部内容が重なりますが、イロハニアートへも11月のおすすめの展覧会を寄稿しました。


【11月のおすすめ展覧会5選】大巻伸嗣の個展から、新たにオープンする皇居三の丸尚蔵館や麻布台ヒルズギャラリーの展示まで | イロハニアート

それでは今月もどうぞ宜しくお願いいたします。
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