高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

元気いちば

2013-09-22 11:58:42 | 自然学校の日常

月に一回(8月はお休み)始めた地域コミュニティ活動「元気いちば」。 自然学校(生涯学習センターでもあります)の校庭にタープやテントを張って、近所のお年寄りや農家が作った野菜の産直コーナー、フリーマーケットが出店。 大空喫茶を開催します。

黒松内の行事も重なり、7月より参加者が少なかったのですが、それでも集落内のお年寄りがやってきて、品物を手で触って、お茶を飲みながら会話を楽しむ空間となっています。 日頃顔を合わせることが少ない地域内の若い世代の交流、都市からの学生さんと地域のお年寄りのふれあいもあります。 

コミュニティづくりと、あまり肩肘を張らずに、これからも出来る範囲で続けてゆきたい行事です。

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珍しい生き物達

2013-09-21 23:38:15 | めずらしい

中国の南、ラオスとの国境近くのシーサバンナ地区にある国立熱帯植物園はかなり広く、あちらこちらに研究施設や研究室の滞在施設が点在していました。 また、大きな東屋の休憩所もあり、観光客を案内する電動カートが動き、ガイドが解説をしている様子もありました。ゆっくりと自然の中を歩く時間も欲しかったのですが、インドアな会議が大部分でした。 なので、現地コーディネいたが気を効かせ、セッションごとに会場を園内の部屋や野外休憩テラスへ移し、歩いて移動しつつ植物園の各所を見せてくれるという配慮がありました。

ゆっくりと観察する時間はありませんでしたが、それでもいくつか珍しい生き物に遭遇しました。

いったいどんな蝶ちょ、あるいは蛾になるんでしょうか・・、それとも違う生き物?

こやつは夜の軒先にいたのですが、高くて私には良く見えませんでした。 イモリだそうです。

たたたたた・・・コケッ! とびっくりするほどの大きな声で鳴いているのは耳で確認できました。

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544位

2013-09-21 22:47:05 | 日記

何が起こったんだ・・?? 昨日の私のブログのアクセス数が gooブログ1,931,364本中の第544位に急上昇。これまでアクセス多くて1000番台、いつもは3000位前後をうろちょろしてるんですが・・・。

皆さん、どのブログ内容ににアクセスしたのかな。解析するかな。

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慌てた

2013-09-21 22:37:40 | プログラム 研修、講演等

今晩は関西のNPOサウンズウッドさんが実施している木材コーディネイター養成講座を受講した方を中心としたかフォンプロジェクトの面々20名ほどが黒松内町自然の家に滞在中。なんでも明日は直方体の木の楽器カフォンを作るワークショップをブナセンターで実施するとのこと。 その前夜の事例研究会で 黒松内ぶなの森自然学校の報告をする予定だったのですが、 バタバタしているうちに約束に時間を失念して、大遅刻。

幸い、先の発表だったので順番を遅くして頂き、大きなことなきとなりましたが、たぶん開始時間が2、30分は押したんではないでしょうか・・・・。  ごめんなさい、すいません。

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そだちば

2013-09-21 22:35:54 | プログラム

月に一回のペースで開催している黒松内「そだちば」活動。 都会の若者に田舎での社会活動(農業支援、高齢者支援など)を通してさまざまな実体験を積み重ねてもらおうという試みです。

この週末には四人がぶなの森自然学校に滞在しています。本日は、渡辺農場のブルーベリー畑の手入れ。 地域で生きる様々な大人たちに出会うことで、生き方・暮らし方・仕事の仕方を考えてもらいたい。若者、特に学生たちに蔓延している企業就活脅迫観念を少しでも和らげてやりたい。

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そだちば・・とは。

2013-09-21 19:36:42 | 日記

食欲にも地域の食材で応じる「そだちば」です。 TNK君どんぶり飯三杯目は、ブリ漬け丼!

