ある大学の話・・
新入した学生達のマス講義。教壇に立った教官が、
「今隣に座っている人、この人と4年間付き合うことになるから、大切にしなさい」
初めて出会った。たまたま教室で一緒になった学生さん、あるいは以前から知り合いだった同士が多い教室なのです。
他の大学でも、学生が群れなくなった。2人とか3人の少数にグループ化しているので、口コミで講義情報や持ち物情報などは伝わらなくなった、と教官から聞きました。
「馬はいいよね」「素敵だよね」で話が深まらない農系学生さん・・・
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うちの事務職員の募集をしたのですが、かなりの履歴書が集まったのですが、20代は皆無だった。 大学の特別講義でNPOについて話をする機会があるですが、一昨年辺りから学生側が「聴いている」という感じがしなくなった・・。教室は静かで寝ている人はいないのですが、「見ている」「見られている」という雰囲気でした。
その前は、もう少し、興味関心を持って周波を送っている学生がいたんだがなあ・・。
環境・自然系の大きなフォーラムで、事前に参加者自身が自己紹介するペーパーが冊子になって配られるのですが、4,5年前からでしょうか・・、一言みたいな欄に・・・
「私は、○○○、△△△に興味があるので、話しかけてください」と、待ってる、受動的な書き方をする若い人が増えてきたと思ったことがありました。
新しいもの、新しいことに近寄ってゆく力が落ちているかも。
海外旅行する若者が減っているという現象も同じだな・・・。きっと・・・。