高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

コロナウィルスと人類

2022-01-25 15:18:06 | 主義・主張

知り合いにも陽性者がでて、ニュース内のことではなく、身近にコロナウィルスが迫ってきているように感じています。 一昨年でしたっけ(いつの頃からコロナの猛威がやってきたのか記憶も曖昧だ・・)、中国で広がりだした頃に、日中市民ネットワークのFancyに頼まれて、中国の自然学校の子ども達にメッセージ動画を送りました。(日本語で話して翻訳キャプションをつけてくれました) その原稿を抜粋改編投稿を・・・

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 中国のみなさん、こんにちは。日本北海道の黒松内ぶなの森自然学校のJettです。 今、新型コロナウィルスの感染でたいへんな不安の中にあると思います。みんなは元気にしているかな。 日本でも感染者が増えつつあり、今や全世界の人類に対する危機にもなって来ています。あんなにも小さなウィルスが人類にこんなにも影響を与えるなんて、凄いことだなあ、不思議だなあと思います。 ウィルスは細菌のような生物ではないという科学的な考え方があって、生物と無生物の間にある存在らしいです。 であっても、我らヒトという生物にも多大な影響を与えている存在なのね。

 私はどんな存在であっても地球上にあるものは、お互いに良きにも悪きにもつながりあっていると考えているので、彼ら(ウィルス)も地球の一員だと思っています。であると、彼らにも何か「存在」の意味・役割があると思うのですが・・、それは何だろうと考えていました。

 でね・・・、 私は、彼ら(新型コロナウィルス)は、人類に今、「生きる、いのち、って何だろう?」と考える機会を与えているんだと思うんだ。さらには、人類はその生き方・暮らし方を変えなさいと警告をしていると思うのです。

ところで・・・、あなたはいくつ命を持っていると思うかな? ひとつ? もっとたくさん?

カラダの中には何億何兆という数の細菌や白血球やらが居ます。それらは自分の体内にいるのですが、ワタシの意思とは関係がなくひとつひとつがうごめいて存在をしています。それもひとつひとつが命とすると自分の命は無限大にあることになります。しかし、それらはお互いに存在(そこにいること)には理由があってお互いに関係し合っています。体内の臓器(内蔵)について考えてみます。そのひとつである肝臓は肝臓だけでは存在の意味がありません。カラダの中のいろいろな他の器官と繋がってはじめて、肝臓が肝臓としての存在が意味を持ちます。それを取り出して、他のヒトに移植すると、肝臓を提供した人は死んでしまいますが、肝臓をもらった人の命は助かることがあります。 肝臓は他の異なる臓器とつながっていないと肝臓の働きをしません。

 だからね、命って、ひとつふたつと数えられるものではないんだね。 何かと何か、違うもの同士が「つながり合う」性質、仕組み(システム)なんだと思うんだね。そう考えてゆくと、自然・地球そのものも命であって、宇宙全体も命だという考え方になってきます。

 だとすると・・、何かが何かに対して、一方的に悪さをするのであれば、結果的に両方ともダメになってしまう・・。つながりがあるから、次々とみんなダメになっちゃうからね。 命というシステムは自らを破壊することはない・・。だからさ、コロナウィルスにも何か役割がきっとあるのだと思うんだなあ。

それが、人間がその暮らし方・生き方を見直して、変えなさいということだと警告しているのだと思う。 三密を避けるなんてことは、単なる直接対処であって、根本は我らの生き方・暮らし方を変えないことにはウィルスは攻撃をやめないね、きっと。  生命の地球史では、ウィルスは太古から存在していて、生物の進化に大きな影響を与えてきたという学説もある。 まさしく、コロナは人類の生態変化!進化を促していると私は思う。

今は、たいへんな時だけど、まずは、自分の命を元気にしてあげること、そして自分の回りの家族や知り合いを大事に思いやるしかないんだとおもうよ。 人間の知恵と科学と思いやりをもって、さらには人間が生き方・暮らし方を変えることに思い至れば・・、きっとコロナウィルスの猛威は静まるよ。

今は自由にみんなと遊びぶことはできないだろうけれど、まずは、よく栄養をとって、寝て、家の中でも楽しいことを考えて、自分で自分を遊ばせて、自分を楽しませる、そして、周りの人たちにも思いやりをもってハッピーにして欲しいな(自分を元気にする⇒これを免疫力を高めるという)。

がんばってください。

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暗くなってきた。

2022-01-25 10:55:46 | 自然学校の日常

積雪量は例年よりも多いのかしらん・・・?  学校の廊下が暗くなってきましたが、窓をみるとまだ埋まりきっていない・・・、まだ1月下旬ですしね。

屋根の雪下ろしで道内ではあちらこちらで事故が起きていて、落雪に埋まってしまい亡くなったかたも出ています。雪が多くなるも暖かい日もあるこれからの季節は要注意です。 

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