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中華料理

2013-09-19 23:10:10 | 日記

移動に会議の連続で観光らしきことはほとんでありませんでしたが、毎日中華料理。 円卓を囲んで7~8人で食べることが多く、座り方を間違えてしまうと、中国語だけの中でぽつんといることになってしまいます。 中国語(北京語)はずっと聞いていると、なんだか聞き取れるような気がしてくるのが不思議です。音節の違いはわかりやすい。しかし、同じような発音がたくさんあるので、日本語の50音だけでは表現できない。 なんとなくニヤニヤ聞きながら、カタコト英語の人とやりとりしてコミュニケーションを図っています。

さて、今回は中国の南のシーサバンナ、中間部の上海でしたが、料理の味付けはかなり違います。 

南の料理は、美味しいのですが一般的にどれも辛い。 上海郊外の会場での食事は肉料理が多く、野菜が少ない。どうもいろいろな鳥肉があったようです。 街中で最後の夜に食べた上海料理が一番口にあっていたかな。南にくらべてやさしい味付けだなと感じました。

上海は、なんだか東京新橋界隈を歩いているような気がしました。

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オーガニック農場と自然学校

2013-09-18 23:09:27 | いろいろシゴト

上海ミーティング二日目の午後はエクスカーション(視察)でした。 湿地帯の半島部にある農村集落を訪れました。平野が続く都市郊外の農村風景は、山が見える中で生活している私にとっては、身を隠すところがないようで、少しばかり精神的に不安になります。

 訪問した集落で見たもの、見たことはオーガニック農業と自然学校の意外な展開のコラボでした。 都市生活をしていた人がここ2、3年、農村集落に移住をしてきて地域農民と一緒に約3haの有機栽培と自然学校を展開しているのです。

移住した農場スタッフが住んでいたコンクリート船の上のコンクリートの家。 つまり浮かんでいます。                               

農場長さんは、元中国空軍で20年軍人生活、その後外国自動車ディーラー・アウディの役員をして車の営業を(軍関係者に売ってたんでしょうな)7年か8年やって、3年前に脱サラ。 ご自慢の電動三輪車バイク型。 一般交通手段として中国には電気バイクがたくさん走っています。

自然教室を展開しているNGO(非政府系ということで、中国ではNPOではなくNGOと自称カテゴライズしています)が三団体入っており、農業チームは別に組織化されており、「生き物がたくさん棲む農業」をコンセプトに地域(つまるところは国家ですが)から畑と田んぼを借りて有機農業を始めています。それらが連携しながら協同・共同体を創りだそうとしているのです。 まだまだ土作りには時間がかかるということでしたがいろいろな野菜を生産、特に地域独自の種の保存も心がけている、生き物が住める環境を創り出す努力をしている、さらには1300羽もの合鴨農法の水稲づくりも展開していました。既存の農業者は離農しているようで、日本同様、都市周辺の農業は高齢化しており、地域の農民のお年寄りたちが生産に協力をしています。

                            

役目を終えて田んぼから離れ、肥育中のみなさん。 これから肉へと出荷されてしまいます。

話は元へ戻して・・、自然学校や農場は、子ども、親子を対象にした有料の自然体験活動、土にふれることを目的にした大都会上海にある企業研修にも農業・自然体験活動を実施しているとのこと。もちろん、作物も出荷しています。 農業型の自然学校を進めていました。出資者は都市生活者であり、やればできるんだなと、むしろ、私の方が参考になりました。 

ただ、社会主義国ですから、土地の個人所有はできないので、一応は10年契約で土地利用をしています。しかし、急速に人口が増えている上海、すでに2000万人、新興住宅のような同じ設計の住宅も農場の近くには建てられており、研修会の会場付近には高層アパートも建てられていました。土地利用の政策がいつ変わるともしれないことには不安があるようでした。

 一方、ミーティングの参加者の中には、自然生活・児童自然教育をテーマに掲げ、日本の大地の会のような安全安心の農産物などの宅配システムを行い、その収益をつぎ込んで親子自然教室を展開している人のプレゼンもありました。ドイツに研修にも行き学んできたそうですが、ヨーロッパ型の自然学校しか知らなかったと言い、スタッフの確保、研修等運営上の悩みの相談を受けました。事業と成り立っている、スタッフさえいればもっと拡大できるという話にも、私の方が驚きました。

億の単位の貧困層と億の単位の超裕福層、そして数億の中間層が台頭している中国です。 既存企業への就職がままならないなか、20から30代の若者の社会起業へのモチベーションも高まっていると感じました。

う~~ん、中国市民社会の進展はあなどれず。

私達日本人、そして中国人も 対中、対日報道は、政府報道だけに頼っています。 日本の大手TVも新聞ももうひとつの本当の中国の姿を伝えていません。日本の本当の姿は中国の多くの人が知らないと同様に、日本人の多くも中国の一般生活者のことを知らないと思います。 中国では日本の右傾化ばかりがクローズアップされ、日本でも中国市民社会の様子はまったくと言っていいほど紹介されません。 これではお互いの溝が深まるばかりです。 

