ここ2,3年、中国大陸での自然学校ネットワークづくりの仕事に携わらせてもらっています。そのおかげで、TVで流れてくるニュースだけでなく実際の中国にふれ、情報統制された怖い社会主義国だけの中国に対するステレオタイプ的な考え方もガラリとかわりました。 環境や自然に対して憂え、その解決に向けて行動を起こしている人たちが数多くいることがわかりました。環境や自然に対する思いも私たちと同じ、共感できます。 人口比から言えば、日本の15倍くらいの人々が行動を起こしているのではないかと思えるほどです。 中国からも北海道の自然学校への視察訪問ツアーも幾度も受け入れました。 そして、呉立涵(りーはん)が当、黒松内ぶなの森自然学校のスタッフであることから台湾との交流も増えて、先方の研修会やらにも呼ばれたりしています。
中国人の日本の自然学校への関心はとても高いです。 全国の自然学校の仲間とNGO日中市民ネットワークの監修のもとで、日本の自然学校のことやプログラムを紹介する中国語のテキストも作成しました。
おかげさまというか、黒松内ぶなの森自然学校(そして、解散分派したNPOねおす)は、中国・台湾の自然・環境教育の実践者の間では、けっこう知られる存在になっているようです。というか・・・、なんだか等身大以上に評価されてしまっているようで、少々こそばゆくもあります。
来年2月は、台湾から冬の活動視察研修団が黒松内を訪れます。また、中国大陸、杭州の天目山にある自然学校の子ども向け冬キャンプのお手伝いに行くことになりました。
お役に立てるのか不安もありますが、声をかけて頂けるうちが「花」、できることをしてゆこうと思います。
大雪山自然学校でもエコツアーの側面から海外のつながりが増えて来ているようです。機は熟してきているのかもしれません。 そろそろ、NPOねおす時代には作りきれなかった、国際交流に特化したNPOを立ち上げるかなあ・・・。
名称は、NPO北海道自然体験国際交流支援センター HOKKE(Hokkaido Outdoor Kokusai Koryu Empowrment) かなあ。