地区の会館の壁の片隅に珍しい新聞記事が飾られていました。昭和30年の 私達が住む作開地区の様子です。「明るい未来に向ってて・・」というような記事内容です。 白黒でずいぶんと焼けてしまっており、絵のようにも思えます。しかし、リヤカーでの集乳、自転車や馬に乗った人が写っており、お年寄りがこれを見て、「これは○○さん」と指さすので、どちらにしても写実的なものです。
それから、半世紀を超える月日がたちました。当時の人口より今は少なくなっているのが現実です。酪農・農業を続けている農家は当時に比べると豊かになったことでしょう。でも その分背負うものが大きくもなっているでしょう。また、都会や他の地域に移住した人たちも大勢いるでしょう。
時代は大きく変わってきたと・・この写真を見て感じました。
ところで、耕地面積が広いことが最大の理由でしょうが、北海道のカロリーベースの食糧自給率は195%です。100%を超えるのは、秋田・174%、山形・132%、青森・118%、岩手・105%しかありません。ちなみに全国平均は 39%。(農水省2006年資料)
これは、カロリーベースなのでその内容も問題ですが・・・・。これからの世界ではずいぶんと頼もしい数字です。
はたまた 自分の食べる物をつくってみることが、土地が比広いがゆえにできる。北海道の特徴かもしれません。
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今日は晴れていますが、大気が冷たい。 外で草取りをしていたら手がかじかみました・・・。 下も上ももう一枚着ないと駄目だ・・・。