しかし、両国の社会システムはかなり違います。 それを含んだ上で、市民同士の友好な関係を産んでゆくのは、両国の次世代にとって、とてもとても重要なことだと思います。 

 

 

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中国自然学校・上海ネットワーク会議

2013-09-18 22:52:59 | いろいろシゴト

二日間上海郊外のネット環境のないところにいました。 只今、市街地のホテルに着・・・。 疲れたなあ・・。やっぱり。 当初はもう一週間あり私は途中より合流したのですが、先発の三人(森さん、梅崎さん、Fancy)は2週間の旅。なんでも往復20Kmの自然保護区の山中トレッキング、それも雨にあたった旅程もあったそうで、私が参加していたら、確実に体力的に持たなかったな。 

****

上海市街地から車で小一時間郊外に出た大千庄意示園の会場に30名を超える人が集まりました。ここは湿地帯の中にある宿泊ロッジが併設の自然遊園でした。 私は日本の自然学校・自然体験型環境教育の今、歴史について、ねおすや黒松内ぶなの森自然学校の活動について報告させてもらいました。 参加者はすでに自然教育の実践活動をしている人が多く、事例発表もかなり具体的で質問の運営に関わる課題がいくつもだされました。 

 参加者負担、日本円にして3000円位のワンデイプログラムから2、3万円の宿泊体験活動まで、農業体験、キャンプ活動、竹を材料に子ども達と大きな基地(天空のラピュタをイメージ)づくりなど多彩な報告がありました。 2010年位に設立された団体が多くあるようで、急速に中国で自然教育・自然学校の動きが始まっています。

日本の私たちの参加料について、「安いね」という感想も出るほどです。 都市部での物価は、交通機関などはとても安いですが、消費財や食費については日本に比べて多少安いという程度です。人口の一割は億万長者と言われる社会で、格差は広がっているが中間裕福層も急速に増えている社会ですから、参加者負担によって運営を成り立たせる自然学校が数多く設立される可能性はとても高いと言えます。 

一方では、同じ組織内で作られたプログラムに対して、作った人に毎回使用料を払っているという、日本ゆではちょっと信じられないような著作権問題もありました。活動を悪意に真似、利用されることに対しての心配は強いようです。  

ここに集う人々は、公正・公平が行動理念そして、態度にも現れており協働ネットワークの意識は高いです。今後はいかにして、明確に自然体験活動・自然学校のネットワークを立ち上げるか、そのうえで共通の理念をより多くの人、団体と共有してゆけるかが鍵でしょう。

このプロジェクトリーダーでもある市民ネットワークの代表のYanYan先生を北海道に招いて中国市民社会についての座談会を札幌で10月に予定しています。 この案内は帰国後にアップします。

中国で一番古い独立系の新聞に取材されましたので、ねおすのことが中国の新聞に載るようです。

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熱帯雨林植物園

2013-09-16 22:32:20 | 日記

昨夜の打ち上げ懇親会は、日中の歌の交歓をする賑やかな会となりました。日中の間にはいろいろな課題はありますが、市民レベルの交流も続けてゆかないと人々の気持ちの乖離も起きてしまいます。そんな観点からも環境教育をテーマにした交流も進めてゆくべきだとつくづく思います。

さて、本日は移動日です。午前中は時間の空きができたので、熱帯雨林植物園を駆け足で見学。一度は伐採された二次林であり人工的にも整備されてきた場所ではありますが、昔を思わせる巨大な樹木があり、なかでも締め殺し植物に見事に絞め殺されてしまった巨大なガジュマルの木が元の原型をとどめて密林の中に空高くつた系植物だけで姿を形成しているのには驚きました。 板根も大きな木がありました。 ゆっくりと一日かけて歩きたいものです。 もう一度来れる機会はつくれるかなあ・・・・。

午後は昆明経由で再び上海まで戻りました。 なんだかんだと毎日4、5Kmは歩いているんじゃあないかな。 味は濃いがおいしい中華料理ばかりたべているので、胃がもたれ気味。 今晩も上海市民おすすめの庶民的なお店に、東京新橋界隈を思い起こすような都会の町並みを20分ほど歩いて行きました。気を使ってくれたのか、比較的あっさりとして、これまた美味しかったのですが、身体内外ともお疲れ気味ですが、明日から再び二日間の自然教育・環境教育の集まりに参加して来ます。

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